YUMEひろば開催!
今回のひろばには男の子がたくさん遊びに来てくれて、
新アイテムの電車
のおもちゃが大活躍でした。
下は5ヶ月の赤ちゃんから上は2歳半の子どもまで、
割と幅広い年齢層のお子さんが集まり、
お母さん同士もおしゃべりで盛り上がり、
終始、和やかな時間を過ごすことができた感じでした。
こんな感じの雰囲気で常連さんが増えていけばいいなと思いました。
次回のひろばは、7月14日木曜日に開催します。
今回のように、にぎやかなひろばになればいいなと思います![]()
今回のひろばには男の子がたくさん遊びに来てくれて、
新アイテムの電車
のおもちゃが大活躍でした。
下は5ヶ月の赤ちゃんから上は2歳半の子どもまで、
割と幅広い年齢層のお子さんが集まり、
お母さん同士もおしゃべりで盛り上がり、
終始、和やかな時間を過ごすことができた感じでした。
こんな感じの雰囲気で常連さんが増えていけばいいなと思いました。
次回のひろばは、7月14日木曜日に開催します。
今回のように、にぎやかなひろばになればいいなと思います![]()
6月28日横浜北センターにて『エコ・シュリンプってどんなエビ?』と題して、
オルタートレードジャパンの方をお招きして、エコ・シュリンプの学習会を開催しました。
この学習会、開催のきっかけはエビが食べたかったから(笑)。
カタログに載っている「エコシュリンプ」、気にはなるけど、今まで注文したことがなかった
メンバー面々。量の割にはお値段もちょっと張るし・・・。だったら学習会を開いてこのエビ
のことをよく知って、試食もしちゃおう!ということから話が進みました。
***************************************
まずは、エビに関するクイズやエコシュリンプの成育環境、コンセプトについて映像を交えて
説明していただきました。
世界でエビは3000種もいるのだそう。そんなエビを日本人は一年間に一人2000g消費。エビフライ、おすし、ピラフ、エビチリ、サラダ・・・エビは日本人の嗜好にあうのでしょう。
このエビのほとんどは輸入品。1960~70年代にはトロール船による大量捕獲が続けられました。しかし、このトロール漁は一度に大量のエビやその他の魚を乱獲するため、海の資源の枯渇や破壊を招くことに。その後、インドネシア政府は1980 年にジャワ島、バリ島周辺でのトロール漁法を禁止されるに至りました。
こうして海から捕れるエビが少なくなるにしたがって、エビの養殖が増えていったのだそうです。
台湾で始まったブラックタイガーの集約型養殖。これがインドネシアでも行なわれるようになりました。この集約型養殖法は狭い池にたくさんのエビを飼って、人工飼料によって短期間に大量生産するというもの。人工飼料の食べ残しによる水の汚染・土壌の汚染や密度の高い場所で生育されることによるストレス等でエビに病気が発生しやすくなり、抗生物質などの使用が広まったそうです。しかし、それではエビが薬づけになると同時に、環境汚染にもつながりました。
沿岸部で多くの養殖地を開墾するため、マングローブの森林伐採がすすみ、また、養殖池では大量の水の入れ替えが必要で、人口肥料や抗生物質の残渣が残った水が排出され、周辺の環境を汚染しました。新たに大量の水をくみ上げ、地盤沈下にもつながりました。
汚染された池は使用不可能となり、放置されることが多く、次々と新しい土地に養殖池をつくっていくことになったそうです。。
これでは持続可能なエビ養殖とはいえません。
持続可能なエビ養殖をめざして
そこで、すでにバランゴンバナナで海外の産地と日本の消費者をつなぐ民衆交易を進めていたオルタートレードジャパンが、安心・安全なエビを求めていた生協と手を組み、エコシュリンプが生まれたのです。
エコシュリンプは、粗放養殖という方法でエビを養殖しています。
文字通り、放し飼い。淡水と海水が交わる汽水域に養殖池をつくり、土着に生息する魚とともに生育させます。集約型が1㎡当たり30尾ほどなのに対し、ここでは2~3尾という低密度。のびのびと広い池で育つエビは筋肉が発達してぷりぷりした食感のエビに育ちます。人口飼料は一切与えません。
環境に負荷を与えない養殖法で、抗生物質や化学物質を
とらない安全なエビが育つ。海を隔てた生産者と消費者が
そのエビを通してともに豊かになれる関係を築く。
これがエコ・シュリンプのコンセプトなのです。
エビの収穫風景はさまざま
地域によってエビを捕獲する方法が違うということは、大量生産型ではない地域に根ざした産業になっていることをうかがわせるものでした。
◎現地で働くスタッフの笑顔
エビの頭を取り除いたり、大きさ別に選別したりといった工程をATINAという現地法人で行なっているそうです。
ここのスタッフの様子を紹介したDVDを見せていただきました。
やりがいを持ってがんばって働くスタッフには笑顔が。現地の人の励みにもなっているんですね。
市販のエビとエコシュリンプの食べ比べもしてみました。
若干、市販のほうが白っぽいかなと思われますが、見た目はあまり変わらない気がしました。
しかし、口に運んでみると、違いが歴然!!!身のしまり具合が違いました。市販のほうが水っぽいのです。
「これまでぷりぷりしていると思っていたエビが実はそうではなかったことに気づかされた」
ある参加者の方の感想です。
市販のエビには色身をよくするため薬剤やぷりぷりとした感じを出すための保水剤が添加されていることがほとんどなのだそうです。
ゆでると小さく縮んでしまうエビってありますよね~?
