JAいわて花巻東和町 初夏の交流
春の田植えに続いて6月15、16日と岩手県花巻市の田んぼの交流に行ってきました。
私は、なぜかこの初夏の交流に行くことが多く、今回で3回目
今年の田んぼは、どんな感じでしょうか。
出発の日はムッとして朝から暑かったので、早く涼しい花巻に行きたいなあ・・・と
新幹線の窓から外()を眺めていました。
しかし東京駅から約3時間、やっと着いた東北新幹線の新花巻駅は、どんよりと曇っていて
今にも雨が降りそうでした。そして、予想に反して暑い
駅の改札をでるとJAいわて花巻の小原さんが、「ようこそいらっしゃいました」と笑顔でお出迎え。
前回も一緒に参加した娘は、すっかり仲良くなった小原さんとさっそく手をつないでいます
田んぼで草取り体験
駅からは全員バスに乗り込んで、一旦、今日の宿泊先のフォルクローロいわて東和に向かいました。
汚れても良い服装になったら、今回のメインイベント交流米の田んぼに。
ホテルからバスで15分ほど離れた圃場には、すでにJAの職員さんが作業をされていました。
簡単説明を受けた後、さっそく水の張った田んぼにそろりと足を入れました。
少しひんやり、でも冷たすぎない田んぼの感触は、何とも心地よい感じです。
年々上手になっているようで、田んぼの稲はまっすぐにわっています。
(田植えをがんばった、春の作業の方に感謝)
今年は、雨も少なく田植えの終わっていないところもあるくらいと生産者の方がおっしゃっていたので、肝心の雑草が・・・あまりありませんでした。
休憩をはさみながら、2時間半ほどの作業。
途中小雨がぱらつきましたが、今年は、田んぼの端まで、初めてたどりつきました
今年の田んぼは、いつもより水が多く、稲の伸びも少し短い?気がしました。農作業は天候に左右されるのを改めて実感です。
でも・・・中腰で草を取りながら進むのは、腰に来ました。早く温泉に入りたい
そして、中盤からは遊びがメインなっている娘もなぜか泥だらけ、ぬかだらけ
お待ちかねの交流会
疲れ果てた体をホテルの温泉で復活させた後は、お待ちかねの生産者の方との交流会です。
東和町には、お料理のエキスパート「小山田美女会」の皆さんがいらっしゃるので、
毎回のお食事が本当に楽しみなのです。
今年も無事に草取りが済んだことを祝って、参加者と生産者で楽しい交流会が行われました。
子供たちのお目当ては、初夏の交流名物そうめん流し。 今年は、大人も参加OKだったので、おなか一杯だったのに私もたくさんいただきました。そのほか、山菜のお料理やバーベキューには地元のお肉、まあるいおにぎりには美味しいシソ味噌がついていました。
東和町のおいしいものをたくさん食べて、お料理を作っていただいた美女会の方達とお話をしてあっという間の2時間でした。
2日目は、東和町の味と文化めぐり
次の日は、朝からとても良い天気でした。
写真左)毎回お世話になっている素敵なホテル 写真右)ホテルのマスコット ヤギの一家です
ホテルでのおいしい朝食をおなか一杯(またもや)を食べから
アートの町・東和町の散策に出発です。
地元でも有名醸造所見学
まずは、佐々長醸造さんにお邪魔をして、社長さんの案内でおいしいお味噌とお醤油の仕込みを見せていただきました。
醤油ビンの洗浄機やお味噌を作る工程を楽しいお話を聞きながら、見学していきます。
なんと!ここのお味噌は、ベートベンの田園を聞きながら熟成しています。(優雅ですね)
ここのめんつゆは、前日の交流会のそうめん流しでも使われていたそうです。
お料理上手のお母さんたちにも認められた、おいしいめんつゆでした。
見学の後は、お買い物タイムです。
こちらのお店は、味噌や醤油の他にもおいしいお水やちょっと変わった軽食が売っているのでお邪魔するのが楽しみです。
その後、商店街を抜けて最寄駅の土沢駅へ。
途中、昨日草取りのお手伝いをしていただいた生産者の方が、たこやき屋さんに
東和町名物、醤油味のたこ焼き。初めて見ました。
さすが稲作の町です。マンホールのふたがかわいいわら娘(^_^)
みんな真剣紙すき体験
駅前からバスに乗り、紙漉き体験の工房に向かいました。
今回の体験でも娘が一番楽しみにしていた紙漉き体験です。
観光名所の毘沙門天立像の近くにある、成島和紙工芸館で手作りの和紙を作りました。
先生は、なんと昨日もお世話になった生産者の方です。
真剣に頑張った後は、成島神社にあるお食事どころで昼食を頂きました。
山の中腹にある神社には、子供と若い大人達はは元気に歩いて、そうでない方はバスで向かいました。
若い大人のHさん。歩いて登って来ただけでなく、葉っぱのお面も作っていました
見晴らしの良いお部屋で、郷土色いっぱいの美味しいお昼ご飯を頂きました。
食後は、みんなでトランプ。
ツアーの最後は、いつものように新花巻駅前の公園でお別れ式です。
名残惜しいのですが、秋の実りを楽しみにして、しばしのお別れです。
東和町のみなさま、本当にお世話になりました。
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