地域の戦争体験を聞く会
皆様は戦争と聞いて、リアルに思い浮かべる事は出来ますか?
私を含め、多くの組合員さんは戦後生まれの戦争を知らない子供達(古い)でした。
5月26日、横浜中センターにて【地域の戦争体験を聞く会】を開催しました。
地元の戦争体験をされた方をお招きして、70年前の5月29日にあった横浜大空襲のお話や当時の貴重なお話を伺いました。
当時の風潮や教育がどんどん軍国主義になっていった為、自然と男は兵士となって死ぬ事を、
女は息子や夫を戦地に送り出す事を求められ、その死に涙を流す事さえ許されませんでした。
そして空襲があり、横浜の中心部は焼け野原となりました。
詳しく書くと残酷で、涙の出そうな事実がたくさんありました。
それはフィクションでなく実際横浜で起こった事実です。
戦後70年の節目に、テレビで見る情報とはリアリティーの違いがある体験者のお話を聞けて
良かったと思います。
当時食べられた(当時ではごちそう)試食を囲みながらの交流で、当時の教育についての質問も出ました。
敵=倒すべき悪。自分=国家のために命を投げるべき。
反論の余地の無い洗脳です。
親として、そんな風潮に子供をさらしたくありません。
今日本は軍事国家へと歩んでいるという人も居ます。
そんな気は無かったのですが、日清戦争からの当時の流れも、戦争は遠い外国の話で、まさか
太平洋戦争のような国民総玉砕の流れになるとは思わなかったようです。
今の私たちに必要なのは、同じ過ちを繰り返さないために一人一人が平和について考え、子供に伝えていく事だと思います。
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