小田原果樹の学校:みかんの花見に行ってきました♪
とってもよく晴れた5月17日(日)小田原果樹の学校スタートです
今年1年間、生産者の石井さんと、横浜北エリア&川崎エリア&平塚エリアのメンバーで交流していきます。
果樹の学校もいろいろなコースがありますが、エリアは「みかんコース」です。
今回は、みかんの花見でした。みかんといっても、冬に出回る一般的なみかんだけではありません。
石井さんの畑にはいろいろな柑橘類が植わっています
そして今日は、その柑橘類のお花がきれいに咲いていました
上の写真はレモンの花。初めて知ったのですが、葉っぱまでレモンの良い香りがします
下はバレンシアの花と実。
この綺麗になった見事な実も、山に住む動物たちのエサとなってしまうこともあるのだとか
上の方はカラスから狙われ、美味しそうな実からつついて食べてしまうそうです
他はハクビシンなどの小動物にも狙われます収穫しようと思ったら、食べられていて収穫できなかったこともあるそうです。
農薬散布が1回とのことなので、動物にとっても、きっと美味しいのでしょう。
でも、丹精込めて育てた作物が実にならないとは悔しいですよね
ネットをかけてある木もありましたが、脚立で登ってかけるのも大変そうな高さの樹も多かったです。
そして、「ネットをかけたは良いけど、収穫もしづらくなったんだよね~」とつぶやかれていました。
ほぼ石井さん一人で作業されているそうなので、大変さがうかがえます
木も年を取るので、新しく植えていかなければならないそうです。
でも、ある程度大きくなって実がなるまで5年位かかるようで、絶対になるとも限らず・・・。難しいですね
キウイの花を初めて見ました!結構大きいです
キウイも収穫してから追熟しすぎてしまうと、お届け時に柔らかくなりすぎてしまうそうで、クレームとなることも
その年によっては全く収入にならず逆に廃棄代がかかることもあります。
今年は気温が高い日もあったため、早く柔らかくなってしまい、2tほど廃棄したそうです
食べられる物を廃棄なんてもったいないと感じました。
柔らかいだけなら、柔らかいのが好きな方用&ジャム用として売れるのではと思いましたが、感じ方は個人差があって難しいようです
消費者として、生産者のリスクを半減できるよう買い支えていきたいと思います
いろいろお話をお聞きしたのですが、天候・気候・動物相手で大変なことが多いので、石井さんに「農家をやめたいと思ったことはありますか?」と直球の質問をしてみました
「ないね。」と即答。
「サラリーマンやったことないからわからないけどさ~」と明るく答えていましたが、その表情には農家としての自信や誇りもうかがえました素敵ですね
交流をしながら、私たちに出来ることがあれば新しく始めていけたら良いなと思いました
また次月も交流報告をしますので楽しみにしていてくださいね
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