いわて花巻 秋の交流1日目
9/30(土)~10/1(日)、とても楽しみにしていたJAいわて花巻 秋の交流に参加しました。
せっかく久しぶりの夫婦二人の遠出旅行なのに、
朝から高校生二人の登校時間と重なり、バタバタしてしまいました。
東京駅9時集合。お弁当を買ったり、トイレに行ったり、あっという間に新幹線の出発時刻。
我が家を含め7家族と職員の方4名、総勢21名の旅。
東北新幹線やまびこ55号に乗って3時間18分。
長い、長い、長すぎる・・・遠い・・いわて花巻。
やっと新花巻駅に着いて、バスに乗り込むと、雨がぽつぽつ降ってきました。
(前日から雨マークがついていて雨の中の稲刈りを覚悟してはいたものの・・・)
ホテルに向かう道中も雨がしとしと降っていて、出迎えてくださった小原さんも
「う~ん。この天気、稲刈りするかしないか、とても悩んでいます。
晴耕雨読、雨の日には基本的に稲刈りはしません。
コンバインにオレンジのシートが被せてあるでしょ。雨の日はみんな温泉行っちゃうから。・・・。
でも、おうちからわざわざ4時間かけて岩手まで来て、夕食までホテルの部屋でゴロゴロも
嫌でしょう。・・・・・。稲刈りするしないどちらにしても、まずは田んぼを見に行きましょう。」
と、おっしゃって。
急いでチェックインして、雨具、長靴に履き替え、バスで田んぼに向かって出発。
田んぼに向かうにつれ雨が弱まり、説明を聞くころには雨もやみ、待ちに待った稲刈りをすることに。
稲穂はもう頭を垂れるを通り超え、横倒しになったような形で田んぼに覆いかぶさっていました。
見事な稲穂。辺り一面の黄金色。我が家のバケツ稲とは比べ物にならない。
一家族に一名、生産者の方がついてくださり、稲の持ち方、のこぎり鎌を引く向きなどの
収穫の仕方を教わりました。
刈った稲10回分ぐらいずつを束ねる結束の仕方も教わりましたが、
私には難しく、なかなか要領を得ませんでした。
それでも、ザクッザクッと音を立てながらの稲刈り体験は、私の記憶の中では生まれて初めてで
とても新鮮で楽しかったです。
続いて、サツマイモの収穫体験をして、大きすぎる(重すぎる)さつまいもをお土産にいただきました。
(小原さん曰く、秋に来る人は、田植えも種も何も植えないし、草取りもしないで、秋になってやってきて収穫して持ってってしまうんだよ。なんなんだ?)
しかししかし、それはさておき
ひょいと隣の田んぼをコンバインが稲刈りするのを見て、みんな、あっけにとられてしまいました。
コンバインの威力に、ただただ、すごーい。速ーい。開いた口が塞がらなーい。
だってだって、私たちが小一時間かけて行った稲刈りを、ものの5分で終了してしまったのだから。
さらには、さつまいも掘りをしている間に、私たちが結束した稲穂も
おじさんたちがコンバインに次々と流し入れ、脱穀してしまったのだから。
なんだったんだー。
それにしても機械ってすごい。コンバイン開発した人すごすぎる。
稲刈りから帰るバスの中で、
今年の夏は岩手でも35℃を超え、雨が降らず、稲にとってあまりよくない環境だったと。
いもち病になって米が割れたり白くなったりして、
例年より一等米の割合が下がっているとのお話も伺いました。
ホテルに戻ってしばらくすると雨がザーザー降ってきました。
雨に濡れず、無事稲刈りができて、ほんと良かったです。
その後、予定を少し早めて、雨のため屋内で夕食交流会がありました。
女性生産者「小山田美女会」の皆さん手作りのお料理。
野菜の天ぷら、なすとピーマンの甘酢漬け、きんぴらごぼう、昆布とこんにゃくの煮物、
なすびとみょうがのお漬物、冬瓜の煮物、かぼちゃのタルト、きなこ餅とごま餅、
きゅうりのなます、大根のなます、山盛りのシャインマスカット、
さらにつきたてのお餅の入った具だくさんの根菜汁、
岩手和牛の炭火焼きステーキ、さつまいもご飯等々。お楽しみで餅まきもありました。
食べ切れないほどの量。どのお料理も体に沁みて、しっかりした味付けのご飯に合うおかずばかり。
おいしすぎて、ついつい食べ過ぎになってしまいました。
最後に、参加者から今日一日の感想を伝える時間もありましたが、
至れり尽くせりで、おもてなしが度を越しているような気が・・・。
その後、慌てて温泉に浸かり、(21時までの営業だった・・・)至福の眠りについたのでした。
(K.T.)
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