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2011年7月 3日 (日)

『JAみどりの 生きもの観察と初夏の交流』に行ってきました

7月2日~3日、宮城県大崎市にあるJAみどりの にて行われた

初夏の産地交流に一家で参加してきました。

横浜北エリアからは私たち家族、相模エリアから活動組合員1名、一般のご家族3組ほか職員・理事の参加がありました。

週間天気では70%くらいの降水確率ということだったので心配していましたが、お天気が変わり、二日ともお日様のもとでいろいろな体験をすることができました。日中は暑かったですが、、横浜の猛暑に比べたらさほど苦にはなりませんでした。

東京駅から東北新幹線・古川駅まで約3時間。古川に到着するとJAみどりのの高橋さんが出迎えてくださいました。(5月に北エリアで行なったお米の学習会にも出席してくださった方です)

現地到着後、早速コア・フード米の田んぼで生きもの観察を行いました。

配られた小さな網を使って、田んぼの水を静かにすくい取ってみると、小さな生きものがかかっていました。虫かごに少し水を入れてそこに放して観察してみました。

役場の職員をされているスタッフさんに生きもの博士がいらっしゃって、小さな網で取れた生きものを解説してくださいました。

ヤゴ、タニシ、ドジョウの稚魚、アカガエルなどなどいろんな生きものがいました。

ゲンゴロウを小さくしたようなゴマフガムシもいました。(幼虫が肉食、成虫は草食なんだそうです)

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トンボが飛んでいました。捕まえた・・というよりトンボのほうからこちらに遊びにきたような・・。

アキアカネという種類だそうです。

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ザリガニの子どもです。うっすら半透明の体をしています。

続いて、コア・フード米を作っている大子田さんの説明を受けました。

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草取り に挑戦です。

田んぼにズブズブと足を入れると・・お日様のせいで生温かい感じがするのですが、

ずっととどまっていると土のヒンヤリ感が徐々に伝わってきました。

子どもいわく「あったかくて、ふかふかしてる~」

今年は震災の影響で田植えが例年より1週間遅れたこともあり、稲の背丈は低い

気がしました。

キレイに並んでいる稲の周りにある稲以外の草を取っていくのですが、ホタルイ

という草は葉が細長くて一見、稲とまぎらわしくまだ背が低くて水に浸かっている

部分が多いため、ド素人には見つけにくかったです。

また、今回、初夏の産地交流ができるのか生産者の方も心配されたようで、

いつもより事前に道具を使って草刈りをしてくださったらしく、草ボウボウという

感じではありませんでした。しかし、人がこうして田んぼに入るだけでも、田んぼ

に酸素が入り、雑草が生えにくくなるため、稲にはいいことなのだと説明してくだ

さいました。

初めは恐る恐る・・田んぼに入った子どもたちも、どんどん進むにつれておもしろ

くなってきたようです。

もうすぐ田んぼの端っこに着く・・というとき、息子が取水口の近くだったのかちょ

っと深いところにはまって、お尻まで泥に浸かってしまいました。sweat01

でも、あとから考えるとそれでより田んぼの雰囲気になじんで、田んぼや沼での

活動に積極的になれたような気がします。

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一度、営農センターに戻った後、今度は玉ねぎの収穫体験のため、

玉ねぎの圃場に向かいました。

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玉ねぎの収穫方法について説明を受けます。

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根元をしっかり持って、前後左右に揺らしながら抜いていくと、

大きな玉ねぎが姿を現します。子どもたちも面白がって夢中で抜いていました。

そのあと、根っことねぎ上部をハサミで切ってバットに集めていきました。

ねぎのにおいが一面に漂います。

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この玉ねぎは他の野菜と一緒に参加者の自宅へ宅急便で送ってくださいました。また、夕食や朝食の調理にも使われたそうです。こちらの玉ねぎは、カタログではまず代替品としての扱いになるそうです。(手続きの関係だそう)でもそのうち、複数産地のひとつとして「JAみどりの」の名前が載ることでしょう。

