2018年7月19日 (木)

JAみどりの産地交流会「田んぼの体験!草取りと生き物観察」一日目②

 作業を終え宿泊先「ロマン館」へ向かう途中、車窓から見えたのは、

緑色の絨毯を一面に敷き詰めたかのような田んぼの真ん中に、シロサギがポツンとたたずむ姿。

ポストカードのようで、とても素敵でした。

夕食交流会では、JAみどりの各地域から持ち寄られた食材を、

女性生産者さんが美味しく調理して下さいました。

おにぎりはもちろん、炭火で焼いた笹かまや、大豆やピクルスを散りばめたじゃがいものピザなど。

メニューは盛り沢山で、どれも美味しかったです。

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中でも、「自分味噌汁」は、JAみどりのの大豆で作られたお味噌に、

ダシや野菜など20種類近くの具材を自分好みで組み合わせ、最後にだし汁を注ぐというもの。

子供達に一際人気で、みんな思い思いの味噌汁を作っていました。

変わりダネの具材は「かっぱえびせん」を砕いたもの。子供達に好評でした。

きゅうり好きの息子は、きゅうりとズッキーニの見分けがつかなかったようで、

お椀の表面を覆う程ズッキーニを大量に入れた自分味噌汁を完成させ、やや苦戦していました。

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 交流会では、米作りや野菜作りに対する生産者さんの思いを聞き、

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

日常的にやって下さっていること一つ一つが、我々が想像している以上に大変な作業ばかりで・・・。

生産者の方の苦労や努力を知る機会になりました。

子供達も、自分の家にお米が届くまでに、色々な作業があることを身を持って知ることができました。

 交流会の後、楽しみだった「ホタル観察」も無事行うことができました。

バスを降りると真っ暗闇。隣りにいる人すら見えません。

まっすぐ歩くのも難しい。立っているとクラクラして来ました。

子供達はも「怖い!」「見えない!」と、はじめての暗闇を怖がっていました。

ぽわーんと、小さいけれど力強いホタルの光を数回観察することができました。

光る度に、「うわっー」と歓声が沸き起こりました。

子供達が観察できるよう、こうへい先生が事前にホタルを一匹捕獲して、

小さなケースに入れておいて下さいました。それが、一行を導くランタンのようで幻想的でした。

盛りだくさんの一日。お腹いっぱいの一日でした。そして子供達はこんなに仲良しになりました。

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JAみどりの産地交流会「田んぼの体験!草取りと生き物観察」一日目①

 77日(土)8日(日)、宮城県「JAみどりの」産地交流会「田んぼの体験!草取りと生き物観察

に参加して来ました。

先週迄のうだるような暑さとは打って変わって、数日前から日本列島全域で雨続き。

出発日の東京も小雨の交じる曇り空でした。

「田んぼに入れるのかなぁ?」「ホタル見に行けるのかなぁ?」不安は募りました。

ですが、東京駅で我々(子供達)を待ち受けていたのは、憧れあの緑のボディー!