エコシュリンプは背ワタが気にならない!
下処理のとき、ATJのスタッフさんは背ワタについて特に言及されませんでした。
通常、背ワタはどす黒い色をしていますよね。あれはエビの消化器官で消化し切れなかった物が残っているからなのだそうです。人口飼料によって飽食状態で生育されたエビの場合、餌が消化し切れず体内に残ることが多いのではないか、とのことでした。
エコシュリンプの背ワタは白っぽいのだそうです。自然の放し飼いで餌は自分で捕食しながら育つエコ・シュリンプは代謝もよく適度な量の餌がきちんと消化されているということなのかもしれません。
*************************************************
続いてエコシュリンプのうまみを活かした試食タイム♪
ちょっと欲張って(?)2品の試食を出しました。
(司会と写真を任された私は調理にはタッチせず・・。キッチンで頑張ってくれた皆さんありがとうございます!!)
◎ エコシュリンプとにんにくのオリーブオイル炒め
エビの下処理をして、にんにくは薄切り、しょうがは千切りにし、
フライパンにオリーブオイルを中火で熱してにんにく、しょうが、
とうがらし、えびを入れて約3分炒めます。
火が通ったら弱火にしてレモンをまわしかけて、パセリや小松菜
などのグリーンを添えて塩コショウで完成。
◎エコシュリンプのカクテルサラダ
解凍したえびをお湯で3分ゆでる。ゆであがったら冷水にとり
水分を取ります。ソース(マヨネーズ大6、ケチャップ大2、ウスタ
ーソース小さじ1/2、レモン汁、塩コショウ)をまぜる。
レタスやトマトを添えてえびを盛り付け、上からソースをかける。
ライムやレモンをかざって完成。
これ、両方ともおいしかったです!!!ぷりぷりのエビのうまみを堪能できました。
また、当日、食育チームのリーダーさんが参加してくださっていて、エビの殻を乾煎りして塩コショウしたエビの殻料理を手早く作ってくださいました。これにはATJのスタッフさんも舌鼓!
エコシュリンプのおいしさ、エコのヒミツが理解できる有意義な時間となりました。
(Radha)
今年の夏は、スーパークールビズがキーワードの一つですね。
暑い夏を前に、横浜もじめじめとした梅雨の季節を迎えています。
このじっとりも、そのあとのうだる暑さも、
快適に過ごすことと、節電とのはざまで
家庭の主婦も腕を振るわなければなりません(笑)。
でも、昔からある”あれ”を使って食事に上手に取り入れれば、
「サワ~」やかな風を食卓に吹かせることができるかもしれません。
で、今回のお題は…
「 THE 酢 ~セカンドステージ 」
です。
暑さで食欲を失ったときも、お酢のさっぱりとした味わいがあれば、
スルーっとおなかに入っていくこともあります。
お酢を上手に使ってドリンクにすれば、
なんともさわやかな夏ドリンクを楽しむこともできます。
はたまた、煮物に取り入れれば、すっぱ!!くなく、
深みのある味わいにまとめてくれたりもします。
そう、お酢ってとっても素敵な調味料です。
なぜ「セカンド」かというと、
去年も夏に同じお題に取り組んでみたんです。
ですがですが、、7人に増えたちゃ~ぶメンバー。
食いしん坊主婦の「食」への熱さは、マンパワーで膨れ上がり、
今回も目を見張る品々がそろいました!!
