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2012年1月

2012年1月28日 (土)

JAみどりの 冬の交流 蕪栗沼エコツアーに行きました

1月21日~22日にJAみどりのの産地(宮城県大崎市)に行ってきました。前日にはここ横浜でも初雪snowを観測し、翌朝の出発時も雪が凍りついていました。

東北新幹線bullettrainに乗るのも初めて、昼食は車内でとなっていたので、朝から駅弁選びにわくわくしながらのスタートです。

第1日目。

東北新幹線で古川駅に到着。途中福島県を通った時は一面真っ白な雪景色でしたが、仙台を過ぎ、古川駅では少し雪が残っている程度でした。ここからはバスでの移動です。

小牛田流通センターに着き、「みそ作り体験」を行いました。

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キャップと手袋をつけ、準備をしますdelicious

大豆を洗います。大きなまな板を使い、左右にぐるぐる。水に泡が浮いています。この泡がなくなるまで何度も水を換えます。大豆がきれいになったらたっぷりの水に一晩浸します。

隣の40度の部屋では 麹をほぐす作業です。写真を撮ったもののレンズが曇り

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こんな感じ。子どもたちを中心にやっていましたが、途中で暑くなり大豆洗いと交代した子も。麹に傷がたくさんついたほうがいいそうです。洗濯板を使い、そのうえでしごくようにして麹をほぐしました。

今日のみそ作り作業はここまで。明日この続きを行います。

次に今日の宿泊先でもある ロマン館に向かい、ここで「ソーセージ作り体験」です。

アグリファームの高梨さんにソーセージの作り方を教えてもらいました。

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これは豚の腸です。ウィンナーは羊の腸を使い、フランクフルトは豚の腸を使うのだそうです。今回は破れやすい羊の腸ではなく、豚の腸でフランクフルトを作ります。用意してくれたひき肉に香辛料を入れよく混ぜます。粘りが出るまでしっかりとね。

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次に専用の機械にひき肉を入れ、先端に豚の腸をつけたら成型です。

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腸の先端をしっかりと持ち、ひき肉が出てきたら空気が入らないよう右手で調節しながら左手で腸を引っ張ります。

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できたら、真ん中でねじり半分にし、一本分の長さのところでまたねじり、端を一本輪の中に通します。これを繰り返し最後までいったら、端と端を固結び。

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手際よく作る高梨さん。さすが職人の技です。一通り教えていただき、子どもたちから順に実際に作りました。初めはこわごわとやっていた子どもたちですが、やってみると意外と腸が丈夫ですぐに破れないことがわかり、大胆になってきました。

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出来上がったフランクフルトをひもで下げ、燻製箱で2時間(最初の1時間は炭火で火通したあと、桜のおがくずで香づけです。)そのあと30分ボイルしたら出来上がりhappy02

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おやつを食べた後、ねぐらいりのマガンを観察に蕪栗沼に移動です。

蕪栗沼は東北地方を流れる大河北上川の自然遊水地として誕生した低地性湿地で、その多くがヨシやマコモなどの水生植物で覆われています。マガンやオオヒシクイなど数万羽の水鳥が冬期に渡ってきます。2005年にラムサール条約湿地「蕪栗沼・周辺水田」として登録されました。その特徴は沼だけでなく、復元湿地や広く周辺水田を含んでいることです。一部では冬に水を張り水鳥の生息地の拡大と農業との共生をめざす「ふゆみずたんぼ」の取り組みや田んぼと沼を活用した環境教育も行われています。

薄暗くなった蕪栗沼にみぞれまじりの雨がパラパラsprinkle

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マガンは翼を広げると150cmにもなり、冬になるとシベリアから日本に渡って来るのです。
他にもオオタカ、スグリ、ハクチョウ、シジュウカラガンなども見ることができました。

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雨も強くなり、寒さも厳しくなり、今日はここまで。明日は朝からマガンの飛び立ちを観察します。

