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2022年6月

2022年6月29日 (水)

相模エリアのおすすめ商品学習会『奥深いソースの世界』

6月29日、相模エリアのおすすめ商品学習会『奥深いソースの世界』に参加しました。

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パルシステムの中濃ソースは、1950年(昭和25年)創業の山屋食品(株)の鎌ヶ谷工場(千葉県)で製造されています。

トマト、玉ねぎ、にんじん、セロリ、りんごなどの野菜や果実とともにお肉を柔らかくしたり、臭み消しの効果があるスパイス(香辛料)を使って作られるソースはパルプ質(繊維質)を除いた粘度の低い、さらりとしたウスターソース、中濃ソース、そしてフルーツソースとも呼ばれパルプ質を多く含み、とろりと甘い風味の濃厚ソースの三種類に分けられるそうです。

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醤油に比べ塩分が少なく(食塩相当量4.7g/100mLソース、15g/100mL醤油)、ノンオイルで低カロリー(104kcaL/100mLソース)。コロッケやとんかつにかけるだけではもったいない。ハヤシライスや煮込み料理、炒め料理の隠し味にもして欲しいとおっしゃっていました。

その他にもこだわりがいっぱい。使用するお酢はNonGMO。塩はパルシステムお馴染みの『海はいのち』。砂糖は『花見糖』。味の決め手は香辛料(これは門外不出のシークレット)。市販のものに比べ、粘度が緩いのは増粘剤不使用のため。カラメル色素も不使用のため色も薄め。酵母エキスも不使用だそうです。

にんじんや玉ねぎなどの野菜は残留農薬リスク回避のため、また工場内に皮や土が入らないようにと、皮を剝いてカットされた状態で工場に運ばれてくるそうです。

ビンの中に付着している黒い点々(汚れて見えるらしい・・)は生の野菜、果実、香辛料などがたくさん含まれている証拠。パルプ質(繊維質)が沈殿するのでよく振ってから使うのが最後までおいしく食べるポイントだそうです。

プラ削減のため、ビン詰めですが、経年劣化で割れやすくなったり、ビン口が狭く洗浄しにくいなどリユース瓶にはなっていないとのことでした。

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キャップやキャップの穴についても説明があり、パスシステムの中濃ソースは片手で開閉しやすいキャップ、穴は一文字穴を採用。落ち着いた印象で高級感のあるラベルなどなど。

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細部までいろいろこだわったパルシステムの一品であることがよく分かった学習会でした。

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アレンジレシピの中濃ソースで作る煮豚は、とても柔らかくてホロホロでした。残った煮汁を使ってハッシュドビーフを作りましたが、全ての煮汁は使い切れず、中濃ソースを使ったレシピは、私にとってまだまだ奥深い世界のようです。

(K.T.)

 

2022年6月28日 (火)

梅干しと梅シロップのその後

あっという間に梅雨明けしてしまって、

今年は夏が長いな~とため息の出る今日この頃。

 

梅干し作り体験から十七日、こんなに水分(梅酢)が出てきました。

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袋の外からでも、ほんのり梅干しのしょっぱい匂いがします。

十日ほどは毎日上下をひっくり返して梅が梅酢に漬かるように平らにして、

その上に500mlの水入りペットボトル4本を重石代わりに載せていました。

Img_6365 もう重石は要らないよと人に言われ、バットの中に(液漏れ対策で)ジブロックごと入れて

静かに土用干し待ち状態です。もう少し、もう少し。楽しみ、楽しみ♪♪

 

梅シロップのほうは花見糖もすっかり溶け、完成です。

解禁すると、父と息子が毎日のように飲んで、あっという間に無くなってしまうので

まだ解禁していませんが・・・実は出来上がっています。

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Img_6384 琥珀色の澄んだシロップは水割り、炭酸割り、かき氷のシロップにも最適。

着色料なしの天然シロップ。贅沢ですね。

 

まだかまだかと待っているうちに梅雨が終わってしまいました。

(K.T.)

2022年6月26日 (日)

みんな大好き!ソース焼そば

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6/23(木)、横浜南エリアの今年度おすすめ商品学習会
「みんな大好き!ソース焼そば」
をオンラインにて開催しました。

パルシステムの『ソース焼そば(産直小麦使用)』『塩焼そば(産直小麦使用)』
の商品の魅力を、メーカーの方から伝えていただきます。

もちもちの食感でやや太めの麺は、北海道JAおとふけの産直小麦
「きたほなみ」を使用しています。
国産の小麦粉は製麺しにくいこともあり、市販品は輸入小麦粉を使用するのがほとんどです。
国産小麦で作った焼そばはなかなか手に入りません。

添付ソースは、自社生産ではなく、
食品添加物である調味料(アミノ酸等)不使用のオーダーを出して
別メーカーより仕入れているそうです。
スパイス感があり、甘すぎず、辛すぎず、うまみが感じられる味わいです。
安心な材料ながらスパイシーでジャンクな味を楽しめます。

