すくすくパン豚料理交流会に行ってきました
5月21日(火)に小田原の梅の里センターにて、
神奈川のすくすくパン豚料理交流会 が開催されました。
当日はあいにくの大雨で電車の遅れ等心配がありましたが無事にスタート!
まずはパン豚を育ててくださっている、(有)山口養豚場 山口社長 からパン豚についてお話を聞きました
農場は神奈川県唯一の村である清川村にあり、なんと職員13名で年間14000頭も育てているそうです。
そのうちの約1割が(株)パルブレッドのパン粉を食べたパン豚になります
山口養豚場の豚肉のおいしさの秘密は3つ!
1つ目は、アニマルウェルフェアな環境
母豚(出荷される肉豚を産むお母さん豚)は、1頭ずつ狭いゲージ飼いが一般的……
山口養豚場では、母豚にできるだけストレスをかけないようにするため、ゆとりあるスペースに群れで飼う「群飼」という飼い方をすることで自由に動くことができます
肉豚を飼育している豚舎は、山の斜面に南向きに建てられています。太陽の光がしっかり入り、風通しがよく常に換気ができるのでストレスなく健康な豚が育ちます
特にこれから暑くなる時期、体温調整が苦手な豚にとってはツライ時期になるそう
2つ目は、徹底された衛生管理
豚舎内のすべての豚が外に出たら洗浄・消毒し、次に入る豚を豚舎に入れる「オールイン・オールアウト」という方法を徹底しています。
全国的に心配される豚コレラは猪等が媒介することもあり、衛生管理の基本である病原体を①入れない②広げない③出さない、を職員全員で取り組んでいます!
3つ目は、成長段階に応じた完全自家配合飼料
全国でも数少ない人工乳(離乳食)から完全自家配合飼料!!
飼料に乳酸菌・納豆菌などを入れることで臭みのないお肉にするだけでなく、
ビタミンEやポリフェノール等の抗酸化作用で肉の日持ちが長くなる工夫も
そして出荷2か月前からパン粉を12%混ぜた飼料を食べた豚がパン豚になります
パルブレッドでしっかりと温度管理がされているためカビや痛みのないパン粉が届くそう!
こうした連携もパン豚のおいしさの秘訣なのかもしれません。
こうして愛情込めて育ったパン豚ですが私たちの手元に届く時には冷凍ですよね
(株)パル・ミート 加藤さんから、美味しく食べるためのコツをお聞きしました!
ずばり、常温に戻すこと
冷たいまま焼いてしまうと、肉汁と一緒にうまみ成分が流れていってしまいます
肉汁を閉じ込めるには短時間で一気に焼き上げるのが大事です!
冷蔵庫で解凍するかたも多いと思いますが、焼く前には常温に戻すと旨みUPですよ
特に厚切りのお肉を焼く場合は、密閉袋に入れてぬるま湯につけてほんのり温かくするとさらにGOOD
このコツを知った皆さんはもうパン豚の美味しさを余すことなくいただけますね
そして、お楽しみのお料理タイム
山口社長の奥様から美味しくて簡単にできるレシピを2種類教えていただきました!
たくさんの野菜にこれまたたくさんのお肉をのせた蒸し豚
パルシステムの白だしでさっぱりと。
新玉ねぎをくりぬいて挽肉をぎゅうぎゅうに詰めた玉ねぎの肉詰め
玉ねぎは小田原ジョイファームの立派な新玉ねぎでした。
バラ肉と肩ロースの食べ比べもタレ等つけずに塩コショウでぱくり
お肉の臭みがなく、脂身なのにさっぱりと甘味も感じられていくらでも食べられます!
皆さんお腹いっぱいパン豚をいただき和やかなランチタイムとなりました
本年度、川崎北エリアでは、山口養豚場との交流を通して『すくすくパン豚』をおすすめしていきます!
次回は、9月28日(土)に大好評のBBQ企画となります
毎年抽選となる大人気企画ですので、皆さん応募は忘れずに
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