本日の最後は生産者の方々と交流会です。三味線の歓迎を受け、乾杯beer

JAみどりのでは、みなさんご存知の「宮城ひとめぼれ」などのお米、国産小麦の酵母パンで使用されている小麦、1月には味噌用の大豆もありました。直接生産者のみなさんとお話しできたことで、震災後の苦労やパルシステムの厳しい基準に適合させるために農薬を減らしたり、肥料にもとても気を使ってくださっていることがわかりました。お米をあまり食べない方も多くなってきましたが、やはり日本人の食生活を支えている米を大切にしたいです。最近は米粉の利用も増えています。米粉を使ったパン、クリームシチューやグラタン、お好み焼きやてんぷらの衣にと利用してみてくださいね。てんぷらのサクサク感に子どもも病みつきです。

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震災の時は組合員の方々がいち早く支援をしてくれてうれしかった。との言葉にこちらもうれしくなります。産地とのよい関係をこれからも大切にしたいです。

生産者や関係の方々はみな気さくな方ばかりでとても楽しく有意義な時間となりました。温泉spaにも入り、明日の朝に備えて早め(?)の就寝sleepyです。

第2日目。今回のエコツアーのメインイベント「マガンの飛び立ち観察」 朝、5時20分に起床後、5時50分にはバスで出発です。しかし、この日の朝、外を見てびっくりwobbly前日のみぞれ交じりの雨が雪に変わり、一面の雪景色snowsnowsnowになっていたのです。子どもたちは大喜びhappy01マガンの観察よりも雪遊びをしたそうでしたが、マガンが飛んでしまうのでここはガマンbearing

まだ日の出前の蕪栗沼は真っ暗です。雪の積もった道をギシッギシッと踏みながら観察地点まで歩いていきます。インストラクターの方が、観察のポイントを教えてくださり、注意点(カメラのフラッシュ禁止、大きな声を出さない。特に子どもの高い声は敏感だそうです。)なども気にしながら 観察しました。

Photo_2 雪に覆われた蕪栗沼は雰囲気が変わります。

沼の中にある黒い点々がマガンです。夜の間、ねぐらとする沼で休みます。日の出とともに餌場となる収穫後の田んぼに移動し、落ちモミや草などを食べて過ごします。

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徐々に飛び立ち始めました。

マガンは家族などの群れで行動するので、群れごとに準備ができると飛び立ちます。飛び立つ前は鳴き声がだんだん大きくなり、首を振り合図を出すのです。1羽、2羽と首を振り、最後の1羽が首を振ると出発です。

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頭上に迫ってきたときはやはり迫力があります。今年は雪が降っていたせいか静かな飛び立ちだったそうです。晴れた日はもっとすごいんでしょうねshine

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気がつくと夜も明け、すっかり明るくなっていました。

これほど多くのマガンが飛来するようになったのも、蕪栗沼を始め周辺の環境が守られているからです。この環境を大切に守っていきたいですねheart04

朝食、買い物(お土産)を済ませ「一ノ蔵(酒蔵)の見学」です。

手作りのお酒ができるまでを見学コースに沿って、説明を聞きながらまわりました。

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蒸米に種麹を振る作業を見ることができました。

最後に3種類のお酒(特別純米酒 大和伝、特別純米生原酒 にごり酒、ひめぜんライスパワーPlus)と甘酒の試飲もあり、思わずニッコリsmile

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酒蔵の見学の後は 小牛田流通センターに移動bus

そして、最後に昨日のみそ作りの仕上げです。水に浸した大豆は水を切り、煮てくれてありました。その大豆とよくほぐした麹を混ぜ合わせます。

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子どもたちも楽しそう!

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ミキサーでつぶします。

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味噌だんごを作り、カメの中に投げ入れます。

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できあがり。10か月ほどするとおいしい味噌になります。待ち遠しいですね。

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昼食をとりながら、生産者のみなさんと最後のご挨拶crying

1泊2日の短い日程でしたが、もっと長くいたように感じます。また、思い出に残る数々の体験ができました。生産者のみなさん、関係各所のみなさん 本当にありがとうございました。

<<おまけ>>

この時期にしてはめずらしく雪が積もったとのこと。(例年は2月に入ってからとか)横浜から来た子どもたちはうれしくて時間を見つけては雪遊びをしていました。

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(in)

2012年1月27日 (金)

