中学生の娘の夏休みの宿題に、『自分ができるSDGs料理を作ろう。』というのがありました。
なかなか抽象的な課題に案の定、「お母さん、これ協力してね。」の一言あり。「ええー。なんでー?」
とは言ったものの、我が子の宿題。必死に考える母でした。
そもそもSDGsを意識した料理って何???
食品を無駄にしないこと?
考えた末、私曰く
「じゃあさー、おばあちゃんが汗水垂らして作って、送ってきた無農薬のかぼちゃを使って
皮まで入れたかぼちゃスープなんてどう?あとはー、いつもなら捨てちゃう人参の皮を使って
きんぴらごぼうとか?」




こんな時、やはり私の頭をよぎるのは、無農薬とか化学肥料不使用とか食べて大丈夫かという問題です。
実家の母の手作りだから、パルの野菜だから大丈夫という安堵感があるのは確かです。
今まで歯触り、食感が気になって捨てていたけれど、今度からはこうやって使おう。
でも市販の人参だとやっぱり皮は捨てちゃうなー。
でも、家庭でできる食品ロス削減ってそれだけではありませんでした。
今まで食べないで捨てていた部分を調理して食べるようにすることだけじゃなくて、
もっと生活のスタイルに関わるところのこと。
調べれば調べるほど、これは気を付けようと思えることがたくさんありました。
冷蔵庫に『残っている食材から使う。』
パルくる便で毎週届くスライスチーズも古いものから食べる。
当たり前のようで、チルドがいっぱいだとどんどん奥に押し込まれて、あること自体忘れてしまいます。
溜まりだしたらパルくる便もキャンセルする勇気が必要??
というより買い物に行った時、食べ物を『買い過ぎない』ことかあ。
食事を作る時は、『作りすぎない』こと。
食事の時は、『食べきる』工夫を。
満腹でも残さないんじゃなくて腹八分目で食べきれる量を作るということ。
作る時も『野菜の皮を剝き過ぎない』ように注意する。
料理を残さないためには、『アレンジして食べきる』ことも大事。
肉じゃがからコロッケにするとか、タコのお刺身からタコ飯を作るとか。
10月は食品ロス削減月間だそうです。
食品ロス削減のためにできることって、考えればいっぱいありました。
子どもの宿題を機に、いろいろ考えた夏休みでした。
(K.T.)
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