JAいわて花巻 初夏の交流⑤
よしださんの牛舎見学の後は、最北の和紙工房 成島和紙工芸館へ。
ここで手漉きの体験です。
継承者の青木さんのご指導のもと、みんな思い思いの作品を仕上げるべく格闘しました!
青木さんは昨夜の交流会ではお肉など焼き担当だったので、子供たちの何人かは。「お肉焼いていた人がなんで???」というような顔をしていました。
花巻のみなさんはなんでもできるんですよねー。
伝統工芸の紙漉き、各地にありますが、どこも後継者不足。
技を伝える人はもちろん、紙漉きの道具を作る人も少なくなっていて、この先どうなるかなあ、と青木さん談。
少子高齢化はどこでも問題のようです。
みんな説明を聞きながら、こんなのを作りたいなあと思い描き、いざ実践。
色を組み合わせたり、構図を考えたりなかなか大変でした。
すいたものは乾燥室で乾燥してもらってできあがりです。
名前を書いたり、手形を記念にしたり。
いい思い出になりました。
作成したあとは、外の広場で散策したり、のんびり初夏の花巻の時間を過ごしました。
小山田美女会のかたたちが昨夜に続いて、私たちのお昼のためにやってきてくださり、
昨年の交流田のお米を羽釜でたいてお昼御飯です。
うまくできないとお昼を食べそこなうので、美女会の皆さんのアドバイスをよく聞いて、みんなで薪をつけて
ご飯をたきました。
たきたてのご飯に、おいしいおかず。気持ちのいい風に青い空。
高のお昼ご飯でした!
食後はすぐそばの猿ヶ石川へあゆ釣りのしかけを見に行きました。
ご飯を食べてる時にはまったくわかりませんでしたが、すぐそばにけっこう大きな川が流れていました。
季節になると釣り人がたくさん来るとのことでした。
最後に青木さんとそれぞれの作品を持って集合写真。
この後は産直あおぞらで少しだけお買いものをして新花巻駅へ向かいました。
名残惜しいけど駅で簡単にお別れ会をして、お見送りにきてくださった生産者さんへ
参加者の方それぞれ思いを伝えました。
たった26時間の花巻滞在。
でもとっても濃い時間でした。
日頃の生産者さんの大変さ、少しは感じられたように思います。
この二日間を思いつつ、また神奈川にかえっても花巻のお米、かみしめたいと思います。
花巻のみなさん、ありがとうございました!
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