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宿泊先である「ロマン館」に到着。

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5時半から夕食&交流会が始まりました。

生産者の方々もテーブルについていろいろとお話しをする時間が持てました。

今回、大和センターの配送担当の職員さん達も参加されていて、大和センターで

募集した応援メッセージ等の贈呈も行なわれました。

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食事はJAみどりのの女性部の方々の手作り。野菜もりだくさんの料理です。

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しそでみそをまいた「しそ巻き」こちらではポピュラーな料理だそうです。

甘く味付けたみそとしその香りがおいしい一品。お酒のつまみに合いそう。

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鹿島台地区の生産者の方々とお話しをしました。

みどりのの中では南部にあり、津波の被害のあった地域にも近い地区です。

また、JAみどりので生産している米粉を使ったレシピを作られている女性部の

方ともお話しをしました。こちらの米粉はまだ生産規模が小さいため、パルシステムの

カタログに載せるまでには至っていません。お米の消費を少しでも増やすために米粉

をつかったパンを予約注文を受けて販売しているそうです。

子どもたちはお菓子を配ってもらったり、花火をしてもらえたりしました。

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交流会後、ホタルの観察会が行なわれました。車で30分ほど走り、外灯が一切ない

真っ暗な森へ。地元の方たちも、少人数ではちょっと怖いと思うほど人工の明かり

がない森。最小限の照明で沢のほうへ移動していくと、木々の間をゲンジボタルが

舞っていました。誰かが急にライトをつけたの?と見紛うほどの明るさで頭上を

飛んでいくホタルも。とても幻想的な光景を楽しむことができました。

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二日目:

大豆の種まき体験

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これが大豆の種

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二粒ずつ10センチ間隔で蒔いて、軽く土をかぶせます。

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本来は春の交流で行なうはずだったのですが、震災のため今回の交流の

メニューに入りました。これが冬の味噌作りの材料になります。

震災で塀が崩れてしまい、今回種まきをした畑の奥は水はけが悪くなって

しまったそうです。

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下のほうから水が染み出てしまっています。↑



さて、いよいよ蕪栗沼へ。

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ラムサール条約に登録され、国際的に重要な湿地として保護されている

蕪栗沼とその周辺の水田。

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ここでも網で沼の水をすくってどんな生きものがいるか観察してみました。

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フナや小さな沼エビがたくさんいました。

息子が見つけたのは・・・大きなクモ! ↓

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水をはじくカラダをしているようで、水に浮いていました。

場所を移して、沼地にも入っていきました。水上にはアメンボの姿が。

ここに冬になるとマガンがやってくるのだそうです。

マガンのような渡り鳥は、一箇所の湿地を守っただけでは生息できません。

世界中のマガンの中継地点を守っていかなければいけないんですね。

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「田んぼの緑ってなんて青々とまぶしいんでしょうannoy

道の左右にずっと広がる田んぼ。自分の住む地域にはない光景です。

目が休まる~

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これで、今回の産地交流のプログラムは終了です。

昼食後、ふりかえりを行いました。

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震災の影響もまだちらほら見受けられました。

仙台駅付近では瓦屋根に青いビニールシートがかぶせてあるところが

車窓から見え、古川駅から営農センターに向かう途中では傾いた電柱や

集められた瓦礫の山、中には倒壊した家もありました。

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みどりのの地域では、津波の被害はありませんでしたが、3月11日以降、

電気や水道が1~2週間使えない生活を送ることを余儀なくされたり、

農協の建物もパレットに積んであったお米が崩れたり、倉庫にも甚大

被害があったそうですが、そのような中でも生産者の方々は、秋の収穫に

向けて一生懸命にお米作りに尽力されていることが伺えました。

先日の予約登録で「ひとめぼれ」を登録したのですが、今から食べるのが楽しみです。

いろいろな体験をさせてもらい、特に子どもたちには初めての体験ばかりで

大きな刺激を受けたことと思います。生産者の皆さんの笑顔が印象的でした。

大変お世話になり、ありがとうございました。がんばれ!宮城みどりの!

