「親子で学ぶ平和めぐり」を開催しました
7月11日(土)、親子で学ぶ平和めぐりの企画が開催されました。当日は暑い中、12家族が参加し、明治大学生田キャンパス内にある、明治大学平和教育登戸研究所資料館を訪れました
まず最初に朗読劇「ヒマラヤ杉は知っている」を観劇しました。今から約80年前、1930年代の多摩・
登戸地域は自然豊かな農村でしたが、戦争によって次第に変わっていったそうです。
陸軍の秘密施設が作られ、そこでどんな事が行われていたのかという事を劇を通して伝えて頂きました。
歌あり、音楽ありの本格的な朗読劇で、内容も大変わかりやすく、子どもも大人もすっかり見入っていました
その後、2つのグループに分かれてワークショップを行ないました。
明治大学平和教育登戸研究所資料館の塚本さんと、明治大学大学院生の石井さんにご説明いただきながら、風船爆弾に使用された和紙についてび、接着剤として使用したこんにゃく糊の粉末に触れたりしました。
次にキャンパス内の登戸研究所史跡を案内していただきました。
正面に陸軍のマークのある消火栓や、ヒマラヤ杉並木のある旧本館一帯、動物慰霊碑
を巡りました。
その後、登戸研究所資料館にて各展示室を塚本さん、石井さんに解説していただきながら見学しました。
風船爆弾が和紙で作られていた事、約1万発もの風船爆弾作られた事等は驚きの連続でした。
展示室には10分の1の模型がありましたが、実際の大きさの風船爆弾の写真にも驚かされました。
この風船爆弾を作る為、大勢の女子中学生が携わっていたとの事です。
偽札製造と中国における偽札使用について紹介された展示室では、精巧に作られた偽札に子ども達も興味津々
国際法で禁じられていた偽札製造は、当時の登戸研究所内でも極秘だったそうです。
最後に、火気厳禁の薬品庫として使用されていた倉庫跡を見学し、実際に中に入れて頂くことができました。
今回の平和企画を通して登戸研究所について知る事ができ、知らなかった戦争の裏側を親子共々学ぶ事ができ、平和に対して思いを馳せる一日となりました
風船爆弾や偽札など戦争の裏面が学べた面白い企画ですね。ブログを読んで登戸資料館に行ってみたくなりました。
投稿: こたパパ | 2015年8月 1日 (土) 09:03
こたパパさん、コメントありがとうございます。
ブログを読んで登戸資料館に興味を持っていただいて嬉しいです。風船爆弾や偽札、秘密兵器などはあまり知られていないまさに戦争の裏側、ですよね。
今後も川崎リアでは平和企画を考えて行きたいと思います。
投稿: 川崎エリア経営会議 S.W. | 2015年8月11日 (火) 14:41