平塚エリア Feed

2016年6月18日 (土)

小田原果樹の学校~果樹栽培について学びました~

5月27日(金)に、「小田原果樹の学校(みかん)」を体験してきました。

今年もエリアを受け入れてくださる生産者は石井毅さん。

第1回の今回は、みかんの花見の予定でしたが・・・実施の確認のため事前に電話連絡すると「今年は花が早くて、もうだいたい散ってしまったんだよね」と少し困った様子。「でも、他のこと考えておくから大丈夫!」と言ってくださり、安心していたのですが、なんと当日は雨。

石井さんのお宅に着くと、作業場に出てあれこれ農機具を並べながら、石井さんが出迎えてくださいました。「こんな天気だからね、今日は道具の話でもしようかと思って。」

Dscf2281

一緒に行った私の主人は林業現場作業員なので、石井さんが使っているチェーンソーに真っ先に気づいて、集合前のしばらく、二人はチェーンソーの目立て(刃を研ぐこと)の上手な方法について熱心に話していました(笑)。

Dscf2282

チェーンソーや刈り払い機は何種類も使っておられます。例えば、円盤型の刃で草を刈る刈り払い機は、金属製の刃のほうが切れ味は良いけれど、みかんなどの木の幹の近くや石があるような場所では、木の幹を傷つけたり石にあたって刃が欠けてしまったりするので、ナイロンコードがついていてからめて切るタイプの刃を使うなど、同じ道具でも状況によって使い分けしているそうです。

機械や道具は、刃物が多いですが、なかでも果樹栽培では、倒木や老木を切り倒して処分するなどのため、大きな枝や幹を処理するための移動式の「チッパー」という機械を使っています。これは、木の枝や幹を粉砕する(チップにする)機械で、木のシュレッダーというイメージ。木を粉砕してしまうのですから、相当なパワーと強力な刃(裁断機)をもつ機械です。なんと石井さんは5年ほど前に、作業ミスでこのチッパーに片手を巻き込まれ、ドクターヘリで搬送される大怪我を負ってしまったそうです。そのときのお話を聞かせてくださり、農作業の危険、大変さを学びました。

Dscf2284

キウイの授粉に使う花粉の噴射機、なるほど、そういう道具もあるんですね。これがなければひとつひとつ手で花粉をつけていかなければならず、噴射機はとても便利だそうです。

Dscf2287

そうこうするうち、幸い雨も止んできたので、後半は果樹園を見学しました。みかんの花はほとんど終わっていましたが、そこに小さい実が育ち始めている様子がわかりました。

Dscf2290

Dscf2288

キウイ、みかん、バレンシアオレンジ、レモンなど様々な柑橘があり、また、みかんも何種類もの品種を栽培しておられます。みかんは接ぎ木で育てることについて、実際に木のどのあたりでどのように接ぎ木しているのかを見せていただきました。ひとつの台木に違う2種類を接ぎ木してあるものもあり、驚きました。

Dscf2302

無農薬や低農薬で栽培していると、除草剤が使えないため、下草刈りの作業が非常にたいへんで負担になるわけですが、とくに夏場に草が高く茂ってしまうと、育て始めていた小さく細い苗をうっかり雑草と一緒に刈り払い機で切ってしまうといったミスもよくあるそうです。

イノシシ、猿、うさぎ、ハクビシンといった害獣やカミキリムシなどの害虫、台風や気候変動、病気など様々な障害と日々闘うことは大変なご苦労と思います。また、私たち消費者からは安心・安全のみならず糖度保証など品質面でもいろいろな要求が厳しくなる一方です。そんななか、果樹栽培を愛し、楽しく前向きに取り組んでおられる様子に敬服いたしました。

Dscf2296

Dscf2297

Dscf2303

見学を終えると、石井さんの奥様がとても美味しい自家製の梅ジュースを用意してくださっていました。6月に平塚エリアの地区くらぶ合同ミーティングで行う「梅しごと」の梅も、石井さんの農園から出荷してくださると知り、嬉しかったなあ。石井さんの奥様が、昨年私たちが「できれば梅しごとをエリアの企画でやりたいけれど、エリア経営会議の人数も少ないし、やることが多くてできるかどうか」とぼやいていたのを覚えていて下さり、「「梅しごと」できることになったんだ、と嬉しかった」と言ってくださったことが、こちらもますます嬉しかったです。

Dscf2293

梅ジュースの作り方や無駄なく使う方法などをうかがったり、果樹農家に嫁いできて何もわからないところから農業に携わってきたお話をうかがったり。あっという間の二時間でした。(木こりの女房)

2016年6月 8日 (水)

