<夏休み企画>海の中は、どうなってる?〜みんなで考える海の環境〜
7月27日(水)まなびパル講師の岡村さんによるWEB学習会「海の環境学習会」を開催。
おとな8名こども9名の計17名の方が参加してくださいました。
学習会は、日本の3ヶ所の海で行われている活動をメインに動画を見ながら説明を受けました。
「恩納村の海」では、1998年から珊瑚の植え付けを開始し2013年頃から珊瑚の産卵が確認され、海水の透明度が上がり珊瑚のおかげで酸素と養分も発生し、もずくの成長の促進に繋がるとのことでした。
「野付の海」では、海水温度の上昇によりホタテの稚貝の生育が悪くなるということを知りました。
野付では、持続可能な漁業を目指し、「100年かけて海を取り戻す」を目標に山に植樹活動をし湧水が復活したとのことでした。
また資源管理型漁業として帆立の稚貝を放流し4年後に収穫というサイクルでおこない植樹などの活動により豊かな海を次の世代に繋いでゆくという想いを聞きとても感慨深かったです。
また「種子島の海」では、ウミガメの卵の生育温度が適温を超えてしまうと卵がメス化してしまうとも知りました。
温暖化により水面上昇してしまった事による気候難民問題、海へ流れてしまったプラスチックごみによるマイクロプラスチックの問題もありました。
そして盛りだくさんの学習会のあとの質問タイム。
手をあげ積極的に意見交換していた子どもたちの姿に頼もしさを覚えました。 おとなも子どもも広い視野から海の環境について学べた学習会でした。
全ては、つながっているのだなと改めて感じた1日でした。(T)
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