6月30日・7月1日と、一泊二日で JAみどりの 生き物観察と初夏の交流に行ってきました。
7組19名の参加で、下は3歳から上は9歳と
幅広い子どもたちが集まりました。
がんばれ!東北
かわいいイラスト入りの新幹線で、出発です!
乗ること2時間。
古川駅に到着しました。
さっそく着替えて、田んぼに向かいます。
青空がきれいで、心地よい風が吹く中まずは、
生き物博士:藤本さんによる田んぼの生き物のお話を聞きました。
カエル、コイ・ドジョウ・タニシ・・・
などなど、田んぼにはたくさんの生き物がいるそうなので、
さっそく自分たちでも見つけてみることに。
田んぼに入ると、どろどろで柔らかく、
足がふんわり包み込まれます。
歩くと、周りからスイスイ虫たちが逃げ出していくのが見えるので
すかさず網ですくいます。
すぐにあちこちから、
カエルがいた~。
クモがいる~。
等の声が聞こえてきました。
どろと一緒にすくうので、
水で洗ってから、よ~~く見て見ると
イトミミズ・ユスリカの幼虫などの小さな小さな生き物から
ヤゴ、マルタニシなどの大きな生き物まで
さまざまな生き物が見つかりました。
小学2年生の息子は、カエルカエル~と
最初から最後までカエルに熱中していました。
生き物観察の後は、草取りになりましたが、
今年は草が少なく、ちらほら見える程度でした。
手押しの草取り機でたんぼを往復しました。
これ、意外に力がいります。
どろに引っかかって、途中で止まったりしちゃうんです。
ここで、嬉しいオヤツタイムとなりました。
手作りのブルーベリーのブラマンジェ。
ほどよい甘さで、疲れた身体に沁みわたるおいしさでした。
田んぼの次は、大窪さんの畑で玉ねぎ収穫を行いました。
ラッキーという品種で、エコチャレンジ2年目の玉ねぎを
掘らせてもらいました。
葉っぱをつかんで、引っ張ると
簡単にスポッと抜けるので、
小学生軍団が競うようにスポスポ抜いて
あっという間に1列抜き終わりました。
収穫した玉ねぎは、お持ち帰りOKということで、
ありがたくいただいてきました。
夕食は、生産者の方たちとの交流会となりました。
生産者の方がすごくたくさん集まってくれました。
そして、テーブルには数々のご馳走が!!
左上から、ナスの漬物、ソラマメご飯、手作りのミートローフ&ウィンナー、
左下、ナスのソーメン、茹でたソラマメ、しその粉焼き、などなど。
ずらりです。
ナスのソーメン、こんな大きいナスで作ります。片栗粉をつけて、茹でるのだそうです。片栗粉がしっとりもっちりしていて、めんつゆをかけていただきました。
二日目は、あいにくの曇り空となりましたが
近くの水路にザリガニ釣りとなりました。
ザリガニ釣りなんて、うん十年ぶりで
大人のほうが熱中してしまいましたが
この日の成果は2匹でした。
この後は、蕪栗沼に出発です。蕪栗沼とは、天然記念物マガンの飛来地として、
ラムサール条約湿地登録されている場所で、貴重な動植物が生息しています。
蕪栗沼、広~~~い。その広さにびっくりです。見えているところほぼすべてが蕪栗沼です。
蕪栗沼の周辺も、田んぼに囲まれており、
見渡す限りの田んぼ田んぼ。
こんなにたくさんの田んぼは初めて見たってくらい田んぼでした。
そして、沼の水を網ですくうだけで
小魚やエビがピッチピチと。
生き物が豊富、ということを実体験できました。
今日の生き物博士は、春の交流でもお世話になった
NPO法人 蕪栗ぬまっこくらぶ 副理事長・大崎非常勤職員の
鈴木耕平さんです。
エビのお話がとってもおもしろくカイエビ・スジエビ・ヌカエビの違いやオス・メスの違い、卵の有無など次から次へとお話が出てきてびっくり。
ちなみに、オスとメスの違いはメスは卵をお腹に抱えるので、湾曲しているがオスは、背筋がピーンとしているのだそうです。
大人がどんどん引き込まれていきました。
この日の昼食は、地場産の野菜と豚肉を使った
バーベキューでした。
野菜の甘いこと。
お肉の柔らかいこと。
おにぎりの塩加減が絶妙でおいしいこと。
生き物観察で、小さな生き物の名前を知り
取れたての野菜やおいしいお料理を用意してくださり
初めてのみどりのでしたが、とても温かく迎え入れてくれ、
親子ではしゃいで、楽しんだ2日間となりました。
小学4年生娘の感想「蕪栗沼で、たくさん生き物を取ったのが楽しかった」
小学2年生息子の感想「田んぼでカエル取り楽しかった」
JA みどりののすべての皆さん、2日間、お世話になりました。
ありがとうございました。
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