知ろう食べよう☆ヨーグルト開催報告

5月25日(水)に平塚市中央公民館調理室にて、「知ろう食べよう☆ヨーグルト」企画を開催しましたsun報告が遅くなりお詫び申し上げます。

はじめにPLA(パルシステムライフアシスタント)講師によるこんせんプレーンヨーグルトの学習会を行いましたpenguin

Img_0950

ヨーグルトに関するクイズをしてから、ヨーグルトの食べ比べ(①こんせんプレーンヨーグルト・②市販の生乳100%ヨーグルト・③と④市販のヨーグルト)を行いました。

Img_0948


「これはすっぱい」「これはまろやか」「水っぽい」「見た目がまとまっている」などなど、4種類のヨーグルトを試食した参加者からはさまざまな感想があがりました。

Img_0956

試食をした後に4つのヨーグルトの商品パッケージの原材料名表示を見ました。
すると生乳のみで作られたもの(①と②)と、乳製品と生乳などで作られたもの(③と④)に分かれることがわかりました。

Img_0959

Img_0960

Img_0961

Img_0962 


原材料名は多いもの順に書かれています。
市販のプレーンヨーグルトの多くは、脱脂粉乳や脱脂濃縮乳といった乳製品を多く使用しています。
乳製品を使うと、濃度を一定にしやすいため効率よく安く同じ味のヨーグルトを作ることができるからです。
一方生乳は、繊細なため取り扱いが難しく発酵管理が重要なので、生乳のみで一定の品質のヨーグルトを作るには技術力がいるそうです。
こんせんプレーンヨーグルトの特徴は、①生乳100%②根釧地区指定③生きて腸まで届くBB-12菌の3つです。
①生乳100%で作っているので、自然な風味が特長です。
なめらかな口当たりで、酸味を抑えたマイルドな味わいになっています。

②生乳の産地を明らかにし、指定しているのはとても珍しいそうです。
北海道の根釧地区は、夏は冷涼で牛にも牧草にもよい環境であり、良質な生乳の産地です。
牧草主体のえさを食べさせる「草地型酪農」を行っているため、生乳本来のおいしさをひきだしています。
生乳は夏は乳脂肪分が少なく冬は乳脂肪分が多くなります。
乳製品とは異なり、生乳は季節や日によって成分が均一ではないため、発酵管理が非常に難しいそうです。
③BB-12菌は、世界でもっとも研究されている乳酸菌の一つです。
胃酸に耐えることができるため生きて腸に届きます。
生きて腸まで届くので、免疫力をUPさせるなどの効果を最大限に発揮できます。

学習会の後は、こんせんプレーンヨーグルトを使ったランチを作りました。

Img_0965

Img_0967

Img_0968

appleメニューapple
ヨーグルトでラッシー
サラダ(ヨーグルト風味シーザードレッシング)
ヨーグルトソースのパスタサラダ
天然酵母パン
ヨーグルト(みかんorいちごの手作りジャムを添えて)

Img_0995


レシピの中でも大変好評だったものを2つ紹介します。

tulipヨーグルト風味シーザードレッシング(作りやすい量)tulip
こんせんプレーンヨーグルト大さじ4
マヨネーズ大さじ2
酢大さじ1
粉チーズ大さじ3
塩こしょう少々
これらの材料を混ぜ合わせるだけで完成です!

Img_0970 簡単にまろやかな風味のドレッシングができあがります。

お好みの野菜にかけてどうぞrestaurant

Img_0984


bananaヨーグルトソースのマカロニサラダbanana
〈ソース〉
こんせんプレーンヨーグルト大さじ2
マヨネーズ50g
牛乳大さじ3

マカロニ100gを茹で、お好みの具材とソースを混ぜ合わせ、塩こしょうで調節してできあがり。

Img_0974

Img_0975

Img_0976

Img_0977

Img_0969 企画ではマカロニではなくパスタを使用しましたが、パスタサラダもおいしかったです。パスタとあえるために他の具材も細くしました。


現在酪農家の方は、エサの高騰などの影響を受けコスト削減できず、生乳価格も採算がとれるぎりぎりで、経営ができなくなってしまうかもしれないという状況に置かれています。
TPPのこともあり、牛乳は国産のままかもしれませんが、バターやチーズは安い外国産に置き換えられてしまうのではないかという心配もされています。
アメリカでは牛に成長ホルモンを投与しているそうです。
「私達が商品を選んで食べ続けて健康でいること、それが日本の酪農を守ることにつながれば嬉しい」という講師の言葉が印象的でした。

自分のできる範囲で、長く食べ支えていきたいなと思いました。

(もっちー)

2016年3月27日 (日)