それがこちらです。
「豚の角煮」
「きんぴら甘酢サラダ」
「お酢を使って手作りカッテージチーズ~カナッペで」
「チーズ作りで出たホエー(乳清)で炊いたご飯」
「玉ねぎの甘酢漬け」
「みょうがの甘酢漬け」
「黒酢・黒糖蒸しパン」
「ホタテの佃煮」
「青梅のシロップ」
「ジューシーフルーツと紅茶のサワードリンク」
パル商品
「骨まで食べられる小あじの甘酢漬け」
「丸ごと国産かけたら酢の物」で
「山芋・トマトの酢の物」「サラダのドレッシング」
「産直大豆の油揚げで作った味付けおいなりさん」
「五目ずし」
それぞれの家庭で作ってきた逸品と、
パルシステムで取り扱っているお酢を使った商品(↑写真)で、
あらゆるお酢の表情を見て味わって確かめました。
ちなみにメンバーが使ったお酢は
「純米酢」
「食酢」
「鹿児島の黒酢」
「みずほの純米酢」
です。
お酢といえば、米酢が日本の食生活には一番使われているものと
思いますが、メンバーが定例会までにスーパーやデパートなどの
食材コーナーで気になったお酢や、珍しいお酢なども、
食事をしながら「お酢談義」にも白熱しました。
フルーツ酢の定番はリンゴ酢ですが、
ワインビネガー(ブドウ:赤・白)、バルザミコ酢(ブドウ・ワイン)、
がマリネやソースに使うとおいしい…
けど、全部使い切らずに古くさせちゃうなんて話や、
「柿酢」を紹介してくれたメンバーもいたり、
(柿酢は高級お寿司のお店で使われたりしているそうです!!
知らなかった~。そして、口当たりの柔らかい酢だそう!)
そして、黒酢ブームからお酢への注目が集まってきた中で、
飲みすぎによる「胃の荒れた症状」が出る方もいらっしゃるので、
飲む量に用心
!なんてアドバイスもいただきました。
「スーパークールビズ」。
この夏は主婦の知恵の一ひねりで
酢ーパークール
に、
元気に夏を乗り切っていきたい
と思います。
以上、楽食ちゃ~ぶ定例会リポートでした。
原発と原爆は同じ穴の・・・
”安心”であるということは、現在、存在しないのではないか?という言葉から
講演は始まりました。
「ウソであることを真実だと信じていれば安心できるけれど、
たとえば50年後、本当に安心できる社会であるためには
今いわれている”安心”を信じない方がいい」
なぜ原子力発電は他の発電より広く行なわれてきたのでしょう?
”CO2を出さない”というコピーとともに原子力発電は推進されてきたといいます。
(実際、現在日本の発電は3分の1は原発によるもの)
「原発は地球にやさしい、クリーンなエネルギー」というキャッチコピー
は果たしてはたして本当でしょうか・・?
アーサーさんはラジオの仕事で頻繁に青森を訪れるそうです。
おもむろに取り出した青森地域の雑誌。その大広告主が「日本原燃」。
使用済みの核燃料の再処理をすすめる機関で、
六ヶ所村でのプルサーマル計画をすすめている会社です。
(あとで調べてみたら、
社長は東京電力元取締役理事広報部担任の川井吉彦氏、
会長は東京電力社長の清水正孝氏でした)
プルサーマル計画とは、使用済み核燃料であるプルトニウムと
ウランを混ぜたMOX燃料を再び通常の原子力発電所で利用すること。
このプルトニウムは長崎原爆にも使われた物質で、
かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性を持つ」物質と言われています。
そもそも核兵器くらいしか使い道がありません。
そんなものを扱っていて、「クリーンで地球にやさしい」はずがない。
アーサーさん曰く、「六ヶ所村での再処理工場が正常に稼動すると
原発が1年間で放出する放射能1日で出す・・!」
当然、プルトニウムが含まれたMOX燃料だって危険なはずです。
(六ヶ所村の北部、下北半島には大間原発が建設中ですが、
そこではMOX燃料も扱えることが特徴となっています。)
そして、福島第一原発3号機もMOX燃料を使用するプルサーマル型。
*ちなみに、3月16日、「水蒸気が出た・・」との記者会見がありましたが、
あのとき、プルトニウムが漏れてしまったのでは、という推測もあります・・。
*********************************************
また、「原発はCO2を出さない」というのは大ウソ、世紀の詐欺だとアーサーさんはバッサリ。
「発電時に」CO2を出さないだけで、環境に配慮したクリーンエネルギー
とは絶対にいえません。原発を稼動させるために必要なウランの採掘や濃縮、
使用済み燃料の処理には別に大量のエネルギーを使うのであるから、そこ
でCO2を排出しているし、CO2排出と放射性物質の危険性は比較になりません。
プルト二ウムの半減期は2万4千年で、なくなるのに10万年かかるのだそうです(!!!)