工場見学の動画は、手作り感がありながらも、とてもわかりやすく、
工程を追うのが楽しかったです。

アレンジレシピ調理の動画は、「あんかけ焼そば」も「オムそば」も
本当においしそうで、すぐに作ってみたくなりました。

休日のお昼ごはんに、今年の夏も焼そばが活躍しそうです。

(SR)

2022年6月13日 (月)

みんなでいっしょに梅干し作り♪

6月11日「みんなでいっしょに梅干し作り♪」が開催されました。

空は薄曇りでしたが、暑くもなく寒くもなく梅の収穫には丁度良いお天気で

8家族26名が集まりました。

まず、下曽我の梅の里センタ―の前で諸注意を聞いてから、

収穫用の紙袋を手にジョイファーム小田原の生産者さんの梅畑へ移動しました。

梅の木の下は少しひんやりとして、そこだけ空気が澄んでいる気がしました。

Img_6274 爽やかな黄緑色の葉っぱとたわわになった梅の実に心癒され、

日に当たって所々赤くなった梅の実も、はにかんでいるようで、とてもかわいく見えました。

生産者の方から梅についての説明を受けました。

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梅の枝などで怪我をしないように、脚立の一番上には乗らないようになど注意を受け、いざ。

少し青くてもふっくら柔らかい梅干しができる十郎梅を一家族1キロ収穫しました。

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十郎梅は花粉が少なく受粉しにくいので、

梅畑には南高梅や白加賀など数種類の梅が一緒に植えてあるということでした。

大人も子どもも各々思い思いに「これは。」と思う梅の実に手を伸ばしていました。

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収穫が終わると梅の里センターに戻り、自分が採った梅の実を使って梅干し作り体験をしました。

1Kgの梅に180gの塩。18%の梅干しなのでカビはこない、常温保存で大丈夫とのこと。

冷蔵庫に入れると湿気を吸って逆に良くないと。

皆さんそれぞれ生産者の方にいろいろ質問されていました。

生産者の方が作られた梅干しを試食させていただきました。塩だけの梅干し。

食べる前から口の中に唾液が出て、さぞしょっぱいだろうと覚悟して食べたところ、

実がふっくら柔らかいうえにとてもフルーティーでおいしくてジューシーだったので驚きました。

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家に帰ったら水入りのペットボトルで重石をしておく。梅雨明けの三日三晩の土用干し。

思い思いに、自分の手で作った梅干し。出来上がるのが今から待ち遠しいです。

 

(K.T.)

2022年6月 9日 (木)

梅シロップの季節到来

今年も梅シロップの季節到来。

6月1回に届くように早期注文していた梅が、先週金曜日に届きました。

すぐにきれいに洗って、ざるにとって写真をパシャリ。

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乾いた頃に爪楊枝でヘタ取り。ビニール袋2つに分けて冷凍庫へ。

何年もやっていると、こんなものか。

 

次の日は、花見糖と凍った梅を交互に瓶に入れて、梅シロップ作り終了。

あれから5日。こんな感じ。

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鮮やかだった青梅の黄緑色も、ちょっと渋い色に変わり、

瓶の底には琥珀色のシロップが溜まり始めました。

後は花見糖が完全に溶け切るまで、待つのみ。

 

梅雨の時季のジトジトは、テンションが下がり気味ですが、

爽やかな梅の香りを嗅ぎながら

梅仕事をするのは心も体もとても落ち着きます。

 

その時季だからできること、大切にしたいです。

今週末は、梅の収穫と梅干し作り体験をしに

ジョイファーム小田原の梅の里センターへ出掛けます。

とても楽しみです。

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それから、もう一つ。

6月のカタログの表紙、横一列に並べてみてください。

イラストがつながるんです。

来週のカタログが待ち遠しいです。

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(K.T.)

2022年6月 8日 (水)

第2回超えトーク『暮らしの新しいカタチを考えよう』―家事や育児をサステナブルに―

6月2日(木)、第2回超えトーク『暮らしの新しいカタチを考えよう』―家事や育児をサステナブルに―と題して、Zoomウェビナーでスープ作家の有賀薫さんの講演があり、500名以上の参加がありました。

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有賀さんは、以前カタログ『マイキッチン』の中でコラムを書かれており、その内容が共感できることもあって私はよく読んでいました。講演を聞くのは初めてで、ちょっと楽しみにしていました。

↓ ↓ ↓ 

以前のカタログ『マイキッチン』の中の有賀薫さんのコラム取ってありました。

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講演では

・なぜスープ作家になったか いきさつとその理由

・結婚をして30年 働きながら

・食育について

という内容で、あれやこれやお話しされましたが、私の中で特に心に残ったところを2つ。

 