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Radha

2011年5月25日 (水)

◎アーサー・ビナード氏平和講演会

原発と原爆は同じ穴の・・・ 

”安心”であるということは、現在、存在しないのではないか?という言葉から
講演は始まりました。
「ウソであることを真実だと信じていれば安心できるけれど、
たとえば50年後、本当に安心できる社会であるためには
今いわれている”安心”を信じない方がいい」

なぜ原子力発電は他の発電より広く行なわれてきたのでしょう?
”CO2を出さない”というコピーとともに原子力発電は推進されてきたといいます。
(実際、現在日本の発電は3分の1は原発によるもの)

「原発は地球にやさしい、クリーンなエネルギー」というキャッチコピー
は果たしてはたして本当でしょうか・・?

アーサーさんはラジオの仕事で頻繁に青森を訪れるそうです。
おもむろに取り出した青森地域の雑誌。その大広告主が「日本原燃」。

使用済みの核燃料の再処理をすすめる機関で、
六ヶ所村でのプルサーマル計画をすすめている会社です。

(あとで調べてみたら、
社長は東京電力元取締役理事広報部担任の川井吉彦氏、
会長は東京電力社長の清水正孝氏でした)

プルサーマル計画とは、使用済み核燃料であるプルトニウム
ウランを混ぜたMOX燃料を再び通常の原子力発電所で利用すること。

このプルトニウムは長崎原爆にも使われた物質で、
かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性を持つ」物質と言われています。
そもそも核兵器くらいしか使い道がありません。

そんなものを扱っていて、「クリーンで地球にやさしい」はずがない。

アーサーさん曰く、「六ヶ所村での再処理工場が正常に稼動すると
原発が1年間で放出する放射能1日で出す・・!」

当然、プルトニウムが含まれたMOX燃料だって危険なはずです。
(六ヶ所村の北部、下北半島には大間原発が建設中ですが、
そこではMOX燃料も扱えることが特徴となっています。)

そして、福島第一原発3号機もMOX燃料を使用するプルサーマル型。
*ちなみに、3月16日、「水蒸気が出た・・」との記者会見がありましたが、
あのとき、プルトニウムが漏れてしまったのでは、という推測もあります・・。

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また、「原発はCO2を出さない」というのは大ウソ、世紀の詐欺だとアーサーさんはバッサリ。

「発電時に」CO2を出さないだけで、環境に配慮したクリーンエネルギー
とは絶対にいえません。原発を稼動させるために必要なウランの採掘や濃縮、
使用済み燃料の処理には別に大量のエネルギーを使うのであるから、そこ
でCO2を排出しているし、CO2排出と放射性物質の危険性は比較になりません。

プルト二ウムの半減期は2万4千年で、なくなるのに10万年かかるのだそうです(!!!)
それをかかえた六ヶ所村では、10万年ずっと冷やし続けなければいけないのです。
そこで電力を使い、CO2を出しますよね。もしも冷やさないと燃えて爆発してしまいますし。

福島原発の事故処理にどれだけのCO2が出たか、政府は全く問題にせず
公表していないことも指摘されました。

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第五福竜丸事件:1954年3月1日
アーサーさんがベン・シャーンの画作に言葉をつけて編集した
絵本「ここが家だ」。
この第五福竜丸事件を題材にしたものです。

この船の船長だった久保山さんは乗組員に言ったそうです。
「船や飛行機が見えたら知らせよ。そのときは、すぐに焼津に無線を打ち
自分たちの場所を知らせる。そうでなければ無線は打たない」
と。

