6月18日(金)に開催しました、横浜南エリアの企画「こだわり酵母食パン学習会」の様子をご紹介します。
参加者のみなさん、株式会社パルブレッドさん、エリアメンバーが、オンライン(Zoom)に集まり、学習会が始まりました。
初めに、パルブレッドさんから『こだわり酵母食パン』のおいしさの秘密について、画像を共有しながら、説明いただきました。
こだわりのポイントは、3つ。
①不要な添加物は使用しない。
大手メーカーでは、パンを大量生産するために、主な添加物としてイーストフード、乳化剤、ビタミンC等が使用されているそうですが、『こだわり酵母食パン』は余計な添加物は使用されていません。
②ホシノ天然酵母で、パン種をじっくり発酵させ、小麦本来の味を引き出す。
➂職人さんが発酵具合を確かめる必要があるので、製造に手間がかかる。
ゆっくりした発酵で、手間はかかるけれど、それがおいしいパンを作るためには必要不可欠のようです。
((株)パルブレッド資料より)
一通り説明いただいた後で、商品紹介の動画を皆さんと見る予定でしたが、うまく再生することができず、次に予定していた、工場見学の動画を見ることになりました。
この動画は、直前まで編集いただいた、できたてほやほや。
動画を見る前にパルブレッドさんから、ぜひ音声をオンにしてださいとの、提案がありました。「へぇ~」とか、「そうなんだ~」という声が聞こえてくることで、皆さんの反応を知りたいとのこと。
いつものZoomのイベントとは違い、同じ場を共有しているんだなという一体感があって、面白かったです。
動画は、工場に入っていくところから始まり、作業場に入室する前の衛生管理の過程も見せてもらいました。その過程はとても細かく、毎回入室するのが大変そうです。でも、それだけ、衛生管理を徹底してもらっているという安心感がありますね。
工場の中では、夕方から翌朝にかけて、パンを作る工程を見せてもらいました。
2日間に渡る長い工程で、工場見学ではこの過程を全部見ることができないそうです。
((株)パルブレッド資料より。工場の様子)
最後に皆さんからの感想を
『こだわり酵母食パン』が発売されたときからのファンという方。
他のパンはあまり食べないけど、このパンは好き。
みなさんの『こだわり酵母食パン』愛がひしひしと伝わってきました。
工場見学も朝早く家を出る必要があって、参加が難しいけど、オンラインで全製造工程が見れてよかった。
衛生管理に気を付けて、長い工程を経てつくられているパンを大事に食べたい。
ぜひ産直の小麦を使用してほしい。
などの、ご意見もいただきました。
質疑応答をしながら、パルブレッドさんからは、
商品誕生秘話(添加物を入れ忘れたことによる偶然の産物であるとか)や、
最近発売になった『国産小麦もっちり食パン』に販売数が押されていたが、時間がたつと『こだわり酵母食パン』の販売数も元に戻ってきて、多くの人に愛されていることを感じている。
発酵を安定させるため、あえて水道水を使っている。
など、更においしいさの秘密を教えていただきました。
((株)パルブレッド資料より:おすすめ調理法フレンチトースト)
『こだわり酵母食パン』に限らず、パルシステムのプライベートブランドの商品は、余計なものを使わず、原材料のおいしさが生かされています。
手間がかかっていて、価格も大量生産の市販品より高くなってしまう。でも、今回の学習会参加者の皆さんのように、ほんもののおいしさを愛している人が多く、そんな組合員さんの声をくみ取れるのは、生協の良さなんだなと、他の商品学習会でも実感することが多いです。
コロナの影響で人とのつながりが薄れてしまった気がしますが、だれかと同じ気持ちを共有できるのって、こんなに心地よいものだったのかと、忘れていたものを思い出せた気がします。
少人数のイベントでしたが、参加者の皆さん、パルブレッドさん、エリアメンバーが『こだわり酵母食パン』のおいしさを共有できる、イベントになったのではないかと思っています。
(YM)
学習会で見ることができなかった、商品紹介の動画
YouTube: 本来のパン作りをめざして 『こだわり酵母食パン』 生協の宅配パルシステム
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