それは、結婚して30年、働きながら、有賀さんがいつも思っていたことが『私ばっかり。』(なんで私ばっかり仕事に育児に家事にって何もかもやらなくちゃいけないの?)ということだったことです。ちょっとびっくりしました。はたから見て、颯爽と働いていらっしゃる有賀さんのような方でもそんな不平、不満の詰まった言葉、気持ちを感じておられたのかと。昔の若い頃の私と同じじゃないかと思いました。

 

でもそこで終わらない。そこで止まらないのが月日の流れでしょうね。そこから考えるのだな。息子が脱ぎ散らかした靴下にキィーとなる。そうなっていたのも懐かしい。そうだったよ。私も。でも今はその上を行く。そのまま放っておける。脱ぎっぱなしの制服のズボンも朝までそのままにできる。注意したって「困るのは母さんじゃない。俺だから。」そこまで言われては、こちらだってハンガーに掛けないね。

 

有賀さんがおっしゃっていたこと。

家事の大事なこと

①よく観察して

②必要なところに必要なタイミングで

③過不足ないケアすること。

相手(息子)が困ってから手を差し伸べるぐらいが丁度いい感じかな。やり過ぎは鬱陶しがられるだけかな。自分に都合よく解釈している気もしますが・・・

 

そしてもう一つ。食育について思うこと。家庭料理の優先順位について。

まず食事がそこにあるということ。傷んでいない安全な食事が食べられる状態で準備されているということ。これが一番大事でまず最優先。手間がかかっていなくても、見栄えが少々悪くても白ご飯とお味噌汁があれば、一応、腹は満たされる。

次に来るのが、栄養が偏っていないかとか手間をかけて手作りで愛情がこもっているかとか品数、お肉やお魚などメインがあるかというような経済的なこと。

そして最後に見栄え、あるいは文化、趣味的なこと。生きるか死ぬかということから一番遠い美的な、あるいは精神的なこと。

家庭料理の優先順位って言い換えると、映え(ばえ)もいいけど、おふくろの味、子どもの頃から慣れ親しんだ味は身体が覚えていてどこか懐かしいってこと?これもかなり独りよがりな解釈かもしれないけれど・・・。

だから、家庭料理はおしゃれに盛り付けられなくても、レストランのようにご馳走でなくても良いんだよと。あまりこだわり過ぎないようにと。そんなふうにおっしゃっておられて、そうだよね~。とやはり共感した今の私でした。

 

(K.T.)

2022年6月 6日 (月)

かもめ 6月号

YokohamaminamiPDF版はこちらkamome_202206.pdf

2022年6月 4日 (土)

素材で選ぶマヨネーズ学習会

5月25日に横浜東エリアの商品学習会『もっと知りたい!素材で選ぶマヨネーズ』に参加しました。

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製造元の丸和油脂(株)は、液体の油を加工してマーガリンやドレッシング、マヨネーズ、ピーナッツクリームなどを作っている会社だそうです。パルシステムのPB商品「素材で選ぶマヨネーズ」と「カロリーハーフ」(これは9月頃リニューアルしてPALカロリーハーフマヨネーズタイプとなるそうです。)と毎日のマーガリン(うち使ってる~。) を製造されています。

1998年販売の「マヨネーズはこれ」という商品から新たに①産直卵を使って(当時、産直卵なんかで作ったマヨネーズはなかったそうです。)、②化学調味料は使わず、③市販のものに劣らない味で④求めやすい価格を目指して(かなり無茶な要求ですね・・・)2016年4月にリニューアルされたのが今回の主役「素材で選ぶマヨネーズ」なのでした。

主な原料3つに、しっかりこだわっていらっしゃいました。

油はPB「圧搾一番しぼり菜種油」、卵は卵黄のみだけどトキワ養鶏のもの(鶏の餌のとうもろこしは非遺伝子組み換えで収穫後農薬不使用のもの)、塩はPB「海はいのち」が使われています。

トキワ養鶏の卵は、いとう鶏卵という卵を割る工場へ運ばれ、機械で1分間に600個の卵が割られている動画を見せてもらいました。(すごかった・・・スピードが早かった・・・早すぎてよく見えない・・・)さらに卵黄は春日部工場へ、1トンのタンクローリーや1斗缶、ポリバケツなどで運ばれ、マヨネーズには使わない卵白は、日光にある洋菓子のヨックモックやかまぼこ屋さん、エンゼルパイのロッテなどに供給されるそうです。卵の殻は粉砕して飼料として農家へ。が理想だけれど廃棄してしまうことが多いと言われていました。

マヨネーズ一つにしても、安心して食べられるものを作るために、ずいぶんいろんな人が関わっていることに改めて驚きました。最後に、これまでの裏技なんだったの?マヨネーズの中味が少なくなると、最後まで使い切ろうとして容器に空気をパンパンに入れて逆さにしますよね。私もそうしていました。あれは、あまりよろしくないということでした。空気に触れると風味が落ちてしまうそうです。なるべく空気を抜いて保存し、最後は容器のお尻のほうを振って出すのがおすすめという事でした。今日も一つ学習しました。

(K.T.)

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