どうしてか?講演でそれを説明してくださいました。

秘密裏に行なわれた水爆実験を目の前にして、放射能の灰をかぶった
第五福竜丸。もしアメリカに見つかっていたら即座に攻撃されてその船が
いたことさえも消されかねないと久保山さんは察知したのです。
だから、もしアメリカの船や飛行機が近づいてきて、自分たちの存在が見
つかり攻撃されそうになったときだけ、最後の抵抗として日本に無線を出
そうと決めたのだそうです。
実際は、アメリカに見つかることがなかったので、焼津に無線を送ること
もなく、放射能に体を蝕まれながら2週間かけて焼津港に着きました。
しかも朝のせりの中に船が入港すると大騒ぎになると考えて、せりが終わ
るころを見計らって港に入ったのだとアーサーさんは話してくださいました。

以前、新木場にある第五福竜丸展示館に2度足を運んだことがあるので、
この事件のことも久保山さんの名前も知ってはいましたが、
アメリカの行動を意識した内密の行動については初めて知りました。

この事件を1954年3月16日読売新聞をスクープし、核廃絶の動きが始まった
といいます。

時期を同じくした1953年アメリカ・アイゼンハワー大統領は国連総会で
”Atoms for Peace”と演説し、そこから原子力の平和利用の概念が生まれた
そうです。

この演説を受けて、中曽根康弘が指揮をとり、原発予算が最初に計上された
のが昭和29年(1954)。
くしくも第五福竜丸事件と同じ年。
資源を持たない日本の国策として原発建設が推進されたのです。

だが、そもそも原子力の”平和利用”など可能なのでしょうか?

”平和利用”の名目で原発が建てられるのと、
”軍事利用”として原爆が作られること。器が違うだけで結局は同じ。


アーサーさん: 「同じ穴のムジナなんていうとムジナに失礼なくらい」

原子力エネルギーを利用して原発を建設して生み出される大量の高レベル
放射性廃棄物。
特にプルトニウムは半減期が2万4千年、完全になくなるのに10万年という
気が遠くなるくらいの年月と別のエネルギーが費やされます。

大量に産み出される廃棄物の処理は、1000年後、5000年後・・という未来
の子どもたちに大きな負担となります。

原子力の平和利用などありないわけです。

今、六ヶ所村のプールは3000tものプルトニウムでいっぱいだそう・・。

そんななか、六ヶ所村の北にある東通(ひがしどおり)原発には
東北電力の原子炉が一基稼働中で一基計画中のほか、
東京電力の原子炉が建設中・計画中だといいます。
青森から東京まで(私たちが住む横浜も含め・・)電線を引いて
電力を送ることを計画しているわけです。

近く青森県知事選が行なわれるそうで、アーサーさんが候補者についても
説明してくださいました。(基本的には原発推進派同士の戦いになるようですが;;)
福島原発のことも受けつつ、県民はどういう判断をするのか気になりました。


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原子力に代わる自然エネルギー、例えば太陽光発電。いわゆるソーラー
エネルギーはなぜ広まらないのでしょうか?

アーサーさん「お天道様は誰にでもついてまわる。原子力のように誰か
が利権を占有することができない。
地熱もそう。温泉宿で地熱発電しているところがあるそうだけど、そん
なことされたら、ソーラー発電や地熱発電設備を持っている個人や法人が
電力供給のドンになって、電力会社は電力供給のドンになれなくなる。
利権を占有できなくなることをいちばん嫌がっている権力者がいる」

大々的に謳われているキャッチコピーの裏には様々な権力者の思惑があるんですね。
マスな情報があふれるなか、それを見抜くのは簡単なことではありません。
常に「それって本当?」と疑う姿勢を忘れてはならないと感じました。

平和利用の名のもとに開発された原発は、100年後、1000年後、5000年後も
ずっと尻拭いをしなければならないものだという認識が、私たちには薄れていると
実感させられました。




Radha

2011年5月24日 (火)

産直米学習会「どんなお米たべてる?」開催!

