定例会の日です。
早いものでもう2月ですね。
少し時間がたってしまいましたが・・・
1月27日金曜日、麻生センターで行われた
「どんな油が良いのかな?菜種油の学習会&おしゃべり会」
に参加してきました。
講師は、PLA(パルシステム・ライフ・アドバイザー)のYさん、参加人数は、私を入れた9人でした。
まず、100万人の食つくり運動について、チラシを見ながら説明を受けた後
まずは、材料のお勉強・・・
油の原料は、もちろん菜種。
こだわりの①は、この菜種は、非遺伝子組み換え(NGMO)であること。
そのため、産地はオーストラリアのカンガルー島のみを使用しています。(国産の菜種は、とっても貴重だそうですよ)
次に作り方・・・
菜種油の正式名称は「圧搾一番しぼり 菜種油」といいます。
この「圧搾」と「一番しぼり」これが、こだわり②なのです。
まず、圧搾というのは、菜種に圧力を加えでゆっくり絞り出すことで、一気に大量生産はできません。
そして、一番しぼりの油だけを使った、リッチな油なんだそうです。
※一般的には、圧搾と抽出溶液(薬剤)をつかって抽出したものをブレンドしたものが多いそうです。ブレンドに使われる油は、一番しぼり油の絞りかすと溶液を混ぜて、抽出しているものもあるそうです。
この精製方法も「食酢」でタンパク質を取り除き、1週間かけて「湯洗い」を8回行い、きれいな油にます。
この方法は、とっても時間がかかりますが、上質な油をつくるため丁寧に精製していくそうです。
最後に活性炭で色をとり、真空状態で脱臭してできあがり、とのことでした。
7日かかって作った油は、酸化しにくく、熱に強いので、漉して使えば、繰り替えし使えて、ともて経済的だそうです。
たしかに、揚げ物をしてもサラッとしていてともて軽い揚げ上がりだと思っていましたが、こんなに丁寧に作られていたとは
学習会のあとの試食では、一般の油と菜種油をドレッシングで味比べしましたが、びっくりするぐらい味が違いました・・・
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さて、「なかなか聞けない油の話」のあとは、「なかなか聞けない産地の話」を聞きました。
みなさん、配送員の方とお話したことはありますか?
商品を受け取る際に天気の話や商品のおすすめをされる、くらいですよね。
今回は、せっかく麻生センターで開催するからと供給リーダーのKさんから、産地学習会の報告を聞きました。
無茶々園や野付など、パルシステムでもお馴染みの産地に行って、産地の方に直に商品の説明(と収穫のお手伝い)を受けたKさん、カタログには載っていない、圃場の様子や作られる背景などをお話下さいました。
特にみかんのでこぼこの形やしみは、無農薬の証!味には関係ないのでぜひ食べてみて下さい。と言っていました。
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学習の後は、おしゃべりをしながら、用意していただいた試食をおいしく頂きました。
特においしかったのは、揚げ出し豆腐でした。片栗粉をまぶした水切り豆腐を揚げ焼きにしたもので、あごつゆでいただきました
そんなこんなで、あっという間の2時間でした
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最後に麻生センターについて少し・・・
麻生センターは、新百合ヶ丘駅やあざみの駅からバスで行けるのですが
新百合ヶ丘駅からは、徒歩でも行けます。
この時期は、天気が良ければ、道の遙か向こうに富士山が
アップダウンがあるものの、15分くらいの道のりなので、次回の企画の時は、ぜひ!皆さんもお越し下さい。 〈川崎エリア I〉
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