2015年度 果樹の学校修了式

2016年3月13日(日)に、曽我みのり館にて2015年度果樹の学校修了式が行われましたsun

果樹の学校にはキウイコース・みかんコース・梅コースがあり、参加者は農家の畑で生産者とともに一年間収穫に至るまでの一連の作業を体験することができますbud

今回は修了式だったので、各コースの参加者が出席していました。

私たち平塚エリアは、川崎エリア・横浜北エリアと一緒に果樹の学校のみかんコースに参加し、一年間みかん畑で生産者の石井さんと交流をしてきました。

石井さんの畑でみかんの花見・摘果・収穫、ネーブルやバレンシアの収穫を体験させてもらいましたnote

体が溶けてしまいそうなくらい暑い夏の畑での草取りの話や、

もう少しで収穫というところで全部カラスの集団に食べられてしまった話など、

産地交流をする中でいろいろなお話も聞かせてもらいました。

お世話になった石井さんに感謝の手紙を読みましたmail

Img_0741

生産者への手紙の後は、一年間の交流の総まとめですpresent

生産者が修了試験として一問クイズを出し、参加者が正解ならば卒業できますcherryblossom

「キウイは平均で1個何グラムくらいでしょう?(答:90~100グラム)」、

「セミノールにかける二重の袋は何のためでしょう?(答:鳥の被害を防ぐ、寒さを防ぐ、色あせを防ぐ)」、「ネーブル・デコポン・はるみ、この中で兄弟はどれでしょう?(答:デコポンとはるみ)」など生産者によって問題はさまざまでした。

参加者のみなさんは次々に修了試験に合格していきましたribbon

Img_0755 

そしていよいよ平塚エリアの番ですheart02

石井さんから私たちに出された問題は…

「みかんは挿し木で育てるでしょうか?」

川崎エリアと相談した結果みんなで「○」を出しましたが、残念ながら不正解wobbly

「あれ?教えなかったっけ?みかんは接ぎ木で育てるんだよbud」と石井さんに言われ、

平塚エリア・川崎エリアの一同は「教わったのに間違えちゃったsweat01」とオロオロsweat02

「落第だからもう一年!(笑)」と石井さんから言われましたが、卒業できるように追試という救いの手を差し伸べてくれましたpaper

修了試験で間違えて追試というのは果樹の学校で今回が初めてだったそうですcoldsweats01

Img_0757

追試の問題は「みかんの花は赤いでしょうか?」で、みんなすぐに「×」を出しましたscissors

みかんの花は白いので「×」で正解し、どうにか追試に合格し卒業が決まりましたlovely

Img_0760_2 修了証書を授与されましたshine

Img_0761

Img_0764

 

修了試験の後は、ジョイファーム小田原のお母さんたちが作ってくれた昼食を食べながらの交流タイムですheart02

梅干しおにぎりriceball塩分濃度が高くて酸味も強く、昔ながらの疲れが取れる梅干し入りですup

Img_0767_2 菜の花のポタージュdiamondまろやかな味で、菜の花を浮かべているのがおしゃれですheart01

Img_0768

菜の花とハムのサラダclover菜の花が全然苦くなくておいしかったですdelicious

Img_0769_2 手作りこんにゃくのみかんジャムみそおでんhappy02プルプルのおいしいこんにゃくにみかんジャムを使った香り豊かなみそだれがかかっていて絶品lovely

Img_0770

その他にも摘果みかんを使用して作った青みかんシロップや、ブルーベリージャム、梅ジャムなどもみんなで食べましたshine青みかんシロップはさわやかな風味で、梅ジャムは甘いけど酸味が強く、のし梅のようなおいしさでしたappleブルーベリージャムは私が食べる前に瓶が空になってしまうくらい子どもたちに人気でしたhappy01

私たちは石井さんを中心に交流しましたgeminiエリアのテーブルには全部で11人もいたので、まるでお誕生会のようなにぎやかさでしたbirthday

Img_0771_2

Img_0772

昼食交流で石井さんと話す中で「小田原の産地交流により一層興味がわいた」と話している人もいましたclover

石井さんは「農業がどんな感じか・果物がどうやってできるのか・草がどうやって生えるのかを多くの参加者に見てほしい」とおっしゃっていました。

次年度は平塚エリアから小田原に行けるメンバーが増えたので、たくさんの人に小田原の産地交流に参加してもらい、多くのことを体験してもらいたいと思っています。

私はこの一年間でみかんが花から実になるまでを見ることができました。

はじめは花だったのに緑色の実そしてオレンジ色の実へとぐんぐん成長していって、まるで小さな子どもの成長を見ているようでしたchick

小田原のみかんは甘みと酸味のバランスがとれたみかんです。

大きく育った実を組合員さんにおいしく食べてもらえたらいいなと思います。

昨年は早生系のみかんの生り年だったそうで、今年は青島系のみかんの生り年だそうです。みかん畑の様子が昨年とどのように違うのかを見るのも楽しみです。

平塚エリアは次年度も引き続きジョイファーム小田原との産地交流を行いますので、これからもよろしくお願いします。

以上、もっちーでしたpenguin

2016年2月 3日 (水)