2011年5月17日 (火)

YUMEひろば

5月12日新横浜本部にて“YUMEひろばを開催しました ~おやこぺんぎん~

朝からどんより曇り空cloudcloudに時折霧雨mistが混じるような、ちょっと肌寒い日だったので、参加者がゼロかもsweat01と心配していました・・・

10時半過ぎに、やっと1組の親子が遊びに来てくれて、メンバー一同ホッとしましたhappy01

今回の参加者はこのひと組だけでしたが、広い部屋でメンバーの子どもたちとおもちゃで遊び、手遊びや絵本も楽しみました。来月はたくさんくるといいねupと話をして終わりました。

次回の“YUMEひろば”のご参加をお待ちしていま~すnote

2011年4月21日 (木)

楽食ちゃ~ぶ 定例会レポ

2011年 04月 18日

横浜は例年よりも長めに楽しませてくれた桜が
新緑の季節へ向かおうと葉を茂らせ始めています。
自然の美しさや、その恵みの貴さを胸に刻みながら、
私たち「楽食ちゃ~ぶ」も新年度始動です!
定例会レポ―トをお届けします。


新年度を迎えるに当たり、
楽食ちゃ~ぶとしては、
日本において、唯一自給できている「お米」を
もっとおいしく食べられる方法を模索していきたい!!と、
年間のお題として

「ごはんのおとも」
と掲げさせていただきました。

そして、4月は、ごはんのお供になる
“旬もの”に、ズームイン!!しました。


新年度からはメンバーが7人となり、
それぞれの「我が家の味」が勢ぞろい!!
その逸品たちがこちらです!!


「この時期限定!!やわらか旬昆布の酢漬け」
「大根のさくら漬け」
「春野菜の梅酢漬け」
「しっとりジューシー鶏そぼろ」
「明太子と卵のふりかけ」
「きゅうりの糠漬け」
「大根葉のつゆ漬け」
「新玉ねぎの彩りサラダ~新玉ねぎドレッシングかけ」
「ゆず大根」
「なめたけとしらすの醤油煮 with ウーシャンフェン(五香粉)」
「なめたけとしらすの醤油煮 with 黒こしょう」
「いかの塩辛」
「ゴマ風味の白和えベース with ホウレンソウ」(パル商品)
「産直ジャガイモのサラダ with きゅうりの塩もみ」(パル商品)
「レンコンと鶏そぼろの和え煮」(パル商品)


今回も興味深い品々がそろいました。
「ごはんのおとも」というだけあって、
お茶碗についだご飯は
あっという間におなかに消えてしまいました。



試食しながら、作り方を教えあったり、品評したり、
さらなるアレンジ調理法話が飛び交ったり、
頭も口もフル回転!!でした(笑)。





そして、お料理するにも、
食材あってこそですし、
エネルギーあってこそ日々の食卓が
まかなえます。

今回の震災をきっかけに、
「家庭から地球環境につながる働きかけ」は、
実は小さくないものだと、感じることが多く、
それぞれの「生きた知恵」を出しあいました。

中でも多かったのは、節水やお水の活用術。

・ペットボトルに水道水を入れてストックし、 洗いものなどに活用
(時期にもよるが、飲み水としてでなければ1週間以上使用可能)
・洗濯に風呂水を使う(くみ上げホースを使わずバケツで投水)
・トイレの手水も風呂水を小さな洗面器に汲み置いて使う
・蛇口からでる水の水圧を下げるように、ちょろちょろ水にする
・食器洗い時はできるだけ少量の水で済むように
 ふき取る・つけおく・ちょろちょろ水でのすすぎ
  →洗い流した後の水もためながら洗い、シンク洗いなどに使う
・石鹸ってやっぱりいい!環境にやさしい!!ということも再確認(筆者)


また、非常用食品などは、賞味期限切れに気づかないことも多く、
マメなチェックと、非常用品も使用方法を確認、さらには、実際に使ってみる
必要性も話に出ました。


それから、「食べる」ことに関しては、
「食するまでの過程を丁寧に、大切に」
と声が上がりました。
「洗う・ゆでる・漬ける…」などなど
昔からの知恵を生かしていきたいね~。
と、話はまとまっていきました。


体を生かし、育むことに、真摯に丁寧に取り組むと、
地球にも優しくなれるかな!


以上、定例会レポートでした。

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