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12月6日(2日目)
棚田が続く交流田んぼは、前夜に降った初雪に覆われていました。
宮沢賢治の記念館と童話村を見学。
「雨にも負けず・・・」の詩が書かれた手帳や、給料を貯めて買ったセロなど
遺品が多く展示されていました。
昼食は賢治がよく通った「やぶ屋」でサイダーと天ぷらそばをいただきました、
この組み合わせが大好きだったそうです。
隣に座った生産者の方は、「明日から和紙作りの仕事に取り掛かります、
来年の岩手国体の表彰状になるんですよ。」と言われていました。
駅に向かうバスの窓から、田んぼを潤してくれる真っ白な早池峰山、
その後ろにうっすらと岩手山が見えました。賢治もきっとこの風景を見たんですね。
生産者の方たちはそれぞれのお仕事で忙しい中、笑顔でたくさんの質問に答えて下さり
「新花巻」駅まで見送ってくださいました。
今年度、春から始まったJAいわて花巻の産地訪問も4回目になりました。
(12月5日 1日目) 東北新幹線「新花巻」駅で下車、
暖冬とはいえ流石にピーンと張りつめたような澄んだ空気に包まれました。
最初に訪れたのは、江戸時代中期に建てられた重要文化財の南部曲り屋「小原家住宅」
L字型の建物に人々と牛や馬が一つ屋根の下に一緒に暮らし、家畜が大切にされていました。
そして今回のメインイヴェント「しめ縄づくり」、
生産者の方に教えてもらいながら、2つに分けた藁束を両手でねじるように編んで行きます。
これが意外と難しい!何とか全員が完成して記念撮影。
おやつという意味の小昼(こびる又はこびり)に、甘酒とがんづきをいただきました。
夜は生産者の方たちと交流会、「小山田美女会」の方たちが心のこもった郷土料理でもてなして
下さいました。干し柿の天ぷらやつゆ餅、かまどで炊いたご飯、大きなステーキなど本当に美味し
かったです。
写真は第一陣、これからテーブルに乗り切れないくらいのお料理を次々と作ってくださいました。
外は牡丹雪がハラハラ、でも部屋の中は温かい交流風景に満ちていました。 ・・・ 。
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