JAみどりの産地交流会「田んぼの体験!草取りと生き物観察」一日目②
作業を終え宿泊先「ロマン館」へ向かう途中、車窓から見えたのは、
緑色の絨毯を一面に敷き詰めたかのような田んぼの真ん中に、シロサギがポツンとたたずむ姿。
ポストカードのようで、とても素敵でした。
夕食交流会では、JAみどりの各地域から持ち寄られた食材を、
女性生産者さんが美味しく調理して下さいました。
おにぎりはもちろん、炭火で焼いた笹かまや、大豆やピクルスを散りばめたじゃがいものピザなど。
メニューは盛り沢山で、どれも美味しかったです。
中でも、「自分味噌汁」は、JAみどりのの大豆で作られたお味噌に、
ダシや野菜など20種類近くの具材を自分好みで組み合わせ、最後にだし汁を注ぐというもの。
子供達に一際人気で、みんな思い思いの味噌汁を作っていました。
変わりダネの具材は「かっぱえびせん」を砕いたもの。子供達に好評でした。
きゅうり好きの息子は、きゅうりとズッキーニの見分けがつかなかったようで、
お椀の表面を覆う程ズッキーニを大量に入れた自分味噌汁を完成させ、やや苦戦していました。
交流会では、米作りや野菜作りに対する生産者さんの思いを聞き、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
日常的にやって下さっていること一つ一つが、我々が想像している以上に大変な作業ばかりで・・・。
生産者の方の苦労や努力を知る機会になりました。
子供達も、自分の家にお米が届くまでに、色々な作業があることを身を持って知ることができました。
交流会の後、楽しみだった「ホタル観察」も無事行うことができました。
バスを降りると真っ暗闇。隣りにいる人すら見えません。
まっすぐ歩くのも難しい。立っているとクラクラして来ました。
子供達はも「怖い!」「見えない!」と、はじめての暗闇を怖がっていました。
ぽわーんと、小さいけれど力強いホタルの光を数回観察することができました。
光る度に、「うわっー」と歓声が沸き起こりました。
子供達が観察できるよう、こうへい先生が事前にホタルを一匹捕獲して、
小さなケースに入れておいて下さいました。それが、一行を導くランタンのようで幻想的でした。
盛りだくさんの一日。お腹いっぱいの一日でした。そして子供達はこんなに仲良しになりました。
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