ラオスに絵本を届けよう!
地区くらぶ つむぎ です
10月7日に新横浜本部にて 『ラオスに絵本を届けよう!』 を開催。
7人の参加者が集まりました。
まずはラオスへ視察に行かれた杉本理事からパワーポイントを使っての報告を聞き、ラオスの教育の現状について教えていただきました。
教育より生きることに重点が置かれた生活。
数キロ離れた学校に時間をかけて通うより、家の仕事を…。
教育を受け続けるより、早めに結婚を…。
近くに学校がなかったり、学校で学ぶために必要なラオ語を習う場所がなかったり、たとえ教育を受けても、それを活かす場所が地元にはなかったりと、まだまだ教育環境が整わない村々。
そんな環境にいる子供たちに少しでも言葉を覚えたり知識を深めるお手伝いができたらと、日本の絵本に翻訳シートを貼る作業に移りました。
配られたのは、日本語の絵本、コピーされた翻訳文、そして翻訳文の原本。
コピーされた翻訳文を切り取り、絵本の日本語の上に貼り付けていきます。
ラオ語は小さい丸が付いた記号のよう。上下を間違わないように原本を見ながら貼り付けました。
最後に「この本は私が翻訳文を貼りました」の下に署名をして終了。
1時間ほどで、一人約1冊完成させました
その後は、お待ちかねの(?!)ラオス風ランチ
メニューは…
米沢郷のスパイシーチキンサンド
ナンプラーを使った人参のしりしりサラダ
ナムワーン
ラオスコーヒー お好みにより練乳を入れて
ナムワーンの「ナム」は「甘い」、「ワーン」は「水」という意味。
ココナッツミルク、牛乳、茹であずき、タピオカを混ぜたデザートです。屋台などで売っていてビニール袋に入れて持ち帰るそうです。
程よい甘さで美味しくいただきました
ラオスコーヒーは香りが強く、味わい深いものでした。
現地のコーヒーは甘い、ということで練乳を入れて飲んでみました。
「美味しい」
まったりとしたコクがありました。
ランチを食べながら、杉本理事に質問タイム
ラオスや東南アジア、ボランティアや海外協力、絵本を海外に届けることなどに興味を持った参加者の皆さんは、いろいろな角度から様々な質問をしてさらにラオスについて知識を深めました。
最後に感想を発表しながら、和気あいあいと歓談タイム
少人数だったおかげで、参加者全員でお話ができてとても楽しい時間となりました。
参加者の声
自分の知らなかった世界が知れてよかった
以前から興味があったが、今回やっと参加出来た
海外協力の糸口となった
日本から比較的近い国なのに、格差社会でびっくりした
細かい作業で大変だったけれど、楽しくできた
ラオスの子供たちにこの絵本が届けられると思うと嬉しい
この絵本を、ラオスの子供たちがキラキラした笑顔で見てくれるのかと思うと嬉しい
ラオス風ランチが美味しく、大満足
ラオスコーヒーがとても美味しかった
ラオ語の翻訳文を貼った「ぐりとぐら」「はじめてのおつかい」「かばくん」など、日本でもおなじみの絵本たちはラオスの子供たちに届けられます。
自分が翻訳文を貼って署名した本が、はるばる海を越えてラオスの子供たちに届けられると思うとワクワクしますね
また機会があれば、絵本のシート貼りをしたいな、と思ったメンバーでした。
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