それをかかえた六ヶ所村では、10万年ずっと冷やし続けなければいけないのです。
そこで電力を使い、CO2を出しますよね。もしも冷やさないと燃えて爆発してしまいますし。
福島原発の事故処理にどれだけのCO2が出たか、政府は全く問題にせず
公表していないことも指摘されました。
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第五福竜丸事件:1954年3月1日
アーサーさんがベン・シャーンの画作に言葉をつけて編集した
絵本「ここが家だ」。
この第五福竜丸事件を題材にしたものです。
この船の船長だった久保山さんは乗組員に言ったそうです。
「船や飛行機が見えたら知らせよ。そのときは、すぐに焼津に無線を打ち
自分たちの場所を知らせる。そうでなければ無線は打たない」と。
どうしてか?講演でそれを説明してくださいました。
秘密裏に行なわれた水爆実験を目の前にして、放射能の灰をかぶった
第五福竜丸。もしアメリカに見つかっていたら即座に攻撃されてその船が
いたことさえも消されかねないと久保山さんは察知したのです。
だから、もしアメリカの船や飛行機が近づいてきて、自分たちの存在が見
つかり攻撃されそうになったときだけ、最後の抵抗として日本に無線を出
そうと決めたのだそうです。
実際は、アメリカに見つかることがなかったので、焼津に無線を送ること
もなく、放射能に体を蝕まれながら2週間かけて焼津港に着きました。
しかも朝のせりの中に船が入港すると大騒ぎになると考えて、せりが終わ
るころを見計らって港に入ったのだとアーサーさんは話してくださいました。
以前、新木場にある第五福竜丸展示館に2度足を運んだことがあるので、
この事件のことも久保山さんの名前も知ってはいましたが、
アメリカの行動を意識した内密の行動については初めて知りました。
この事件を1954年3月16日読売新聞をスクープし、核廃絶の動きが始まった
といいます。
時期を同じくした1953年アメリカ・アイゼンハワー大統領は国連総会で
”Atoms for Peace”と演説し、そこから原子力の平和利用の概念が生まれた
そうです。
この演説を受けて、中曽根康弘が指揮をとり、原発予算が最初に計上された
のが昭和29年(1954)。
くしくも第五福竜丸事件と同じ年。
資源を持たない日本の国策として原発建設が推進されたのです。
だが、そもそも原子力の”平和利用”など可能なのでしょうか?
”平和利用”の名目で原発が建てられるのと、
”軍事利用”として原爆が作られること。器が違うだけで結局は同じ。
アーサーさん: 「同じ穴のムジナなんていうとムジナに失礼なくらい」
原子力エネルギーを利用して原発を建設して生み出される大量の高レベル
放射性廃棄物。
特にプルトニウムは半減期が2万4千年、完全になくなるのに10万年という
気が遠くなるくらいの年月と別のエネルギーが費やされます。
大量に産み出される廃棄物の処理は、1000年後、5000年後・・という未来
の子どもたちに大きな負担となります。
原子力の平和利用などありないわけです。
今、六ヶ所村のプールは3000tものプルトニウムでいっぱいだそう・・。
そんななか、六ヶ所村の北にある東通(ひがしどおり)原発には
東北電力の原子炉が一基稼働中で一基計画中のほか、
東京電力の原子炉が建設中・計画中だといいます。
青森から東京まで(私たちが住む横浜も含め・・)電線を引いて
電力を送ることを計画しているわけです。
近く青森県知事選が行なわれるそうで、アーサーさんが候補者についても
説明してくださいました。(基本的には原発推進派同士の戦いになるようですが;;)
福島原発のことも受けつつ、県民はどういう判断をするのか気になりました。
**************************************
原子力に代わる自然エネルギー、例えば太陽光発電。いわゆるソーラー
エネルギーはなぜ広まらないのでしょうか?
