2010年 09月
多摩川河口干潟自然観察会
2010年 09月 14日
こんにちは。はちどりのちーままです。
9月の中頃になり、ようやく涼しくなってきましたね。
9月2日付の産経新聞に「多摩川を遡上するアユの今年の遡上数が、昨年の約47万匹から約4倍に増えて、約196万匹を記録した。」という記事が載っていました。
「えー?多摩川にもアユがいるんだ。」と驚いたのは、私だけでしょうか?
一昔前には生活排水で汚染されていた多摩川が、今では潮干狩りで賑わうなど、水質が回復されてきているのですね。
さて、その多摩川の河口干潟で8月24日(火)に開催された「多摩川河口干潟自然観察会」に小3の娘と行って来ました。

大きな石を動かすと”カニ”が沢山いて、その度に歓声を上げる子供たちを見て、「連れて来て良かった~。」とママたちは嬉しそうでした。
しかし、カニを見付けてはしゃいでいる娘を、じっと動かずに見ていた私は、長靴の底が粘土質の泥でくっついて動けなくなってしまい、ロボット歩き状態でした。

昨年に続いて2回目の参加でしたが、干潟から「大師河原干潟館」へ今回初めて移動しました。
暑さと初めての道に、私は少々疲れながら歩いていましたが、娘は仲良くなった男の子と元気に走っていました。
恐るべしキッズパワー。
「大師河原干潟館」の前で、長靴を洗いましたが、ホースの使い方がわからずに苦労しました。
娘は裸足になって、館内へ。
私も裸足になりたかった~。
「大師河原干潟館」は、大師河原防災ステーションの一画にあり、1階は水槽(干潟に棲むカニや貝類など)や、簡単な工作ができるコーナー、展示(手づくり地図や写真)などがある河川情報室、2階は会議室でした。
会議室で、「大師河原干潟館」のスタッフ(地域住民等のボランティアの方々)が、「昔、多摩川は”あばれ川”と呼ばれていて、洪水で何度か橋が流され、周辺の住民が水害で苦労した」話しやカニの種類についての説明をして下さり、時間の都合でお弁当を食べながら、聞きました。

また、水の浄化にシジミを使ったコップでの実験は、じっくりと観察したかったです。

お土産に「たま川ひがたのいきもの20(河原)」の中のショウジョウトンボのしおりを頂きました。
娘は、「大きなカニや小さいカニが沢山いて、楽しかった。」と言っていました。
その小さな生き物たちを守るために様々な人々の努力で多摩川の水質が回復されてきています。
人類にとっても大切な水。
2度と生活排水で汚してはいけないと思いました。

最後まで読んで頂いて、有難うございました。
(はちどり ちーまま)
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Commented by みずみず at 2010-10-04 21:46
カニはたくさんいましたでしょうか?
川にカニがいるってことがまず驚きで。
その生き物たちが水を浄化するということで
二度びっくり。。
こんな小さな生き物たちが水をきれいにしてくれているなんて。
干潟って大事なんだなとつくづく思いました。
干潟館は、ボランティアの方が運営しているのですか。
それも驚きでした。
干潟の大切さをアピールするためにも
守って行きたいですね。
流して終わりではなく、
水の行き着く先まで
想像してみることも必要だと思いました。
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