開催しました!平塚エリアの「みそ作り」

2016年1月26日(火)に平塚市中央公民館調理室にて、平塚エリアの「みそ作り」の企画を開催しましたsign01

今までは平塚センターに平塚エリア経営会議のメンバーが集まってみそ作りをしていましたが、今回は初めて企画にしてみましたlovely

みそ作りをするときは、前日から大豆を水につけて吸水させておきますaquarius

みそ作りで使う大豆と米こうじは宮城県のJAみどりの産のものですclover

大豆を鍋でコトコトと柔らかくなるまで煮るととても時間がかかるのですが、

手軽に短時間で作るために圧力鍋とブレンダーを使いましたspade

clubみそ作りの材料(みそ約4キロ分)club

大豆1キロ 米こうじ1キロ 塩430グラム 種みそ250グラム アルコール大さじ2~3

apple作り方apple

ゆでこぼしてアクを取り除いてから圧力鍋で大豆を煮る(約30分)

 圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので、要注意sign03

 指先でつぶれるくらいの柔らかさに煮るscissors

 ※普通に鍋で煮る場合は、3~5時間煮るそうですclock

 ゆであがりはこんな感じですspa

Img_0533

やわらかく煮えたら、熱いうちに煮汁をきる

 煮汁を全部捨てずに種水用として300mlとりおき、熱いうちに塩43gを加え、種水を作るaquarius

豆のゆで汁を試飲してみましたが、ほんのり甘くて大豆の風味が感じられましたhappy01

熱いうちに大豆をつぶす

 消毒したボウルに先ほどの大豆を入れ、マッシャーやブレンダーなどでペースト状につぶすgood

 冷めるとつぶしにくくなるので、熱いうちにsign03

Img_0537

Img_0538

容器を消毒し、塩を底にふり入れる

 消毒のため、容器の内側をアルコールでふいておくshine

 次に、容器の底に塩1~2つまみ(分量外)をまんべんなくふり入れるdog

こうじと塩を混ぜる

 ボウルに、米こうじと塩430gを入れ、両手で下からすくい上げながら、よく混ぜるpaper

Img_0553  JAみどりのの真空パックされた米こうじをバラバラに崩しているところですpaper

 バラバラにほぐすと下の写真のようになりますclover

Img_0555

Img_0556  すり合わせるようにして混ぜるといいそうですwink

塩とこうじのボウルに大豆と種みそを入れて混ぜる

 塩とこうじが入っているボウルにつぶした大豆と種みそを入れて、小指がスッと入るくらいのやわらかさになるまで、よく混ぜ合わせるtyphoon

もし、かたい場合は、とっておいた種水を大さじ3~6ぐらい入れるtulip

Img_0566  去年仕込んだみそを種みそにしますnote

Img_0567  つぶしてペースト状になった大豆を入れますribbon

Img_0571  ボウルにすべての材料が入ったら、あとは混ぜますpaper

Img_0572  こうじをつぶさないように注意しますchick

みそ玉を握り、容器に詰める

 おにぎり大に丸め、だんご状のみそ玉にするriceball

 次に、みそ玉を容器に3~4個ずつ詰めて上から手のひらや甲で押してしっかり空気を抜くdash

これを繰り返し、最後は表面を平らにして、1~2つまみ程度ふり塩(分量外)をするrock

Img_0576

Img_0581

Img_0586

表面をラップで覆い、均等に重石をする

 容器の内側と縁をアルコールできれいにふき、空気にふれないようにラップをはりつけ、重さが均一にかかるよう重石をするcatface

 今回は重石に塩袋を使いましたrock

重さが均等にかけられるうえ、塩は腐敗しないので、破れてこぼれたりしても大丈夫だそうですribbon

Img_0591

Img_0592

新聞紙をかぶせてひもでしばり、冷暗所へ

 容器を新聞紙などで覆い、ひもでしばる。

 直射日光の当たらない、涼しい場所におく。湿度や温度の高い場所は避ける。

 今回作ったみそは、平塚センターの冷暗所へ保管をお願いしましたcherry

 みそ作りをした後は、去年仕込んだみそを使った豚汁とごはん(新潟こしひかり)を試食しましたdelicious

 「もったいない」ということで、豚汁調理の際には大豆の煮汁を水の代わりに使いましたhappy01

 大豆の成分を余すところなくいただきました♪

Img_0561

Img_0600 2015年8月25日台風15号によるフェーン現象の影響により強風が吹き荒れ、稲の倒伏、脱粒、白穂が発生しパルシステムの米産地であるJAささかみとJA北蒲みなみは大きな被害を受けました。