ユニセフ学習会 ~モルディブのすべての子どもに栄養と未来を~

1月27日、横浜北センターにて神奈川県ユニセフ協会より

講師をお招きして「ユニセフ学習会 ~モルディブのすべての

子どもに栄養と未来を~」を開催しました。

まず、ユニセフ支援活動の歴史や基本理念や日本の生協と

ユニセフの取組みの関係について説明いただきました。

パルシステム神奈川ゆめコープはこれまでにも「ラオスの子どもを

人身売買から守るキャンペーン」やソマリアの緊急募金などに取

組み、ユニセフを支援していますが、今回は、現在取り組んでい

る指定募金先のモルディブについてくわしくお話いただきました。

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モルディブはいくつの島でできている国でしょう?という質問。皆さんはどう思いますか?

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答えは・・モルディブには「1190」の島があるんだそうです。

そのうち人が住んでいる島は200ほどで、すべての島をあわせても

淡路島の半分くらいの面積ということに驚き、人口30万人の

うち三分の一が首都があるマレー島に暮らしていると聞き、

さらに驚きました。


モルディブというと高級リゾート地のイメージが強いですが、

そのようなリゾートホテルは数あるうちの一つの島ごとホテル

にしてしまうのだそうです。ですから、ホテルがある島の様子

とモルディブの現地の人々が住む島の様子は別世界。


マグロやカツオなどの魚fishはたくさん捕れるものの、農産物は

ほとんど自国で生産できず輸入に頼っており、野菜や果物

などは高価な食べ物になっています。そのため現地の人々

の栄養バランスの偏りが非常に問題になっていて、ビタミン

や亜鉛不足が深刻なのだそうです。wobbly


また、川がなく飲み水は雨水などタンクに溜めた水を利用

していますが、煮沸消毒して飲むという習慣がないため、乳

幼児が下痢を起こすことが頻繁にあるとのこと。私たちの感

覚からするとどうして殺菌しないで飲むの?と思ってしまいま

すが、そういった感覚・習慣がないことが保健教育上の課題

とのことでした。


また自然に還らないゴミの増加で海岸周辺の環境悪化も

問題に。ユニセフでは現地の子どもたちに紙芝居その他の

学習キットを通して、環境の大切さやゴミの分別、水循環

などを教えていく環境教育を行い、子どもたちの未来のある

モルディブの国づくりを支援しているとのお話でした。


その後、モルディブ風カレーrestaurant、バナナbanana(オルタートレードジャパン

さんのバランゴンバナナ)をいただきながら質疑応答の時間となりました。

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玉ねぎ、にんにく、トマト、ツナを炒めて、カレールーに隠し味に

和風だしを入れてから仕上げにココナツミルクを入れました。

ココナツミルクのまろやかさが好評でした。

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モルディブには各島々に学校はあるけれど、先生が足りず、

インドなど隣国から呼んでくるケースが多いそうです。しかし、

イスラム教のモルディブで他宗教の先生に教わることにどこか

抵抗感があるのか、数年で交代となってしまうとのこと。

医師不足も同様だそうです。

モルディブの国自体のマンパワー不足を感じました。


ユニセフでは、子どもたちの栄養状態の調査や特に栄養不良

が心配されるビタミンAや亜鉛剤の配布、母親はじめ保護者

への栄養意識啓発、環境教育教材の普及等の活動を行なっており、

パルシステム神奈川ゆめコープでは、今週いっぱいモルディブの

指定募金を受け付けています。

ご協力どうぞよろしくお願いします!


Radha

2012年1月25日 (水)

楽食ちゃ~ぶ定例会レポ

遅ればせながら・・・

あけましておめでとうございますhappy01

食いしん坊チーム「楽食ちゃ~ぶ」。今年も始動しました!

今年も、それぞれの「我が家」を大切にしながら、

家族の笑顔を生み出す食卓づくりに、お母さんパワーを結集させたいと思いますpunchshine

1月のちゃ~ぶ定例会は、漬け物バイキング!

