活動組合員研修inジョイファーム小田原
こんにちは、くうたんです。
研修目的:現状を知り、学んだことを発信して、産地とのつながりに加え、参加メンバーと体験・感想の共有をしてつながりも実感できる場とする
ジョイファーム小田原は、キウイフルーツ、かんきつ類、玉ねぎ、梅などでおなじみの産地です。
~食べる立場で作っているそうです~
肥料は有機100%
(菜種粕や魚荒粕など自然界にあるものだけ)
農薬はゼロ
(神奈川県の一般栽培では、農薬の使用回数は15回)
除草剤はゼロ
(害虫の天敵も活躍している!!)
7月1日は、朝から雨でした。
自宅から交通が不便な為、自家用車で向かいましたが、無事、小田原市梅の里センターに到着。
レインコート、長靴、傘、準備万端で梅の里センターに入りました。
受付、開会のお話しの後、キウイフルーツの圃場へ移動。
写真は、梅の里センターを出たところです。
道路の雨の線が見えるでしょうか?
キウイフルーツの棚の高さは、160センチの私の肩ぐらいの高さになります。上の写真・手前の青い傘の方は、前傾姿勢になっています。
ジョイファーム小田原の大須さんと
この圃場の生産者さん、近場の生産者さん(代表取締役・鳥居さん)のお三方からお話しを伺いました。
摘果作業の説明を受けて、みんなでひと粒、試しました。
大きさをくらべると、6倍くらい違いますよね!!
大体、1枝に5粒の実がなると、一番先端と一番後端を摘果して、真ん中の3つをそだてるのだそうです。そしてまた時期や大きさをみて、3つからも摘果したり管理をするそうです。
下の写真の木は、約40年の樹木になるそう。
なんと、成人女性の腰の太さくらい!!
実はこの樹木、良く見ると、横に線が入っているのですが、
この作業のことを「環状剥皮」というそうで、これも花芽を管理する技の一つ!!
「先代・先々代からの知恵・技に助けられています。」とおっしゃっていましたが、
そんなに大切な技術を、私たちに話していいのか?!と、大変驚きましたが、
これも先頭にある「肥料は有機100%・農薬はゼロ・除草剤はゼロにつながっているのだなあ。」
と考えされられました。
圃場から、梅の里センターに移動して、着替えてから、
改めて、大須さんと鳥居さんにもっと詳しく教えてもらいましたよ!!
キウイフルーツ栽培にいたるまでの先人達のお話しでは、
・地域のみかん栽培の栄光と価格の暴落
・みかんの害獣被害、キウイフルーツは追熟作業を人がするため、少ない
・ゼスプリがガンガンTVCMを流しているので、全国的に有名になった。
全国的に栽培されつつあるが、新米農家さんは主軸として確実なキウイフルーツを選ぶことがおおいそうです。
また、キウイフルーツの実はそのままだと甘くないので、鳥獣被害も少ないそうです。
じつは、ジョイファームの商品のブルーベリージャムが入ったヨーグルトや、同じく商品の青みかんシロップのジュースを試食・試飲しながらお話しをうかがっていました。
(写真を撮り忘れましたが、青みかんシロップ商品はパルシステムで扱っています。)
圃場の行き帰りの後の、ほど良い酸味がここち良くてスッキリもしました。
「美味しいキウイはこうやって作られている!」
と題した小冊子の中には、先ほどの「環状剥皮」や
5月に咲く花1つ1つに受粉の様子(花粉10g1万円!!花粉だけ捕るの雄畑もあるそう。)、
有機栽培では、先人達の知恵や研究を重ねて、今の形になったそうで、
日焼けしすぎないように管理したり、収穫してもサイズや形でわけたり、
糖度をあげていき4~5か月かけて出荷していく。
一番難しいのは、注文を予想しての追熟作業(3~4日程かかる)。
(確かに!!と思いました。)
その後でも、せん定という枝を切る作業を、冬と夏にするそうです。
一番の励みは、
「産地や商品説明が書かれている用紙の裏に書かれた応援メッセージ」
だそうです。
少しずつ国産のキウイフルーツも、やっとカタログにでてきましたから(11月)
お手紙のように書いてみてはいかがでしょうか(^O^)
活動組合員研修という事でしたが、雨の日でも参加して良かった!!と思う一日になりました。
活動組合員もいいですよ♡
~追記~
カタログに出てきたので、注文しましたよ
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