今回食べた新潟こしひかりは、台風の被害で白田米(しらたまい)が多く発生したお米です。

 ※白田米(しらたまい)とは…

 白い粒のお米で、通常のお米と食味自体はほとんど変わらないおいしいお米です。

 typhoon白田米になる理由typhoon

 強風にさらされている厳しい状況の中で、米自体がなんとか熟そうとした結果、デンプン質が低下して白濁を起こした状態ですcloud

 デンプン質の蓄積される量がわずかに少なかったり、蓄積されるタイミングが悪かっただけですaries

 生米の段階では白いことが見てわかりますが、実際炊いてみると普通の米と白田米はまったく区別がつきません。

 試食した感想は、「とてもおいしかった」「ふっくらもちもち」「食べやすい」「すごく甘くておいしかった」というものでしたriceball

豚汁とごはんを食べながらグループで交流しましたgemini

みそ作りや商品の話、住んでいる地域の話などをして盛り上がりましたtulip

Img_0605 

皆さんの手際が良かったため、予定していた時間より30分早く企画は終了しましたnote

「今回作ったみその天地返しも完成も一緒に見たいheart04」ということで、みそ作りの節目で集まろうということになりました。

平塚エリアでは2年連続天地返しをうっかり忘れていたので、今年は絶対に忘れず天地返しができそうですshine

おいしいみそができますように!

(もっちー)

2015年11月23日 (月)

はあと to はあと 11月23日号

Photo 

 

 

2015年11月16日 (月)

農の学校収穫祭に行ってきました!

2015年11月8日(日)に、小田原の曽我みのり館にて「農の学校合同収穫祭」が開催されました。

「農の学校」とは、1年間を通して、小田原の田んぼや畑に通い農業体験を行うものです。

 四季折々の自然の姿や農作業を通して、発見や感動が生まれています。

毎年2月頃、参加者を募集をしているそうです。

農の学校には4つの学校があります。

riceball「たんぼの学校」…田植えから稲刈り、脱穀までの米づくり

bud「はたけの学校」…トマトやきゅうりの春夏野菜やダイコン、ブロッ コリーなどの秋冬野菜

clover「ハーブの学校」…ハーブの育て方や利用法

club「果樹の学校」…みかん、うめ、キウイの畑で農業体験

私達平塚エリア経営会議のメンバーは、果樹の学校のみかんコースの体験に参加していますapple

 

当日はあいにくの雨模様rain

雨天中止ということだったので開催できるか心配でしたが、開催されることになりホッとしました。

Img_0403

Img_0405

小田原の梅の生産量は全国的には少ないそうですが、

有名であるため全国からたびたび視察にくるそうです。

Img_0412

Img_0431

Img_0436 

小田原の梅干しは塩だけで漬け込んでいて、しそで色をつけていないそうです。

梅のクエン酸が体によい、酸っぱいから効果があるというお話がありました。

ちなみに 最近人気の味梅は塩抜きをした後(クエン酸がない)に味を入れているから、

梅の出がらしを食べているようなものだそうです。

小田原の梅干しは昔ながらの梅干しだから酸っぱいそうで、

実際に食べた人が酸っぱい顔になっていました(>×<)

果樹の学校でお世話になっている生産者の石井さんは、

健康のために一日一個梅干しを食べることにしているそうですapple 

 

 梅の話を聞いた後に、調理の分担や方法の説明がありました。

Img_0414

Img_0415
コースごとに分かれて調理開始ですrestaurant

Img_0422
私達が参加している果樹の学校は、たんぼの学校の皆さんと一緒におにぎり作りriceball

秋に収穫した新米でたくさんのおにぎりをつくりましたscissors

小さな子どもたちもラップを手に、ニコニコしながらミニおにぎりをつくっていました。

Img_0420 それぞれのテーブルで決まった個数をつくりました。
大きさや形、並べ方など個性が出ていますhappy01

おにぎり作りがあっという間に終わったので、つぎはミニおはぎ作りですbanana

「ねずみさんが食べるくらい小さなおにぎりを100個つくってねaries」と言われて作り始めましたが、

作っているうちにだんだん大きくなってしまいました(笑)

Img_0425 ミニおにぎりをつくる人ときな粉がついたミニおにぎりをバットに移す人に分かれました。
スプーンですくって移動するのが難しそうでしたが、小さい子も大きい子も交代しながら作業を頑張っていました。