アーサーさん「お天道様は誰にでもついてまわる。原子力のように誰か
が利権を占有することができない。
地熱もそう。温泉宿で地熱発電しているところがあるそうだけど、そん
なことされたら、ソーラー発電や地熱発電設備を持っている個人や法人が
電力供給のドンになって、電力会社は電力供給のドンになれなくなる。
利権を占有できなくなることをいちばん嫌がっている権力者がいる」
大々的に謳われているキャッチコピーの裏には様々な権力者の思惑があるんですね。
マスな情報があふれるなか、それを見抜くのは簡単なことではありません。
常に「それって本当?」と疑う姿勢を忘れてはならないと感じました。
平和利用の名のもとに開発された原発は、100年後、1000年後、5000年後も
ずっと尻拭いをしなければならないものだという認識が、私たちには薄れていると
実感させられました。

Radha
2011年 05月 20日
どんなお米食べてる?
5月20日に新横浜本部にてGPS事業本部より2名を講師にお招きして、「作る」と「食べる」をつなぐパルシステムの『産直米』を学びました。
この産直米はどんなふうにして作られているのか?スーパーのお米と違うの?
精米法の違う胚芽米ってどんなお米?おいしいの?
お米の様々な疑問を解決すべく、お話しを聞きました。
産地での環境保全型農業への取り組みや、独自の基準で行われる農薬削減プログラムについて、そして、その生産者の取り組みを私達が支えることができる予約登録米の仕組みについて解説して頂きました。

*************************
量販店で販売されているお米には「○○県産」という表示はありますが、
それ以上のことはわかりません。
一方、パルシステムの産直米は生産者・産地が明確で、
作付け前の協議で栽培方法や出荷基準が生産者の方と確認されています。
つまり、(外見上の)顔が見えるだけでなく、その栽培の様子までがはっきりとわかるお米。
毎日食べるお米。おいしいさ、安全性が確かなお米を食べたいですよね。
そして自然のなかで育つものだからこそ、周囲の環境にも配慮したお米であってほしい。
その点でもこちらの産直米は厳しい環境基準を設定。
産直米のうち、エコ・チャレンジ米とコア・フード米の区分があります。
エコ・チャレンジ米:毒性の強い農薬を「問題農薬」「優先排除農薬」と定義づけ、
これを使用しない。その他の農薬についても慣行栽培の50%以下
コア・フード米: 農薬も化学肥料も不使用
例えば、田植えの前に行なう種もみの消毒作業。慣行では農薬を使いますが、
パルシステムのお米は約60度のお湯に浸す『温湯消毒』によって苗の病気を
防いでいます。
広大な田んぼで農薬をなるべく使わずにお米作りをするのは相当な苦労が必要
なことでしょう。
********************************
予約登録米のしくみ
私の個人的な体験からご説明します。
パルシステムに加入する前はお米屋さんから配達してもらったり、近くにある別の生協の
お米を買いに行ったりしていました。子どもが小さかったので、お米をきらすだけでも大変な買い物でした。
パルシステムに加入してからお米をカタログで購入するようになって、お米を運ぶ手間が省けました。でもたまに注文し忘れてしまい、スーパーに買いに行ったり・・。
しばらくすると、定期的にお米を注文しているのを知った配達員の方から「予約登録米」のことを聞きました。
「買い忘れもなくなるし、いつも買っているお米ならおいしいことはわかっているし♪」と
軽い気持ちで登録。
実は、これがお米を作る農家の方にとっては「供給先が安定している」という大きな安心になっていて、
環境保全農業に大きく貢献する産地を応援する仕組み なのだと後になって知ったのです。
そして、私たちにとっては、買い忘れがないというだけでなく、産地や栽培内容が事細かにわかった安全なお米を食べることができるという安心も得ているわけです!!
