2008年 12月
トイレットペーパー再生工場
2008年 12月 29日
11月28日に川崎駅からバスでおよそ30分、京浜運河を臨むコアレックス東京工場に行って来ました。参加者は14名でした。
26,400平方メートルの広大な敷地に建つこの工場では、毎月7,000トンにもおよぶ回収紙が運ばれ、一日に110万個ものトイレットロールが生産されています。
原料の回収紙は、オフィスから出た紙、企業や官公庁の機密文書、紙パック、使い終わった切符など様々。
けれどもほんの10年程前まで、プラスチックやホッチキスなどが混じっているためにこうした紙のほとんどが焼却されていたのだとか。
コアレックスの開発した異物除去システムにより紙以外のものが入っていてもトイレットロールが作れるようになりました。
機密文書は、何と封印したまま特殊ミキサーで溶解されるそうです。
回収した様々な種類の紙からトイレットロールを作るのはとても大変で、プラスチックやホッチキスを取り除く行程以外にも、インクを取り除いたり、洗浄するなど多くの行程と高い再生技術が必要だそうです。
薄く伸ばした紙を高温ドライヤーで乾かしてできるジャンボロールは圧巻で、6トンもあるのだとか。
世界初のゼロエミッション(行程で出た廃棄物も資源として再利用し、排出をゼロにすること)を実現している工場で、途中で出たゴミを燃やした熱で紙を乾かしたり、灰をセメントの原料にしたり、排水の力で電気を作って利用したり、資源を無駄なく使っていました。
今後、このような取り組みが広がっていくと良いですね。
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Commented by クミ at 2009-01-07 09:51 x
コメントありがとうございました。
返事が遅くなってごめんなさい。
巨大トイレットペーパー、間近で見たら、すごいインパクトでした。
色んなところで気付きがありますね。
2008年 12月 17日
お薦めの本を2冊紹介します。
1冊目は・・・
『1ヶ月のゴミがサッカーボール1個分!?』その秘密とは?
温暖化を防ぐために私たちにできること、それは家庭生活の中から始まっています。徹底したリユース、リサイクルでゴミをカット、プラスチック製品を買わない、節水を心がけるなど、今日から簡単に始められるエコ生活のヒントが満載のエコ入門書。
2冊目は・・・
温暖化により地球の平均気温が2℃以上上昇すると、地球環境は壊滅的に破壊され、人間が暮らせなくなるといわれています。
たった2℃の違いでいったい何が起こるのか?
絵本スタイルで身近なことから地球規模の変化まで、「2℃の違い」で起こりうる様々な現象をレポート。 身近な温暖化がわかる一冊。
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Commented by クミ at 2008-12-22 11:24 x
ありがとうございます。
本当に一人ひとりができることをやることで、変わって行くと信じています。
賛同していただけて、うれしいです。
2008年 12月 11日
ラベンダーバンドルとは、生の花を使って作る天然の防虫剤のこと。ラベンダーの花の咲く短い時期にしか作れない貴重な体験です。
ラベンダーの茎にリボンを交互に通して行く作業でしたが、講師の方が一人ひとり見てくださったので意外と簡単にできました。作業で切り落とした部分も小袋に入れると立派な香り袋になり、すべて使い切りました。
ラベンダーの香りには、精神をリラックスさせる効果の他、防虫・消臭効果もあるといわれています。20年は効果がもつそうで、アロマオイルを足すことで香りも再び広がるとのこと。
やさしい香りに包まれ、癒されたと参加者にも好評でした。

2008年 12月 11日
夏至の日にみんながいっせいに電気を消すキャンドルナイト。今年は6月21日でした。
そのキャンドルナイトに合わせて、はちどりチーム初めての企画として、6月17日
に「キャンドル作り講習会」を開催しました。参加者は15名でした。
溶かしたみつろうに糸を垂らしては引き上げ、少しずつ太くなっていくロウソクに
参加者からは歓声があがりました。愛着がわき、使うのがもったいなくなる人も。
みつろうから作るロウソクは、すすの出ないやわらかな炎が特徴です。火を灯すと
みつろうのやさしい香りが部屋全体にゆっくりと広がります。
やさしい香りに包まれ、自然とおしゃべりに花が咲き、楽しいひとときとなりました。

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