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2024年5月20日 (月)

JAいわて花巻 春の交流一日目

5/11(土)、5/12(日)快晴。

JAいわて花巻 春の交流に9家族24名、職員他3名の総勢27名が参加しました。

私は2度目でしたが、春の交流は初めてでした。(田植えも初)

スケジュールの流れ、ホテルの利用方法、田んぼまでの道中の景色など分かっている分、

少し気持ちに余裕がありました。

Img_20240512081548887_2 宿泊したホテルフォルクローロ花巻東和

予想外に、空気がもわ~っとしていて横浜より暑いなと感じました。

朝晩はグッと冷え込むそうで、その寒暖の差でお米がおいしくなるそうです。

 

ホテルで早速、田植えの格好に着替え、バスで田んぼに移動しました。

虫(田んぼの中の寄生虫を含む)に刺されないように長袖、長ズボン、ハイソックス(これは必須)など

なるべく肌を出さないほうが良いと勧められました。

持参した長靴は気持ち短いようで、中にどろどろの土が入ると厄介なので、覚悟を決めて履かないことにしました。

ハイソックスだけの状態で、いざっ、田んぼの中へ。

田んぼはそんなに冷たくはなく、ぬかるみそのもの、底あり沼?

あ~もう引き返せない感じ。身動きが取れない。行くしかない。やるしかないのでした。

そんな私の横で、小さな女の子が膝まで田んぼに浸かっても、泣きもせず、ぐずりもせず奮闘していました。

Img_20240511144501213 これは、苗を真っすぐに植えるための目印となるラインを田んぼに引く機械です。

田んぼに引かれた何本ものライン上には、凹んだところと山になっているところがあります。

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左手に苗床を持ち、右手で2、3本ずつ苗をちぎり取っては、山になっているところにしっかりと植えつけました。

★田植えで注意すること

①苗は一か所に2、3本ずつ。(とてもちぎり取りにくいのですが、一か所にたくさんの苗を植えると

育ちが悪くなってお米の粒が小さくなるのだそうです。)

②倒れてしまわないようにしっかり植えつけること。

 

ラインを挟むように足を入れ、一人が二、三列を受け持ち、田んぼの手前と向こう側から二手に分かれて田植えをしました。

ブカッ、ブコッ、ブカッ、ブコッとあちらこちらで足を抜く度に、独特な音が聞こえます。

でも、私は、ひっくり返らないように田植えに集中することだけで手一杯でした。

(さすがに、田植えをしながら写真を撮る余裕はありませんでした。ごめんなさい。写真がありません。)

 

★田んぼでひっくり返らないコツは

①前かがみになる。

②足を横一列に揃えず(仁王立ちは×)、前後に開いて立ち、体を安定させる。

だそうです。

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右がみんなで田植えをした田んぼ。左が田植え機が田植えした田んぼ。

田植えが終わると川からポンプで汲み上げた水路から田んぼにチョロチョロと水が引かれました。

いかにも『田植えの終わった田んぼ』になっていくのを見るのは何ともうれしい光景でした。

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今回、生産者の方と一緒に田植えをしたお米は、JAいわて花巻交流玄米として、秋にカタログに掲載されます。

栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料を使用しない安心なお米です。

 

田植えの後は機械による田植えを見学し、こんな機械を作ったのが凄いな~と感動しました。

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水路の、気持ちいいほど冷たい水で足を洗い、次は畑に移動してさつまいも(紅まさり)の植え付けと、まだまだ小さすぎる新玉ねぎの収穫をしました。(これはお土産にいただきました。)

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帰りのバスの中で田んぼに悪さをする獣の害について聞きました。

鹿の被害。春は稲の若葉を食べ、秋はお米を食べてしまうのだそうです。

いのししが田んぼに入ってしまうと、踏み荒らし、臭いがついてしまって全部ダメ。

収穫できても出荷できなくなるそうです。

田んぼの周りには、害獣対策のために電木という電気が通る黒い棒と電線がぐるりと張られていました。

前回来た時には無かったものでした。

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夕食はホテルの向かいにある『なんとうめじゃ 食事処』の屋外で、

女性生産者『小山田美女会』のみなさん特製の山菜尽くしのお料理の数々をいただきました。

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こごみやウドの葉、よもぎ葉の天ぷら、かぼちゃの天ぷら、ごぼうと人参のかき揚げ。

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ふきの煮物、うどのマヨあえサラダ、うるいの味噌掛け、よもぎ餅。

金時豆の赤飯、炭火のお釜で炊いた『いわて花巻ひとめぼれ』。

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太い立派なアスパラにベーコンを贅沢に巻き付けたアスパラベーコン。

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だまこ汁、変色予防のビタミンCのみ添加の100%リンゴジュースに岩手の地酒等々、

小山田美女会のお料理は、素材を生かした素朴な味わい。

何度いただいても身体に沁みる優しい味です。

今回は岩手牛を堪能しました。

大きな塊7㎏を、丁寧に脂など切り取ったのち2㎝ほどにスライスし、炭火で豪快に焼く。

子どもたちもお肉の塊を一人で持たせてもらったり、アルコール消毒した素手で触ってみたり、

焼いているお肉の上から塩コショウを振りかける順番待ちをしたりして楽しんでいました。

玉ねぎをおろしたもの、玉ねぎをスライスしたもの、大根をおろしたものそれぞれに

味ぽんを加えた特製ステーキソース三種。

スライス玉ねぎ味ぽんソースでいただくのが特に絶品でした。

スライスして焼いただけなのに、岩手牛のステーキは本当にトロリとやわらかくて、いくらでも食べられました。

あんなに子どもたちが塩コショウしたのに、お肉の脂で流れてしまうらしく、全然しょっぱくありませんでした。

「わさびもツンとこないからおいしいよ。」とおっしゃっていました。

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子どもたちも、いつの間にか友達になっていて、暗闇の中を一緒に走り回っていました。

生産者の方との距離感が近くて、とても居心地が良く、

たくさんの人たちと、わいわい喋りながら食べる夕食は久々に楽しすぎて、あっという間に終わってしまいました。

 

 

 

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