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2016年6月 8日 (水)

小田原交流 みかんの花見に行ってきました♪

5月27日(金)小田原交流2年目の始まりです。今回は『みかんの花見』に行って来ました。
前日からの雨であいにくのお天気でしたが、生産者石井さんのお宅に着いた頃には雨も上がり、良かった良かったと胸をなでおろしたのもつかの間、ちょっと時期が遅かったようで、みかんのお花はもう散ってしまい小さな実になっているとの事でした。
そんなこんなで、今回は、石井さんがいつも作業に使っているという農作業具を色々と見せていただきました。

草刈機金属刃、草刈機ナイロンカッター、枝切りバサミ、チェーンソー
ナイロンカッターの草刈機は金属刃では刈り取れない石や硬いものの周りの草などを刈り取る時に使うそう。枝切りバサミも小さなものから大きなものまで、チェーンソーも色々なタイプがありました。

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花を摘んで機械に投入し、あの引き出しに落ちてきた葯(花粉の入っている袋)を採取する『葯採取機』そして、上の丸いふるいにかけて花粉を取るそうです。

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ネットで購入する時には、名称に気をつけなくちゃいけないんだよ(^◇^;)と、おもしろ可笑しくお話ししていただいた『花粉交配機』通称『ラブタッチ』キウイの受粉などに使われるようで、手作業の時にはつきすぎたりしていたものが、無駄なくまんべんなく噴射できるのでずいぶん効率アップしたそうです。

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20キロまで量れるというハカリ、これは年に1度必ず検査を受けてこのシールをもらわないと出荷できない決まりになっているそうです。

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樹木粉砕機、通称『チッパー』刈り取りたい木のそばまで移動させる事ができ、その場で粉々にできるので、刈り取った物を運んだり燃やしたりする手間がかからないそうです。

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さて雨も上がったようだし、石井さん宅裏の果樹園の見学に行きましょう♪
ここには、みかん以外にも色々なものがあります。

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左上から時計回りに、柿、梅、レモン、キウイ
その他、ビワや蒟蒻芋etc…

これは、キウイの雄花。真ん中に雌しべがありません。

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こちらは雌花。と言ってもすでに小さな実をつけていますが、本来なら雌花は花が3つ咲くので、だいたい真ん中を残して左右の花を摘花するそうです。これは、もう実になっているので、摘果かな?

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みかんのお花は、ホントに数えるほどしかありませんでしたが、その貴重な写真です。緑の葉に引き立つ真っ白な花びらは細長くてしっかりしたキレイなお花でした。

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ここにあるみかんの品種も様々で、石井さんの説明に出てくる名前をメモしていたら、バレンシアオレンジ、ゴールデンオレンジ、湘南ゴールド、早生みかん、大津、石地、青島…etc.広大な敷地に様々なみかんの樹が至る所で元気にスクスク育っていました^^;
「稲刈りや梅の剪定、キウイのつる切りなど手のかかるものを優先しているとついついみかんの事が後回しになってね~」と和かにお話ししてくださる石井さん、それでも「カラス除けにいいと聞いたので黒糸を張ってみたよ」とか、黒点病などの病気やカミキリムシなど害虫の対処、老木の管理やまた新たな苗木を買って植えたりとみかんの樹の管理も決して怠りません。また、昨年うかがった時には狭かった道が広くなっていたりして、これも石井さん自身が整備されたとの事。「最近は歳を感じるよ」と言われていましたが、まだまだ大丈夫ですよ!ますますのご活躍を期待しています♪

時間いっぱいまで圃場でお話していただいていたので、奥さまが手作りの梅ジュースを持ってお待ちかねでした~

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熟れた梅で作られた梅ジュースは、ジュースはもちろん果肉もとっても美味しかったです。私もぜひ作ってみたいと思いました。ごちそうさまでした。

今回は、お花見ということでおとなだけの参加となりたくさんのお話が聞けました。

今回もまた楽しいひと時でしたhappy01石井さんご夫妻、ありがとうございました。 Y.S

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