価格は商品・産地にもよりますが、このような品質の高いお米でありながら、
例えば秋田こまちのエコチャレンジ米なら5キロで1830円と、決して高くはありません。
なかなかすごいシステムだな~と思いませんか?![]()
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胚芽米の魅力
現在、小学校に通う子どもたちの給食にも胚芽米が出されています。
5月はGWがあったのでもともと給食の日数が少なく、パンや麵が出される日もあったので
ご飯が出た日は11日。そのうち3日は「胚芽米」です。
自分たちが給食を食べていたころとは違うなぁ・・と思いつつ、
胚芽米って白米とどう違うのでしょう?こちらもジーピーエスさんにお話しを聞きました。
胚芽米は文字通り、「でんぷん質の胚乳に胚芽部分がついたままのお米」です。
玄米はヌカ層という硬い種皮に包まれていますが、胚芽米は、ヌカ層のうち胚芽だけを選択的に残すように特別な方法で精白した米です。
ヌカ層をどのくらい取り除くかによって「三分づき米」「七分づき米」とよばれる「分搗き米」もありますが、こちらは精米をどの段階でやめたかを示すだけで、胚芽が残っているかどうかは関係ないのだそうです。(これは初耳だという参加者が多かったです)
胚芽が80%残っていないと胚芽米とは言わないそうです。
胚芽が残っていると何がいいのか?
栄養価が断然違うのです。特にビタミンEの含有率。
あとで調べたことですが、
米種子は、翌年発芽するために長期間生命力を保っている必要がありますが、
ビタミンEには、空気による酸化から胚芽を守って種子の生命を維持する働きがあるのだそうです。
老化防止に必要なビタミンといえますね。
また、でんぷんを代謝するのに必要なビタミンB1も白米の2倍以上含まれています。
栄養価の数値をみるうち、同じ米食なら、胚芽米や玄米のほうが圧倒的に栄養価に優れていることが
わかりました。
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宮城JAみどりのの生産者の方々のお話しも
さらにJAみどりのから3名の来訪を得て、震災のひどい被害状況の中、米作りにかける情熱に感動しました。


講義を通して、主食としてのパルシステムの産直米の安全を真に信じることができました。

次いで、玄米・胚芽米・白米(ひとめぼれ)の炊きたてを試食し、香り・食味を比べて、白米以外も上手に炊くコツさえ知れば充分に食べやすいことを確認することができました。

左が胚芽米(産地・庄内たがわ)、右がひとめぼれ白米、下が玄米(岩手花巻の玄米)
それぞれ違う食べ応えと香りを味わえました。ホントにおいしかったですよ!
最後に豆知識☆
・胚芽米はさっと洗って1h以上浸水。食べきる分だけ炊きましょう!
・玄米は一晩浸水後に新しい水で、お塩を2合に小さじ1/4加えて!
第2弾企画も構想中。お楽しみに!
Radha
2011年 05月 17日
新緑の木漏れ日が気持ちの良い季節になりました。
お弁当を持ってお出かけしたり、
晴れたらウキウキと外に出かけたりしたくなりますね。
楽食ちゃ~ぶ定例会レポートをお届けします。
そんな行楽に出かけたい季節がら、
今回のテーマも
「お弁当のおかず」
にしちゃいました。
行楽弁当向けもあり、普段の家族のお弁当の助けになるものもあり、
7人の侍ならぬ、7人のツワモノ主婦(?)が集まれば、
かなりハッピーになれる品々が集まりました。

「各家庭の卵焼き×7」
「鶏ささみのケチャップと豆板醤焼き」
「手羽のショウガはちみつ・しょうゆのこっくり煮」
「そばいなり」
「ピーマンの塩昆布炒め」
「ピーマン・しめじ・鶏ひき肉の甘辛煮」
「干ししいたけと昆布の田舎だしふりかけ煮」
「大根菜・ちりめんじゃこ・ごまのふりかけ」
「鶏むね肉と長芋の梅酒煮 with ベニバナ」

パルシステム商品の試食品として
「カップ入りもずく」などを試食しました。
パルはお弁当に活用できるアイテムも
充実しているのですが、
もずくがお弁当に入れられるとは驚きでした。
不足しがちなヨードもとれるし、
酢の物は汁気がなかなか手ごわいので、
カップ入りだと気軽に入れられるなと感心しきりでした。
これらのおかずを…

マイランチボックスに詰めて、
それぞれのお弁当作り(?)を楽しみました。
それがこちらです!

