遺伝子組み換えとは?
こんにちは
ぽんたです
みなさんは「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」って聞いたことありますか
ぽんたはパルシステムで活動していて、どちらも耳にしたことがあります
でもどんなことかわかりやすく説明して!と言われても何となくしか...
買い物するときに「遺伝子組み換えではない(Non-GMO)」と書いてあるものを選ぶ程度でした
先日、「圧搾一番しぼり菜種油」の学習会で平田産業さんの中村さんが話してくれたお話が衝撃的すぎて
"メンバーの中からも遺伝子組み換えの話をもっと聞きたい”
という声が上がりました
そこで講師になってくださったのが
パルシステム神奈川の前身、けんぽく生協で専務理事を務められ、パルシステム連合会理事を経て、現顧問。日本の種を守る会幹事長もされている山本伸司さん
現在は種子島に拠点を移され、サトウキビ栽培と黒糖生産をされていらっしゃいます
私たちのわがままで突如決まった企画
みなさんに募集をかける時間がなく、今年度湘南エリアの他の企画に参加してくださった方にのみのご案内で開催させていただきました
「遺伝子組み換えとは?」
「ネコでもわかる?」わかりやすく!そして、知ることで「選択できる私」に・・・
自分なりの答えをみつけるきっかけに、ぜひお話を聞いてみませんか?
を7月14日オンラインで開催しました
湘南エリアの担当職員が作ってくれた
お話を聞く前に私が抱いていた遺伝子組み換えのイメージ ”菜の花に乾燥に強いさそりの遺伝子を足すこともあるんですよ”
”除草剤に強かったり、虫が食べると腸が壊れちゃう遺伝子を足すこともあるんだって” お話を聞けば聞くほど自分から学びに行かないと入ってくる情報と違うと感じました。
・遺伝子組み換えは名前の通り、様々な種類の遺伝子(利点のある)を組み合わせて作り出すもの
・ゲノム編集は遺伝子の一部を切って替える
どちらも「遺伝子を操作する」ことなのにゲノム編集は「遺伝子組み換え」ではない。と政府は言っている…だから表示義務が要らないの?言葉のマジックって怖いな~と感じました。
生きていくために遺伝子にはもともと様々な機能をON、OFFにする機能がある。
例えば
筋トレすると筋肉増強スイッチがONになる。つきすぎて消費カロリーが上がりすぎると生命を維持するために筋肉抑制スイッチがONにする。これはもともとある自己防衛機能
これを人工的に筋肉抑制スイッチがOFFにすると同じ餌を食べても筋肉が過剰についた魚などを作ることが出来る←これがゲノム編集
ゲノム編集(遺伝子の人工操作)ってどうやるの
コンピューター解析で操作したい遺伝子をウィルスの力を使って行うそうですウィルスと今は聞くだけで怖いですね
もともと遺伝子の変異は自然界でも環境適応するために起こるそうです
でも無理やり都合の良いようにウィルスを使うというのは怖いです
山本さんのお話はこれだけにとどまらず
お米を食べるということは
田や水が結実したもの、すなわち自然環境そのものを食べている
どのような環境で誰がどのように作っているのかを遺伝子組み換えの前に考えるべきとおっしゃっていました
ところでコロナの感染者数が急増している今、かからないように予防したいですよね
自分にしっかり免疫があれば病気を防ぐ力が上がるそうですよ
(もちろん予防もしっかりとするのが前提ですが…)
ちなみにエアコンの中で運動もせず食っちゃ寝をしていると免疫は低下するそうですコロナ太りしている場合じゃありませんでした
では健康的な免疫のある体ってどうしたら作れるのでしょう?
それは腸の力だそうです
栄養の取り込み口である腸が元気であることが大事
腸が元気になるためには腸内細菌である乳酸菌を増やす
そのためには餌である食物繊維をしっかり取り込むこと
腸内が元気かどうか常に内視鏡で見るわけにいかないですよね?
調子の良さの判別は「うんち」でするそうです
自分の「うんち」を毎朝チェックしましょう
食べ物というものは日々壊れ、再生される体作りの最も大切なもの
良いものを判断できるように常に五感を鍛えてくださいとのことでした
常温で食べ比べをすることで、健康的に生まれた卵とウィンドレス等の環境で生まれた卵では味やにおいが違うそうです
ちなみに香料でいくらでもおいしさは作れるそうです。
騙されないためには自分の五感を鍛えなければならないですね
アトピーやアレルギーは体に取り入れたものが出てくる(防衛本能)
子ども(3~4歳)は味覚が優れているから嫌いというには何かしら理由があるからきちんと聞いてあげるべきだそうです
”食べたらダメなもの”と感じているのかもしれませんね
そういえば我が家の娘1号も2号も水にうるさい。おいしい水とマンションの水道から出てきた水だとすぐわかるし、同じ野菜でもおいしいまずいをはっきり言う。
特に2号はもう18歳だけど化学物質の多い食品は気持ち悪くなるらしい
同じハンバーガーでも食べられるものとダメなものがあるし、私は平気なのに…
うちのももんがたちも同じ果物でも食べるものと残すものがある
私たちには同じような味に思えてもきっと彼らには何か感じるものがあるのかも
ただの気分かと思っていたけれど、同じ果物でも作り方、環境で違うんだと納得する学習会でした
オススメ書籍は
①『タネはどうなる!?』山田正彦(元農林水産省大臣)
②『ゲノム編集食品の真実』天笠啓祐ー日本消費者連盟
③『面白くて眠れなくなる植物学』稲垣栄洋ーPHP文庫
だそうです
とても内容が濃くて、話も多岐にわたり1時間で聞ききれませんでした
もっともっとお話を聞いていたかったです
次年度も「気になったことはさらに詳しく学習しよう」と湘南エリアでは思っています。みなさんも気になってることかもしれません。その際にはぜひご参加ください。
なるほど~って何度も思いますよ
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