塩分控えめに・・・ということを念頭に持ち寄ったお漬物たちがジャジャ―ンsign02です。

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甘酢漬け、塩もみ、麹漬け、粕漬け・・・

漬け物と一口に言ってもいろいろあるものです。

いろいろ集まって20種類happy02sign03細かく紹介すると・・・

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上から

heart 鶏むね肉の塩麹漬け焼き

heart きゅうりのピリ辛塩麹漬け

heart ゆず茶で大根甘酢漬け

heart 大根のピリ辛すし酢漬け

heart 白菜の塩もみツナ生姜漬け

heart 大根のゆず甘酢漬け

heart レディーサラダの甘酢漬け

heart ラディッシュの甘酢漬け

heart 大根の昆布・甘酢漬け

heart ミックスピクルス

heart 玉ねぎの洋酒漬け

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上から

heart 寒干し大根のゆず甘酢漬け

heart 小松菜・人参・切り昆布・かぶの葉のしょうゆ漬け

heart 梅の甘露煮

heart 生姜の甘酢漬け

heart 長芋・きゅうり・人参のゆずはちみつ酢漬け

heart 大根・人参の甘酒漬け

heart かぶの塩もみ

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番外編で、「つけ」ものつながり?・・・smile

heart メキシカンディップ

heart ゆず茶

heart ミルクジャム with イチゴ

「漬け物とご飯なんて粗食だわ~」

とは言い難い、なんともshineゴージャスゥ shine な 漬け物バイキングとなりました。

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「あれとって!」

「こっちもどうぞ~」

なんて言いながら、お皿によそいつつ、パリパリポリポリheart02deliciousheart02deliciousheart02deliciousheart02delicious

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てんこ盛りなお漬け物バイキングです!!

なんて楽しいんでしょうlovely

もくもくとモグモグと

パリパリポリポリnote

パリパリポリポリnotes

小気味のいい音が会議室に響きます。

いやはや、塩分も控えめがそろって、

お野菜たっぷりでおなかもいっぱい。

大満足で、ヘルシーな幸せランチタイムとなりました。

今年も、家庭のちゃぶ台を盛り上げる舞台裏「ちゃ~ぶ」の花を咲かせたいと思います。

どうぞよろしくお願いしますhappy01heart04

2012年1月23日 (月)

はまきた夢通信 2月 1/23~1/27配付

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2012年1月22日 (日)

1月 YUMEひろば開催しました(^^)

こんにちは(^^)
1月12日、ひろばを開催しました。
まだまだお正月気分、のんびりモードで
いたいところですが(ナマケすぎですね)、
入園入学準備や受験、
ママは何かとバタバタ慌ただしいシーズンが始まりましたね。

いつもの様に、おもちゃをひろげて、
ちびっこはプレイタイム、ママ達はおしゃべり。

今回のお楽しみは、お友達といっぱい踊っちゃおう〜、
ママは年末年始に溜め込んだ脂肪燃焼しよう〜、
というコトで、音楽に合わせてのダンスタイムにしてみました。

0歳からの参加も多いひろばですので、
選曲はみんながよく知っている教育番組より、、、
「わぁ〜お」「ぱわわっぷ体操」でした\(//∇//)\

チームメンバーの記憶が怪しかったのですが、
毎日ばっちり観て踊っているママがいて下さって、
助かりました〜〜(^O^)y
みなさん、結構踊れるもんですねぇ。
もちろん、ちびっこはノリノリでした!

冬をテーマにした絵本や手遊びで季節を感じ、
お誕生もしました。
今月はなんと、1月1日生まれさんが来てくれました。
なんとおめでたい〜!

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ひろばについてのご理解を頂き、
より楽しくみんなが参加できることを願って、
パンフレットをお配りし、説明のお時間を頂きました。
ありがとうございます。
わからないコト、
◯◯があればイイな、
◯◯企画なら参加したい、
などなど、
どしどしご意見、感想もお聞かせくださいね。

次回、2月16日のひろばは
藤ケ丘地区センターにて
10:30〜12:00
にこにこ隊さんと遊びます。

通常の新横浜本部での開催は、
3月8日です。
にこにこ隊さんとひな祭り会で遊びましょう。

どちらも、みなさんに会えるのを楽しみにしていますね。

2012年1月 9日 (月)

横浜北エリアニュース はまきた夢通信 1月 12/19~12/23配付

Hamakita

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