炊き立てのご飯をふんわり盛って、ふりかけをかけてみたり、
色合いを工夫してみたり、
ぎゅうぎゅうに詰めてみたり(笑)…
それぞれの手作りの逸品を詰めたお弁当箱には、
「ワクワク♪」「キラキラ☆」「ミラクル!!」
みたいなワードがいっぱい詰まった、
味わい深いものに仕上がりました。
そして、お味もワンダフォーでした(^^)
なかでもお弁当アイテム定番中の定番!卵焼き には、
それぞれの家庭でバラエティに富み、
試食にトークに盛り上がりました。
塩味のみ、だしの風味豊かなもの、のりを巻き込んだもの、
黒砂糖のコクを加えたもの、ちりめんやねぎを入たもの、
玉ねぎをじっくり炒めた物を加えたスパニッシュオムレツ系のもの、
どれもこれも素晴らしい味わいでした。
家庭の数だけ卵焼きの味もあるわけですね~。
おもしろ~い!!!
さて、来月は「旬もの」や「ごはんに合うおかず」の基本テーマと、
「 THE 酢 ~セカンドバージョン」をテーマに、
定例会を開く予定です
家庭の味の追求に燃える(?)メンバーたちの
「スマイルな品々」をまたレポートしますね!!
5月12日新横浜本部にて“YUMEひろば”を開催しました ~おやこぺんぎん~
朝からどんより曇り空![]()
に時折霧雨
が混じるような、ちょっと肌寒い日だったので、参加者がゼロかも
と心配していました・・・
10時半過ぎに、やっと1組の親子が遊びに来てくれて、メンバー一同ホッとしました![]()
今回の参加者はこのひと組だけでしたが、広い部屋でメンバーの子どもたちとおもちゃで遊び、手遊びや絵本も楽しみました。来月はたくさんくるといいね
と話をして終わりました。
次回の“YUMEひろば”のご参加をお待ちしていま~す![]()
2011年 04月 18日
横浜は例年よりも長めに楽しませてくれた桜が
新緑の季節へ向かおうと葉を茂らせ始めています。
自然の美しさや、その恵みの貴さを胸に刻みながら、
私たち「楽食ちゃ~ぶ」も新年度始動です!
定例会レポ―トをお届けします。
新年度を迎えるに当たり、
楽食ちゃ~ぶとしては、
日本において、唯一自給できている「お米」を
もっとおいしく食べられる方法を模索していきたい!!と、
年間のお題として
「ごはんのおとも」
と掲げさせていただきました。
そして、4月は、ごはんのお供になる
“旬もの”に、ズームイン!!しました。
新年度からはメンバーが7人となり、
それぞれの「我が家の味」が勢ぞろい!!
その逸品たちがこちらです!!

「この時期限定!!やわらか旬昆布の酢漬け」
「大根のさくら漬け」
「春野菜の梅酢漬け」
「しっとりジューシー鶏そぼろ」
「明太子と卵のふりかけ」
「きゅうりの糠漬け」
「大根葉のつゆ漬け」
「新玉ねぎの彩りサラダ~新玉ねぎドレッシングかけ」
「ゆず大根」
「なめたけとしらすの醤油煮 with ウーシャンフェン(五香粉)」
「なめたけとしらすの醤油煮 with 黒こしょう」
「いかの塩辛」
「ゴマ風味の白和えベース with ホウレンソウ」(パル商品)
「産直ジャガイモのサラダ with きゅうりの塩もみ」(パル商品)
「レンコンと鶏そぼろの和え煮」(パル商品)
今回も興味深い品々がそろいました。
「ごはんのおとも」というだけあって、
お茶碗についだご飯は
あっという間におなかに消えてしまいました。
試食しながら、作り方を教えあったり、品評したり、
さらなるアレンジ調理法話が飛び交ったり、
頭も口もフル回転!!でした(笑)。
そして、お料理するにも、
食材あってこそですし、
エネルギーあってこそ日々の食卓が
まかなえます。
今回の震災をきっかけに、
「家庭から地球環境につながる働きかけ」は、
実は小さくないものだと、感じることが多く、
それぞれの「生きた知恵」を出しあいました。
中でも多かったのは、節水やお水の活用術。
・ペットボトルに水道水を入れてストックし、 洗いものなどに活用
(時期にもよるが、飲み水としてでなければ1週間以上使用可能)
・洗濯に風呂水を使う(くみ上げホースを使わずバケツで投水)
・トイレの手水も風呂水を小さな洗面器に汲み置いて使う
・蛇口からでる水の水圧を下げるように、ちょろちょろ水にする
・食器洗い時はできるだけ少量の水で済むように
ふき取る・つけおく・ちょろちょろ水でのすすぎ
→洗い流した後の水もためながら洗い、シンク洗いなどに使う
・石鹸ってやっぱりいい!環境にやさしい!!ということも再確認(筆者)
また、非常用食品などは、賞味期限切れに気づかないことも多く、
マメなチェックと、非常用品も使用方法を確認、さらには、実際に使ってみる
必要性も話に出ました。
それから、「食べる」ことに関しては、
「食するまでの過程を丁寧に、大切に」
と声が上がりました。
「洗う・ゆでる・漬ける…」などなど
昔からの知恵を生かしていきたいね~。
と、話はまとまっていきました。
体を生かし、育むことに、真摯に丁寧に取り組むと、
地球にも優しくなれるかな!
