みんなチョコレートだいすき!
でも安価で手軽に買えるチョコレート、
パッケージの裏の原材料表示をご覧になったことありますか??
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10月8日(火)新横浜本部・調理室にて、特定非営利活動法人APLAより
野川さん、廣瀬さんをお招きし、チョコレートワークショップを開催しました。
昨年も開催し大好評、今年は2回目の開催、抽選で当選された15名で
カカオ豆からつくるチョコレートづくりに挑戦しました。
講師の野川さんよりまずカカオについてのレクチャー。
カカオマスとココアバターを刻み、溶かしていきます。
テンパリング、という温度調整がきれいにチョコレートをつくるカギ!
みんな真剣に温度計とにらめっこ!!!
↑さきほど溶かしたバターにマスコバド糖(こちらもフェアトレード商品)
に加えたビターチョコレート。
↑こちらは、粉砂糖と全脂粉乳を加えたミルクチョコ―レート。
砂糖の多さにびっくり!
市販のものは、もっともっと
たくさんのお砂糖が入っているんでしょうね、、、涙。
型に入れて冷蔵庫で冷やし固めていきます。
生地はテンパリングのおかげか、つやつや!!!
こちらが、焙煎したカカオの豆を割ったもの。
アーモンドのような形と硬さ、薄皮を取り除き、中の実だけを使用します。
(この薄皮はあとでお茶に。無駄のないカカオ豆!)
実の部分のみをすり鉢で擦っていき、ペースト状にしていきます。
工場では、機械で24時間以上もすりつぶすんだとか!
びっくり!
こちらも砂糖を加えペースト状にして、バナナにかけて、
大人のチョコバナナにしていただきました。
そしてお待ちかねの試食タイム!
カカオティ、チョコバナナ、ビターチョコレート、ミルクチョコレート、マーブルチョコレート
チョコレートづくしの、あまくておいしい試食タイム、
みなさんからも「おいしい!!」と絶賛の声!!
途中、現地パプアでのカカオ豆の生産現場での児童労働などの問題、
バナナに関しては、見た目重視でしか買ってくれない日本人むけに、
いかに傷のないバナナを生産出荷せざるを得ない現地のお話し、
増える農薬の量、その生活環境の変化、
現地のひとびとの暮らしがおびやかされていること・・・
たくさんのお話を伺いました。
わたしたちが簡単にスーパーで安価で買える身近なバナナ、
その背景にはさまざまな問題が隠されています。
すべてを変えていくことは難しいけれど、
すこしずつ、
すこしずつ、
まず我が家の食卓を見直してみる・・・
そんなきっかけになる企画になりました。
きょうのワークショップの様子は、来月パプアにいくスタッフが、現地農家さんたちに
見せてくださるとのこと。
みんなの士気が高まるんです、とおっしゃっていました。
そうやって、現地の方とのコミュニケーションを
大切にするAPLAの姿勢も素敵だな、と思いました。
私たちは買い支えることしかできないけれど、
パプアのカカオ豆ぜひ応援し続けていきたい!と思いました。
気になる方は、パルシステムネットショップ内の
フェアトレードのコーナーに
手作りチョコレートキットセットが販売されています。
お子さんと一緒につくっても、きっと楽しめます。
ぜひ体験なさってみてくださいね♪
(Nana)
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