作業が終わってしまった子や飽きてしまった子は、外にあるみかんの皮的あてコーナーへ移動paper

私も見に行ってみましたが、そこはもうみかんの皮的あてゲームではなく、

みかんの皮を浴びよう大会のようになっていましたwobbly

的が的の役割を果たしていませんでしたが、子どもたちはみなとてもたのしそうで、

輝くばかりの笑顔でしたhappy02

収穫祭ということで、小田原の農産品がお祭り価格で販売されていましたlovely

大きなカボチャや葉つきのにんじん、みかんの詰め放題、紅茶や黒米など魅力的な商品が勢ぞろいしていたので、売り場は大変混雑していましたbearing

 

さて、すべての調理が終わっていよいよ昼食の時間ですriceball

各学校に参加している子どもたちが代表でいただきますを言ってくれましたhappy01

Img_0445 

メニューは、おにぎり(黒米・玄米・塩・梅干し炊き込み)、ハーブケーキ&ハーブチーズ、

ハーブティー、梅干し(十郎・おち梅干し)、ミニおはぎ(あんこ・きなこ)、豚汁、漬物、みかんhappy02

Img_0430

Img_0432

Img_0434

Img_0435

Img_0441
どれも絶品でしたが、私の一押しはハーブチーズとハーブティーでしたwine

ハーブティーはレモングラスと数種類のハーブのブレンドだったと思うのですが、

とても飲みやすく爽やかな風味でしたshine

おにぎりとおはぎの作り方はわかりましたが、他の料理のレシピも知りたかったです。

 

いつも果樹の学校でお世話になっている石井さんと、参加している家族で交流happy01 

 「たぶんこっち(向かって右)の方が甘いぞ」とみかんの色で甘さを予想したり、

日照りが続いた後に雨が降ると、実の成長に皮の成長が追いつかず割れてしまうことなどを教わったりしました。

畑では家族数も多いし体験もあるのでじっくりお話をするというのが難しいですが、

今回は食事中だったのでじっくりお話できてよかったです。

Img_0448
昼食後には農の学校に関する○×クイズ大会開催note

Img_0451 ハーブの学校から出される問題が難しく、「梅はハーブである」の問題で大半が脱落しましたsad

正解は○、ちなみにみかんもハーブだそうですcoldsweats01

 

 普段は同じコースの人としか顔を合わせることがないので、

このような合同収穫祭で他のコースの方と交流できるのは新鮮でしたlovely

天候は悪かったもののおいしく楽しい収穫祭だったので、

来年はぜひ晴天の下屋外での開催になってほしいと思います。

以上、もっちーでしたmaple

 

次の小田原の交流は年明けになりますsnow

小田原のみかんは甘みと酸味のバランスがとれていてコクのあるみかんだそうですribbon

みなさまもコクのあるみかんを味わってくださいshine

2015年10月26日 (月)

はあと to はあと 10月26日発行

552_5

2015年8月 8日 (土)

みかんの摘果に参加しました~小田原交流果樹の学校~

8月2日(日)に「小田原果樹の学校みかんコース」のみかんの摘果・ジュース作り体験に参加してきましたhappy01

みかんはいっぱい実がつくので、ある程度の実を落とす(摘果する)必要があるそうですapple

摘果で実を落としすぎると実が大玉になりすぎてしまい、

残す実が多すぎると実1個当たりにいく養分が少なくなってしまうそうです。

疲れている木は余計にもぐなど、木の状態を見ながら摘果するそうです。

Img_0256 絞りたてのジュースを参加者全員で味見しました。

Img_0262 味見の感想は、「にがい」「すっぱい」「香りがいい」「なんとか飲める」などでした。
緑色のみかんだからやはり酸味が強かったですclover

体験に入る前にハチや蚊が多いから気をつけるようにと注意がありました。

蚊が本当に多かったので、蚊取り線香は必須ですsign03

携行したり木にかけたり地面に置いたりして使うようです。

木をゆすると、ハチがいた場合よけていくから

摘果前に木をゆするようにと教わりました。

Img_0266

5月にはまだ花が咲いていた畑の入口付近のキウイがなんとこんなに大きくなっていました!

出荷できる大きさの8割程度まで育っているようです。

Img_0267

同じく前回は白くてかわいい花が咲いていたレモンにも緑色の実がなっていましたclover 

Img_0299

小さなオレンジ色の実が地面にいくつも落ちていたのですが、これは自然落下したものだそうです。

Img_0268

Img_0269 みかんの木が自分で実を落とすというのがなんか不思議です。

摘果体験の場所に到着後、摘果作業についてのやり方を教えてもらいました。

早生みかんは葉っぱ25枚に対し1個ならせるそうです。

ribbonポイントribbon

①小さいのを落として大きいのを残す

②傷のあるのを落として枯れ枝も落とす

枯れ枝は黒点病のもとになるためとってくださいと言われました。

下の画像が黒点病のみかんです。

黒い点がたくさんあるのが見えますか?