そう、「E5系新幹線」です。写真を撮ったり、ボディーに触ったり、どの家庭も一気にテンションMAXです。

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総勢24名で旅がスタートしました。

 車内で早々に駅弁を食べ、気合充分、JR古川駅に降り立ちましたが・・・。

やはりお天気は雨・・・。

おまけに肌寒い・・・。

寒さ厳しいこの地域の生産者さんも「今日は、寒いよ〜。」と口を揃えておっしゃっていました。

レインコートや長袖シャツに衣装チェンジし、最初の「タマネギ収穫体験」へ。

生憎の雨で、収穫はできませんでしたが、事前に収穫してあったタマネギの根っこをハサミで切る作業をさせて頂きました。

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お土産にできるということもあり、大人の方がやや真剣。

お土産袋を持ち上げては、「もう少しなら持って帰れるかなぁ?」「このくらいが限界かなぁ?」と頭を悩ませていました。

子供達はというと、早々にカット作業を終わらせ、ビニールハウス脇にいた生き物に夢中でした。

中でも、小さなカエルには大興奮。「さわらせて!」「みせて!」「もっと探そう!」

今朝はじめて東京駅で顔をあわせた子供達。一気に仲良しになっていました。

因みに、「こんなにタマネギに囲まれての作業、目から涙が出ないんですか?」

と生産者さんに子供と一緒に質問してみました。

「そんなの、疾うに感じなくなったよ。」と生産者さん。

 さて、子供達の元気パワーにおされてか、雨雲は一時退散。

今回の目玉でもある「田んぼの生きもの観察」と「田んぼの草取り」を当初予定通り実施することができました。

手渡された金魚網を、田んぼのドロの表面を撫でるかのように軽く入れ、そして持ち上げる。

すると網の中には、動くものが色々。

大崎市自然環境専門職員の鈴木こうへいさんが、虫の名前や特徴、メス・オスの見分け方を丁寧に解説して下さいました。

皆さん、真剣に耳を傾けていました。

子供達は太もも近くまで泥まみれになりながら、競うかのように、取り敢えず「生きている物」を小さなバケツに集めていました。

小さなゲンゴロウ、アメンボ、マルタニシ、ヤゴ、ザリガニなど。

初めて目にする生き物も沢山いました。

「グワァー!!」田んぼに足をとられ、お尻までつかってしまっている子供もチラホラ。

我が子がそうなった時に備え、田んぼ脇で控えていた私も、まるで図鑑をひっくり返したかのように沢山いる生き物に、

居ても立ってもいられなくなり、結局サンダルを脱ぎ捨て、裸足でヌル〜、ボタ〜ンっとした田んぼの中に入ってしまいました

そして直後に、この日初のガムシの幼虫をゲット。子供達を喜ばすことができました。

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 美味しいササニシキのおにぎりのおやつを挟み、その後草取りを体験しました。

機械で取り切れない部分は、やはりマンパワーに頼る他ないとのこと。

美味しいお米の減収にならないよう、皆で力をあわせました。雑草は想像以上にしっかり根をはっており、

少し引っ張っただけではブチッと上だけがちぎれてしまいました。

しっかり腰をかがめ、指先を泥の中にぐぐっと埋めて、根っこから抜き取る作業。短い時間でしたがとても大変でした。

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 さて、草取り中も足の裏にはマルタニシのコロンとした感触が。

昔ながらの生き物が沢山生息する田んぼ。

丹精こめて作られている美味しいお米。

生産者さんの努力の賜物です。

2018年6月25日 (月)

かもめ 6月号

Yokohamaminami PDF版はこちらkamome_201806.pdf

2018年6月10日 (日)

田植え!春の体験  JAみどりの 2日目!

2日目の朝は小鳥の声で朝早く目が覚めました。

Dsc_0845_3 今回宿泊したロマン館の前には芝生の大きな公園があり、パークゴルフをしたり、

駆けまわったりして遊ぶことができます。ちょっとした遊具もあります。

Dsc_0843_5 宿の裏手には河童が出てきそうな池があり、その奥にはしんと静まる森が広がり冒険心をくすぐられます。

しかし、本当にカッパが出てきそうなので一人ではいけません。

河童にはめったに会えないかもしれませんが、クマはたびたび出没しているらしいので注意です。danger

早朝からもうちびっ子たちが元気に走り回り、パークゴルフをして遊んでいます。

ヤマボウシの白い花が山の緑に映えていました。

Dsc_0859_2 さて、2日目はまず、1200年の歴史をもつ由緒ある箟峯寺を拝観しました。

Dsc_0855_2 山の上にあるお寺には、樹齢900年以上の大杉のご神木が歴史の重みを物語るかのようにそびえたち、

この地域の人々の暮らしを見守っていました。

Dsc_0864_3 次に、昨日の生きもの観察でお世話になった鈴木さんに説明していただき

水田に浮かぶ森のような屋敷林「居久根」を見学しながら世界農業遺産について学びました。

Photo_3 お昼には女性生産者のみなさんと参加者全員でロングのり巻きを作りました。

今年の記録はなんと!18m!去年の記録を大きく更新したそうです!

すぐに切り分けてお昼ご飯にいただきました。

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JAみどりののおかあさんが用意してくれたタケノコの煮物や山菜の佃煮など。

どれもおいしかったですが、私はキュウリの佃煮が一番お気に入りでした。

御飯が何杯でも食べられそうな味です。

しかし、キュウリを大量に使って作られるので一般家庭では作ることはできない、

産地ならではの贅沢な逸品でした。

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おみやげもいろいろ!

JAみどりのの大豆で作ったお味噌をいただきました。

お麩やシソ巻きも特産品でおいしいです。

美しい自然と田んぼに囲まれ、たくさんのことを学び、あっという間の2日間でした!

riceball夏の交流の申し込みは終わってしまいましたが、秋や冬の交流のご案内は今から始まります。

ぜひ、おいしいお米の産地JAみどりのの交流に参加してみてくださいね!

