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2024年12月29日 (日)

JA新みやぎ 冬の米産地を体験 一日目

こんにちは。クックですleo

今年の湘南エリアは、「米粉」推しで、交流産地はJA新みやぎ

5月にチップさん、6月にゆきちゃん、10月にポンタさんがそれぞれ行ってきて・・・11月30日~12月1日、冬の交流には、クックが行ってきましたup

東京駅で集合して、新幹線で一路、宮城県大崎市へ。

降り立った古川駅では、生産者さん、JAの職員さんのお出迎え。

ここまでは、どの交流でも同じ流れですが、ここからがその年や、その季節によって変わってきますhappy01

今回は、味噌作り会場へ向かうバスの中で、生産者さんから宮城の”今”のお話しを聞かせていただくことからスタート。

一部大豆の刈り取りをしているところはあるが、ほぼ今シーズンの農作業が終わったこと。

今年の夏は日中暑かったけど、夜温が低かったから、去年よりは影響が少なそうで良いお米になりそうriceball

今年の夏の”米騒動”は、農家としては嬉しい面がある。肥料高騰など経費が嵩んでいて採算が取れるか不安の中、みんなのためという使命感で動いているので、米の価格高騰により、やっと何とかやっていける、と。

しかし、使命感だけでは、後継者にはこの厳しい現実を渡すのはためらう。

などなど、正直な思いを聞かせていただきました。

遠く神奈川からは、値上げはあっても、食べて応援sign03しかないと、改めて感じましたweep

味噌づくり会場に到着したところで開会式。

参加者の皆さん、パル職員さん、生産者さん、JA職員さんが、一人ずつ自己紹介。

参加者さんは、新みやぎ交流初めましての方も、2回目(クックも含め)の方もいましたが、冬の交流は皆さん初めまして。どんな交流になるのかワクワクした雰囲気の中、開会式が終了し、味噌の袋詰め体験へ。

大豆(宮城県産ミヤギシロメ)を水につけたり、煮たり、麹の準備をしたり・・・で4日かかる下準備が終わった状態で待っていてくれました。

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空気を抜いて詰めるのが大事。空気が入ってしまうと、カビの原因となってしまいます。

「白は大丈夫。黒くなったら、その部分だけ取り除いてくれたら大丈夫」とのこと。

荷物が重たくなるのを忘れhappy02皆さん、ギューギュー詰め込みますrock

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自宅に帰って、熟成させます。人間と同じ気温が味噌の熟成でも適温(15度以上27度以下が目安)とのこと。クックは、帰宅して床下収納に格納しました。美味しくな~れup

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詰め詰め作業後は、樽漬け体験。参加のお子さんを中心に、味噌玉を作って、バン!と叩きつけるように入れて、空気を抜きながら、詰めていきます。

お手本は、JA職員さん。ちょっと日ごろの思いが強すぎて、「ドカン!」と、とんでもない音が室内に響き渡りましたhappy02

そうこうしてたら、去年の交流で詰めた味噌が登場。

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味噌にお湯、お好みでダシをしれて、試飲タイム。冷えた体に染みわたって、とにかく美味しいlovely

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お土産にも持ってって行って!とのことて、これも詰め詰め。

去年の参加者さんに感謝しながら、とても重くてありがたいお土産をいただきましたheart04

冷蔵庫からは、5年物の味噌も登場。

5年前に新みやぎ冬の交流に行った方、このブログ見てますか?

味見させてもらいましたが、美味しさ、味噌らしさが濃縮されてました。

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次は移動して、倉庫見学へ。入って最初に目についたのは、大豆。

1キロごとに袋詰めされているそうです。

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扉の奥には、お米。30㎏のお米を互い違いに積み上げ、間に見える白い板ごとに、フォークリフトで、積み上げたり、下ろしたり。お米の袋(紙)を傷つけないようにするには、熟練の技が必要とのこと。

ちょっと傷つけたら、お米がザーっと出てきてしまいますからね・・・尊敬です。

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ひとめぼれ、ササニシキは宮城、古川からデビューしてるのに、なかなか知られていないこと、お米の等級のこと、袋を積むバランスのことなどなど、生産者さんから興味深いお話が次から次へ。

こっちでお話を聞いてると、向こうでも興味深いお話が・・・。聖徳太子になりたかったhappy02

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パルシステム米、ほかの企業さんに納めるお米などなど。隣の部屋にも、お米がいっぱい。

2011年3月11日の東日本大震災では、この積んであったお米が崩れ、大変だったというお話も聞きました。写真では見ていたけれど、やはり直接聞くこと、風化させないことは大事なことと改めて感じました。

その大変な時期を乗り越え、私たちに変わらず美味しいお米を届けてくださる生産者さんには、感謝ばかりです。

倉庫を出発し、宿泊するロマン館にチェックイン。各自、万全の防寒対策のため、お部屋へ急ぎます。

再びバスで出発。ふゆ水田んぼをバスの中から見学しながら、お話を聞きます。

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本来は12月に入ってから水を貯めるのだけど、渡り鳥からの「早く!早く!」という催促に答え、ここの生産者さんは周りより早く水を貯めているのだそう。なんて優しいlovely

そして、蕪栗沼へ。一口に蕪栗沼といってもとても広く、”渡り鳥先生”の選択で、ねぐら入り観察地が決まります。

一般のバスツアーでも、ねぐら入り観察があるとのことで、私たち一行以外にも観察している人たちがいました。

日の入りの20分前くらいが、ねぐら入りの時間とのこと。

マガン、シジュウカラガン、オオハクチョウ、コハクチョウ。

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集団で遠くから沼を目指す鳥たちに、ただただ感激。空を見上げ、双眼鏡で観察し、写真や動画を撮って・・・でも、風が冷たくて強くて寒い!

そんな中、おやつ登場。

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ゆっくり食べたい・・・けれど、次から次に、畑の落ち穂を食べてお腹を満たした鳥たちが、体を休めるために沼にやってくるので、忙しいlovely

だんだん暗くなると、鳥さんたちは鳥目だけど、人間たちは道が見えなくなってしまうので、完全に日が落ちる前に感動を胸に退散。ロマン館に戻りました。

ロマン館併設施設「さくらの湯」spaで体を温めたら、夕食交流会restaurant

美味しそうなお料理が並びます。同じテーブルの参加者さんと「自分で用意しなくても良いのが一番の御馳走だ!」なんて冗談も飛び出したりして。

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しまったsign03

時間差で出てきた味噌焼きおにぎりとお吸い物、試飲してねといっぱい出てきた一ノ蔵のお酒たちbottleの写真を撮り忘れたcrying

クックが下戸だから、ということでお許しくださいweep

お食事が進んだところで、またまた自己紹介タイム。どこから来たか、今日の感想などなど、皆さん伝えたいことがあふれ出ますkaraoke

どのテーブルも大いに盛り上がり、2時間ほどで一旦お開きに。

その後は、残っても大丈夫な参加者さんや生産者さん、職員さんで2次会bottle

前回は息子(当時小6)と参加していて、2次会はご遠慮したので・・・念願の2次会!(全く飲めないけどウーロン茶でアゲアゲupup

会場の都合により、22時解散!

生産者さんJA職員さんはご自宅へ。参加者たちは各お部屋に戻っておやすみなさいsleepy

明日の集合は5時45分。みんな、がんばって起きましょうねclock

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