Img_0271
エカキムシという虫が食べた葉っぱもありましたart

Img_0273 エカキムシは葉の中を通るそうで、通った後はまるで絵を描いたみたいですcoldsweats01

アゲハチョウがひらひらと飛んでいて「わあ!ちょうちょだ!」と子どもたちは喜んだのですが、
「アゲハの幼虫がみかんの葉っぱを食べるんだよ」と言われて、

「きれいだけどみかんにとっては害虫なんだねdespair」という言葉が出ました。

また、みかんの木がクモの巣だらけだったので、「なんでこんなにクモの巣が多いんですか?」

と生産者の石井さんに聞いてみました。

「害虫が多いからクモの巣も多い。害虫がいなければきっとクモもいない畑になるよ」と言われ、

 石井さん宅では農薬をほとんど使用しないため、害虫も含めて生き物が多いのかなと思いました。


摘果前のみかんはこんな風に鈴なりになっています。

Img_0280 摘果する際のコツですが、みかんの実はてこの原理を使うとぽこっととれるそうです。
てこの原理の話を聞く前は必死に引っ張って取っていたのですがなかなかとれず、

てこの原理を使ったら面白いようにぽこっととれたので驚きましたcoldsweats02

Img_0283
低いところの実を取ったり…

Img_0284 脚立にのぼって高いところの実を取ったり…

Img_0285 みんなで頑張って摘果しました。
協力して2本分の摘果作業をしましたが、みんな蚊に狙われながら汗だくになりましたsweat01

Img_0286

 入れ物にたくさんの摘果みかんが取れました!

Img_0289

 

生産者の石井さんが摘果した木はこちらですeye

さすがプロの技sign03すっきりとしていますflair

Img_0293 摘果前の木はこれです↓

実がた~くさんなっていますcherry

今年はみかんのなり年だそうです。

Img_0295 落とした実はこのくらいでした↓

Img_0294 地面にはころころとたくさんの実が落ちていました。


摘果したみかんを冷たい井戸水で洗いましたtyphoon

小さくてまるくてスーパーボールみたいです。

Img_0301 

Img_0302 洗った摘果みかんをカットします。
半分にカットするよりも十字に切れ込みを入れた方が果汁を搾りやすいそうですrock

Img_0306

Img_0323 ジューサーにカットした摘果みかんを入れて搾ります。

皮と一緒に絞るから香りがよくておいしくなるそうです。
写真のジューサーはなんと40年もの!長く大切に使われてきたんですね。

Img_0305

Img_0316 小さい子も体重をかけて頑張りますdownwardright

Img_0319 緑色のみかんから出てくる果汁はきれいな黄色でしたfullmoon

Img_0322
摘果みかん1キロで約500mlのジュースができるそうですwine

Img_0337

石井さんの奥様が摘果みかんジュースを使って作ったシャーベットを振舞ってくれましたpresent

子どもたちは「おいしいsign03おいしいhappy01」と大喜びで、あっという間に平らげてしまいましたdelicious

Img_0326 大好評だったので、奥様からおかわりをもらいましたheart01

Img_0327
摘果みかんジュースを牛乳で割ると、ラッシーや飲むヨーグルトのようになりますcapricornus

こちらも子どもたちには好評でしたhappy02

Img_0340

 

糖度計で摘果みかんの糖度もはかってみましたsun

オレンジ色っぽい方は7%、黄色っぽい方は6%でした。

Img_0321

Img_0343 

摘果みかんを搾り続けていたら手がすべすべになりましたshine

Img_0338
しぼったみかんは畑にまいて肥料にするそうです。

大きなバケツで1.5杯分の搾りかすが出ました。

Img_0328

Img_0329

 9月いっぱいまで暑いと甘みが蓄積されてみかんはおいしくなるそうですdelicious

 このままの天気ならおいしいみかんになりそうですね!