以上、定例会レポートでした。
楽食ちゃ~ぶ定例会レポート
2011年 03月 07日
今日の横浜は雪が降る寒い一日でした。
3月は、晴れるとポカポカ陽気で花粉が飛び交ったり、
その一方で、寒気の影響を受け、雪になる日もあるんですね。
こんな日はおうちでゆっくりお茶でもしながら…
と過ごすのが通常なんでしょうが、
「食」に熱い(?)食いしん坊たちは、「いざ川和!?」と
パルシステム神奈川ゆめコープの北センターに集合しました。
私たちの活動は、月一度の定例会が基本の集まりです。
そこで、毎月お題を決めて、それぞれの家庭でつくってきたものを持ち寄り、
ランチをかねて、レシピ検討などをしています。
家庭の数だけ味わいがあって、興味深くて楽しい!!
同じメニューを作ったとしても微妙に違って、それもまた面白いんです。
さてさて、そんな私たちが取り組んだ
今月のお題は…
「粉もん!」 ときました。
粉といえば、定番は小麦粉。粉もんっていえば、お好み焼きやたこ焼きなどを
想像する方もいらっしゃるでしょう。それもあり。そして・・・
片栗粉・上新粉・米粉・小麦粉も強力・中力・薄力と段階があるし、
ホットケーキミックスなどの調合粉などもあります。
さらにいえば、粉にしたもの
たとえば
小魚の粉末、カツオの粉。昆布茶なんかも粉といえば粉ですね。
お菓子作りでいえば、粉砂糖やアーモンドパウダーなども
粉類でオッケーかも!!
一口に粉といってもいろいろ出てきます。
面白い! 「粉」 興味津々!! 「粉」
さあ、雪の中、食いしん坊たちが持ち寄ったものはこちらです!!

「いももち(片栗粉)」
「ういろう(小麦粉・上新粉)」
「ごぼうサブレ(片栗粉)」
「揚げないドーナツ(ホットケーキミックス)」
「豚ひき肉・レンコン・ネギ・チーズのミニハンバーグ(片栗粉)」
「米粉クレープ(米粉)」
「干し柿と紅茶・メープルシロップの炊飯器焼きケーキ(ホットケーキミックス)」
「野菜たっぷりケークサレ(小麦粉)」
「レーズンパン(上新粉・小麦粉)」
「プレーンパン(上新粉・小麦粉)」
「リンゴのケーキ(小麦粉)」
今月もずらりと集まりました!!
スウィーツ系が満載で、目にも楽しい充実の内容です(^^)。
食べながら、レシピをメモに取りながら、おしゃべりしながら、
あっという間に時が過ぎていきました。
ところで、粉ものということで、粉末つながりに「パックだし」の食べ比べもしました。
パルシステムの商品で、「だしパック」と「田舎だし」があります。
薄い紙の袋のなかに、かつおやこんぶ、しいたけなどを粉末にしたものが
入っていて、煮物や汁物に大活躍の「お手軽だし」です。
さあ、そのお味は…
「だしパック」…荒目の粉末でうまみと程よい苦みも加わった味。
みそ汁などに品のある旨みを加えてくれそうな感じ。
「田舎だし」… かつおの風味がすごい。細かい粉末で濃いだしが取れそう。
こっくりとした煮物などに向いていそう。
などの意見が出ました。
だしとして使う前に袋から出してみたのは初めてでした。
いい素材が使われていることも実感しました。
「だし」は、食生活に深みを与えてくれるアイテムの一つ。
用途に応じてセレクトしたら、より「我が家好みの味」が
食卓に増えていくかもしれませんね。
「粉もん」 いやぁ~深いです!
以上、楽食ちゃ~ぶ 定例会レポートでした。
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