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2023年7月

2023年7月31日 (月)

湘南カフェテリア 7月31日発行

Syonan_2

PDF版はこちらshonancafe_202308.pdf

2023年7月25日 (火)

日本の米で育てた豚肉を知ろう!こめ豚編

産直豚肉についてはわかりましたか?
さてさてここからがこめ豚についてですよ~

今回こめ豚について動画で語っていただいたのはポークランド代表の豊下勝彦さん

ポークランドは…

秋田県にある大規模養豚農場でSPF豚(指定された5つの病原体を持っていない豚)
を放し飼いのように「バイオベッド豚舎」を中心に
ストレス軽減し健康な豚を育てる努力をしている養豚農家ですpig

豊下さんのお話の中でぽんたが衝撃wobblyだったのは

現在の日本は飼料を輸入に頼っている一方
お米約500万トン生産できる耕作放棄地や休耕田があるsign03

豚肉の国内自給率はなんと50%
飼料も考慮したカロリーベースは約6%
ちなみに2020年の食糧自給率(カロリーベース)は戦後と同じ37%
「国産豚」とうたわれている豚ですら資料の多くを輸入に頼っている

ということでした

豊下さんの思いは熱く
このような自給率の低い現状からこれは何とかしなくては!
国民を守るのは自国の食べ物だ!と…
畜産から始まる食料革命、安心安全さらにその先まで見据えたお話をされていました

 

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こめ豚はこのような現状から抜け出すために2006年パルシステムが日本で自給できるお米を使えないかと産地と話し合い、ポークランドと岩手、秋田の稲作農家がそれに応え始まった取り組みです

2007年より作付け、2008年2月より供給が始まり

当時は仕上がり期(出荷前75日)に10%の飼料用米を混ぜていました

2015年には30%、2022年には40%にアップしていますupwardright

 

こめ豚に取り組んでいたことで2011年の東日本大震災時に外国からの飼料が届かなくなって豚を餓死させるしかない状況下を乗り越えることが出来たとのこと

海外に頼るということはこういうことなんだと実感し配合率を上げたそうですflair

米食率が下がる中、稲作農家にも飼料用米を作るということはメリットにshine
田んぼを一度やめてしまうと再生に何年もかかるsign01
コロナ渦で飼料が高騰、外食産業が打撃を受け米の需要が激減sad
でも飼料用米を生産することで交付金もあり田んぼを維持できているそうです
こめ豚の取り組みは双方の生産者にもwin-winの取り組み
そして消費者である私たちのはおいしい安心安全な豚肉が食べられる
win-win-winの関係なんですねhappy01

参加された組合員の皆さんからの質問をいくつか紹介しますsign03
本当は(株)パル・ミートの職員が答えてくれたのですが
ここはにゃんた先生が代わりにお答えしますhappy01

Q1Q2


 

動画の中で紹介されていた豚さんたちは微生物の多い発酵床が敷かれたバイオベッド豚舎でゆったりと生活していました

いつかは私たちの血肉になってくれるとは言えその生ある限り豚らしい穏やかな飼育環境を与えられるってことは幸せですねheart04

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組合員が買い支えてきたことで今では年間約33000頭が出荷されています
これにより輸入トウモロコシ2772tが国産飼料米に置き換わっているそうです

配合率40~50%が実食から最適の割合とのことなので今の配合が一番おいしいとのこと

ぜひ毎週カタログに載っていますのでみなさんも一度お試しになりませんか?

 

私たち1人1人がそれぞれでやることは小さい力ですが
集まれば飼料自給率が上がり、食料自給率向上に貢献できるのですね!

 

日本の米で育てた豚肉を知ろう!産直豚肉編

こんにちは ぽんたですhappy02

世界の平均気温、観測史上最高を更新!sweat01なんてニュースが流れる今日この頃
日中は屋外に出たくないくらい熱いですねcoldsweats01
電気代高騰でエアコン付けるのも躊躇しちゃうし…
ぽんた宅はマンションの5階なので窓全開でまだエアコンのお世話にはなっていませんが
命と電気代だったらみなさん命選んでくださいね(当たり前ですが…)sign03
のどが渇いた時にはすでに軽い脱水症coldsweats02
特に体内水分量が少ない高齢者
体の小さい乳幼児などはすぐに脱水になりますからこまめな水分補給を忘れずにsign03
その際にはミネラル(ナトリウム等)も忘れずに摂取してくださいねshine

 

さてさて6月21日湘南エリアでは「日本の米で育てた豚肉を知ろう!」こめ豚の学習会を開催しました

今年度湘南エリアは「米」を推していくので1回目の企画は「日本の米で育った豚」に焦点を当てました

 

㈱パル・ミートから講師の方をお呼びしてオンラインで開催しました

まずはパルシステムの「産直豚肉」についての説明

産直豚肉

  • 生産者・産地が明らかであること
  • 生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること
  • 環境保全型・資源循環型農業を目指していること
  • 生産者と組合員相互の交流ができること

 

この<産直が目指す四原則>に沿って生産されています

 

生産の特徴としては

  • 豚はとってもデリケートな動物で一般的には法廷休薬期間ぎりぎりまで抗生物質を添加しているが産直豚肉は出来るだけ薬に頼らずストレス軽減し自然治癒力や免疫力を高めることに努めている
  • 飼料の研究を行いおいしい豚肉を生産する努力をし内容を明確にする

 

パルシステムの食肉の特徴は

  • 産直産地から関連会社である(株)パル・ミートによる一貫管理で消費者の手元に届いていること
    一般流通だと生産者、加工流通者、消費者が相互にわからないことがありますが
    フードシステムをトータルに管理することで「安全」で「おいしい」肉の供給が可能
    飼料の研究を行いおいしい豚肉を生産する努力をし内容を明確にする
  • 美味しさにこだわった1度も冷凍されていない「冷蔵豚肉」がメイン
    もちろん利便性の高い「冷凍豚肉」もあります
    冷凍豚肉は長期保存ができるので買い置きが出来る
    薄く切ることが出来る(しゃぶしゃぶ用など)
    小分けが出来る等
    冷凍肉のポイントは「ドリップを少なくする」
       ・冷蔵庫でゆっくり解凍
       ・お急ぎの時は流水解凍

   

パルシステム神奈川に届く産直豚肉は
秋田県のポークランドグループ
神奈川県の山口養豚場
から主に届けられますdash

山口養豚場はパン豚でも神奈川の組合員さんにはなじみがありますねsign03

こめ豚については次のブログで紹介しますsign01

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