 収穫前に雨が降ると、木が水分を吸ってしまって薄い味のみかんになるそうです。

 

摘果・ジュース作り体験はあわせて2時間の体験でしたが、

暑い中での摘果作業はとても大変でした。

石井さんのところでは摘果したみかんが1トン位になることもあるようです。

手作業で広大なみかん畑の摘果作業を行うのは、果てしない作業に思えます。

おいしいみかんができるまでには生産者の方の絶え間ない努力があるのだと改めて感じました。

 

 

ジョイファーム小田原では、摘果みかんをしぼってジュースにしていますwine

ちなみに数量限定ですが、オンラインパルの産直いきいきショップで、

「緑(あお)みかんシロップ」という名前で販売していますheart04

みなさまも機会があればぜひご賞味くださいhappy02

摘果みかんジュースの作り方とポン酢の作り方を載せておきますheart01

摘果みかんが手に入った方はぜひ作ってみて下さいね。

Img_0252 

 今後もみかんの収穫など、ジョイファーム小田原との産地交流は続きます。

産地の魅力や生産者のお話などを伝えていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

以上、もっちーでしたnote

 

 

小田原の総会に参加しました

2015年6月21日(日)に梅の里センター2F大会議室にて、

第14回小田原食と緑の交流推進協議会 総会

ならびに第11回NPO法人小田原食とみどり総会が開催されましたclub

報告が遅くなりすみませんsweat01

 

今年度平塚エリアはジョイファーム小田原と産地交流をしているということで、

小田原食と緑の交流推進協議会総会にもっちーとひまわりが参加してきました。

Img_0203 

Img_0205 

小田原食と緑の交流推進協議会総会とNPO法人小田原食とみどり総会のあとに

東京大学大学院農学生命科学研究科教授である鈴木宣弘(すずきのぶひろ)氏による講演会

「TPPと農協改革」も開催されました。

Img_0208
会場後方に[果樹の学校][たんぼの学校][はたけの学校][ハーブの学校]の報告書が展示してありましたhappy01

個性豊かでどれも読み応えがありましたlovely

Img_0191 

Img_0192

Img_0194

Img_0196

Img_0197


ジョイファーム小田原とパルシステム神奈川ゆめコープのつながりを感じられました。

小田原も平塚エリアですし、これからも深くかかわっていきたいと思っています。

今後の果樹の学校の参加報告もお楽しみに!

以上もっちーでした。

 


             

2015年7月 1日 (水)

商品開発チームのプレゼン

みなさまお久しぶりです!もっちーですbanana

5月29日(月)にパルシステム神奈川ゆめコープの2014年度商品開発チームである

『ナチュラル美肌de輝き隊』の方が、「アクアブリエファンデーション[仮称]」と

「アクアブリエメイクアップベース(化粧下地)[仮称]」のプレゼンをするために

平塚市民活動センターにきてくださいましたpresent

これら2品は10月1回カタログ掲載の予定だそうですgood

『ナチュラル美肌de輝き隊』のみなさんは、

☆ナチュラルで年齢肌に対応した使い心地のメーク商品へ☆

ということをコンセプトに商品を開発しましたscissors

Img_0308

メークアップベース(化粧下地):SPF28 PA+++

ペールピンクで色補正力もUPupwardright

適度な潤いの密着力shine

保湿成分処方で、伸びがよく肌なじみがよい程良い固さのテクスチャーsign03

 

パウダーファンデーション:SPF40 PA+++

なめらかで軽い着け心地heart04

薄付きなのに自然なカバー力が増して、

重ねてつけても明るい素肌のような仕上がりにhappy01

粉ぶくみのよいこだわりのスポンジがレフィルにもついていますribbon

自分色きっと見つかる5色展開happy02

 

どちらの商品にも保湿成分として、コラーゲン・ヒアルロン酸・スクワランが配合されていますeye

毎日のお化粧が楽しくなるファンデーションとメークアップベース(化粧下地)ですheart

商品開発のこだわりをお話していただいた後に、商品のお試しをしましたshine

ファンデーションの色が5色あったので、「どれが合ってる?」「この色かな?」などと

わいわい話しながら顔に塗ってみました。

お試しするなかで参加者から出た質問への回答を頂きましたので、以下に掲載します。

 

質問:ケースが高価だと、魅力が半減します。ケースの値段はおいくらの予定ですか?

回答:972円(本体)予定です。

特に初回の10月1回は、コンパクトケースとファンデーションとセットでお買い得の企画を予定しております。

 

質問:チューブのサイズが、見本のままで1470円だと理想的ですね。何グラムですか。

回答:量30gです。こちらも初回の10月1回はお試し特価を予定しております。

 

要望:ファンデーションは5色ですが、カタログを見ただけでは、自分の色がよく分からないと

思います。購入意欲に向けて是非発売前に5色サンプルをカタログに掲載して欲しいです。

今後の予定を聞かせてください。

回答:9月3回にお試し品180円(本体、予定価格)を企画します。

化粧下地とファンデーション「オークル10(標準色)」(※どちらも1回分)のセットです。

購入判断の目安にしていただければと思います。

 

みなさまカタログ掲載をお楽しみにheart04

 

 

 

 

 

 

Powered by Six Apart

ホームに戻る