2018年6月 6日 (水)

田植え!春の体験  JAみどりの 1日目

今年、横浜南エリアでは宮城県の『JAみどりの』と交流を重ねていきます。

新しい出会いが多くの発見や学びのきっかけになりますよう。

産地交流やお料理教室など、楽しみながら活動できたらと思っています。

5月26日~27日の2日間、JAみどりの春の交流に参加してきました!sun
東京駅から2時間ちょっと。bullettrain新幹線を降りるともうそこは「宮城ひとめぼれ」のふるさとです。

JAみどりのの職員さんが「おかえり~」と言って迎えてくれました。shine

さて、早速バスに乗り、田んぼへ向います。bus

まず、昔ながらの稲の種まき体験です。

苗床は思っていたより重く、大変な作業です。

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苗床に土を均等にならし手動の種まき機で種を撒きました。

昔はこのように一枚一枚苗床を作っていたそうです。

ハンドルを回すと均等に種が撒けて苗床が出てくるので、子供たちは楽しそう。

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次はいよいよ、田んぼで生きもの観察です。

大崎市職員で生きもの先生の鈴木さんに捕まえ方や観察のしかたを教わります。

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カエルやドジョウ、タニシやカブトエビなど、その種類の多さに驚きました。Dsc_0808_horizon_2

田んぼの生きもの先生の鈴木さんの話しに聞き入る子供たち。

捕まえた生きものは観察したあと元いた場所に返します。

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田植えの前におやつをいただきました。riceball

田んぼで食べるササニシキの塩おにぎりはとってもおいしかったです。

生産者の星さんが作った苺もいただきました。ものすごく甘くておいしかったです。

Dsc_0811 苺を配る(かーるおじさん)の後ろで田んぼの畦を切る作業をしています。

私たちの植える左の田んぼに右の田んぼから水を流しています。畦ってシャベルで切ったりするんだぁ。

と、水の管理の一面を見ました。

Dsc_0815 いよいよ、田植え作業です。生産者のお孫さんたちが見本で田植えをして見せてくれました。

流石に上手です。どんどん植えていって私たちが植える分が無くなりそうな勢いです。

こうしちゃあおられないので、さっそく後に続きます。

裸足になっておそるおそる田んぼに足を入れると、何とも言えない感触!

大地の温かさを感じながら田植えをしました。

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一仕事終えて記念撮影!宿に入って温泉で汗を流したら夜の交流です。

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郷土料理のすっぽこ汁と地元で作られているハム、ホヤ貝などいただきました。

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おいしい米どころにはおいしいお酒があるのは必然のことで、

いろいろたくさんいただきました。bottle

『ささ結』はここでしか買えない貴重な酒だそうで

甘くてデザートのような日本酒でした。

宮城の銘酒といったらJAみどりのの米で作られている『一ノ蔵』で、

なかでも『一ノ蔵 無鑑定』はすっきりとした辛口で食事にも合い、

生産者のおとうさん一押しでした。おいしかったです。catface

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そして、shine今日の逸品!みどりののおかあさんの愛用の『米袋トートバック』shine

たくさん入って丈夫なんだそうです。小さいサイズもあります。

どこで売っているのだろう?わたしも欲し~い!!!lovely

いい気分になったところで、お開きになりました。

flairさて、隣接の温泉施設には「月見風呂」moon3というものがあり、月を見ながら寝転がって温泉に入ることができます。

お湯はかなり浅いので、明るいうちは恥ずかしいのですが、夜だと大丈夫!happy02good

いい気分で解放感浸りながら、月を眺めて風流な気持ちになれます。ぜひ、おすすめですよ。

2日目に続く!

2018年5月28日 (月)

かもめ 5月号

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2018年4月23日 (月)

かもめ 4月号

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2018年3月26日 (月)

かもめ 3月号

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2018年2月26日 (月)

かもめ 2月号

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2018年2月25日 (日)

安い!おいしい!健康的! 基本の とぅるりんゆで鶏

最近話題の鶏ムネ肉

パルシステムの鶏は光と風が入る開放鶏舎でのびのびと育てられ、

抗生物質や抗生剤を使わずに育てられました!!

ムネ肉は脂肪が少なめでたんぱく質が多く、やわらかくてあっさりしているのでどんなタレにも合います。

横浜南エリアのおしゃべり会でも好評だったので作り方をご紹介します!

<材料>

・鶏ムネ肉 2枚 ・塩 適量 ・こしょう 適量 ・片栗粉 適量

20171208_132704    鶏肉を繊維を切るようにそぎ切りにします。

<作り方>

・解凍した鶏ムネ肉を削ぎ切りにする。

・塩、こしょうして片栗粉をまぶす。

・フライパンに湯を沸かし、火を止めてからくっつかないように肉を入れる。

・再び火をつけ沸騰したら火を止め、ふたをして余熱で仕上げる。

 白くなり生肉の弾力がなくなれば取り出す。

20171208_141635         左 長ネギタレ 右 にんにくタレ

<おすすめのかけダレ>

①便利つゆ、酢、ごま油、長ネギのみじん切りを混ぜる

②マヨネーズ、ポン酢、にんにくのすりおろしを混ぜる

割合は便利つゆ、マヨネーズそれぞれ2に対し、酢、ポン酢は1、

ごま油、長ネギ、にんにくは味見しながら適量でお好みに合わせてください。

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